その前に、昨日ご案内させていただきましたサドルカーフのご褒美企画に関しまして、早速何件がご質問をいただきましたので、皆さんとシェアさせていただきます。
まず、今ご注文いただいている靴が製作中、もしくはこれから製作する状態などという方に関しまして、この企画商品を予約をした場合に、正式にオーダーするのは製作中の靴の納品の時で良いですか?というご質問ですが、
納品時でOKです。
そのためにわざわざお越しいただくのも申し訳ないですから。
それから、この企画とは別枠としてデュプイのサドルカーフで靴を注文できますか?というご質問ですが、
正規の価格になりますが、ご注文いただけます。
そのほか、この革は女性用の靴にも適していますか?というご質問ですが、
基本的には問題ありません。
ただ、華奢な足の方の場合だと、たとえばフルブローグやセミブローグなどパーツがたくさん重なるようなデザインでは靴そのものが硬くなってしまう傾向がありますので、つま先のデザインがプレーンのものの方が安心です。
そのほか、まだ何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
さて、今日は数か月ぶりにウチの家内のクルマのオイル交換をしました。
5センチくらいのスロープに前輪を載せて、ロードクリアランスを稼いでからスタートです。
自宅でやるので、そんなに大掛かりな工具はありません。
基本的に最低限でやります。
ソケットレンチを使ってドレンを外し、エレメント用の工具を使ってエレメントを外します。
基本はこの作業とこれを戻す作業+オイルを注ぐ作業だけ。
全然大変な作業ではありませんが、どうしても始めるまでは億劫というか面倒くさいというか、気持ちが遠のいてしまいます。
だんだん歳をとると何かをすることに対して億劫になったり面倒になったり、さらにその奥には不安があったりします。
そりゃみんな歳をとるのだから、そういう気持ちがあって当然なのですが、何かに対して後ろ向きな気持ちでいるのってやっぱり嫌じゃないですか。
ムリして若くありたいということではなく、気持ち的にはいつも前向きでありたいと思うわけです。
以前にある方がこんなことを言っていました。
「不安があったら、その不安の気持ちを恐怖に変換しなさい。」と。
どういうことかと言いますと、不安というのは言ってしまえば見えないとかわからないとか、何だかわからないから漠然とした不安なのだとのこと。
それに対して、恐怖というのは怖い、恐ろしい、こうなったら嫌だという、具体的な物事に対する嫌な気持ちとのこと。
つまり、今回の私のオイル交換を例にとると、何だかわからない不安から、たとえばオイル交換をしていてドレンやエレメントが外れなかったらどうしよう?という具体的な恐怖、もしくはオイルを抜くときにドレンを無くしてしまったらどうしよう?という具体的な恐怖として事前に理解しておけば、十分な対策をとることができるのでその恐怖も無くなり、億劫な気持ちも改善されるということです。
実際、前回のオイル交換でドレンがなめてしまったため、ドレンボルトを14㎜から17㎜に交換しておいたので、今回はドレンがなめてしまうということもなく、ちょっと長めのスピンナハンドルも用意しておいたので、狭くてやりにくい体勢でも滞りなくオイル交換をする事ができました。
不安を恐怖に変換するのは、効果がありそうです。
今回は多少のゆとりを持って作業ができたので、オイルをこぼすこともなくキレイに作業を終える事ができました。
モノタロウさんも、ありがとう。
★★★お知らせ★★★
★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。
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