靴が完成すると、お客様からシューツリーのことに関してよく質問いただきます。
どんなシューツリーを選べばよいか、そもそもシューツリーが必要なのかなどなど。
時々勘違いをされている方がいらっしゃるので念のために説明させていただきますと、
シューツリーとは、靴を保管している際に靴の中に入れておく木(もしくはプラスチック)の物体で、
その目的は履いていて反ってきたつま先をまっすぐに伸ばすことです。
ラスト(木型)とは全く別のものです。
なので、どんなシューツリーを選べばよいかと言いますと、
しっかりと目的を果たすこと、つまり靴をまっすぐに伸ばしてくれればOKです。
私がおススメするシューツリーは、こんな感じのものです。
つま先側のパーツとカカト側のパーツが、突っ張り棒のような感じで構成されています。
そして、シューツリーを選ぶ際の注意点は、
①サイズが大きすぎないこと、もしくはきつすぎないこと。つま先を延ばすことが目的なので、無理矢理にシューツリーを突っ込んで靴を変形させてしまってはいけません。
若干緩いくらいでOKです。
②サイズのこととちょっと関連していますが、シューツリー自体の厚みが厚すぎないこと。サイズ同様に、シューツリー自体が厚すぎて靴を変形させてしまってはいけません。
③無駄に高価すぎないこと。これは好みの問題ですが、あくまでも目的を果たせればよいので、必要上に高価なものを選ぶ必要はありません。私がおススメするのは、3,000~4,000円のものです。
④表面の塗装は気にしなくてよい。無塗装のものが消臭とか殺菌の効果があるといわれることがありますが、確かにそれはゼロではないにしても、本来の目的の次以降に来ることなので、まず本来の目的を達成するものを選びましょう。
ちなみに、しっかりとつま先が伸ばせるのであれば、シューツリーじゃなくても良いと思います。
ただ、シューツリーはそのためのモノなので、ある意味合理的ではあります。
趣味で購入するのなら、どんなにすごいものを購入しても構いませんが、
実用を考えるのであれば、最低限目的を果たすもので十分でしょう。
★★★お知らせ★★★
【 お知らせ 1 】
4月13日(土)に、大阪梅田のRifare大阪店さんにて、店舗移転後初のイベントを開催します。
詳細は、また改めてお知らせいたします。
【 お知らせ 2 】
4月14日(日)に、神戸三宮のSUNさんにお邪魔して、皆様の足の計測をさせていただきます。
SUN×シューリパブリックで今後新企画の靴の発売を予定していますが、それに先駆けてご自分のサイズをご確認いただくための計測です。
ご注文の予定の有無にかかわらず、お気軽にお越しください。
詳細は、また改めてお知らせいたします。
【 お知らせ 3 】
5月25日(土)と26日(日)に、Rifare仙台一番町店さんにてイベントを開催いたします。
Rifare仙台一番町店さん におけるイベントは、今回が初めてとなります。
詳細は、また改めてお知らせいたします。
【 お知らせ 4 】
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
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