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ハンドソーンウェルテッドの靴のインソールは、こんな加工がされています。 グッドイヤーウェルテッドの靴は、インソールの裏側にリブテープが貼り付けてありますが、 その役割を果たすこのリブが、ハンドソーンウェルテッドの場合は直接インソールの裏側に加工してあるわけです。 そのため、インソール自体にある程度の厚さが必要になりますし、 その結果としてインソールがしっかりと汗を吸収することになります。 ちなみに、ここではグッドイヤーウェルテッドとハンドソーンウェルテッドをっ比べることが目的ではなく、 少量生産のハンドソーンウェルテッドと大量生産を目的としたグッドイヤーウェルテッドという構図になり、 それぞれにメリットデメリットがあるので、目的に合ったモノを選んでいただければ良いのです。 私たちシューリパブリックで製作しているのはハンドソーンウェルテッドであり、 少量生産でお客様一人一人の足に対応することができ、要となる部分を手作業で製作しているので、実際に履いていただいた時にやさしい履き心地になります。 インソールがこの形になるまでにはそこそこ手間がかかっていまして、 大きな1枚の革からおおよその形に粗裁ちしたモノの表面をサンドペーパーで荒らし、 水に浸けて柔らかくしたのちに表面が少し乾くまで放置し、 それをラストにクギで打ち付けてトリミングし、しばらく乾燥させるとラストの底面にピタリと合う形状になり、 そのあとにこのようにリブの加工をするという流れです。 私の先輩が言っていました。 「インソールの出来で靴の良し悪しが大きく左右される。」と。 インソールって、本当に大切です。 ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 4月13日(土)に、大阪梅田のRifare大阪店さんにて、店舗移転後初のイベントを開催します。 詳細は、また改めてお知らせいたします。 【 お知らせ 2 】 4月14日(日)に、神戸三宮のSUNさんにお邪魔して、皆様の足の計測をさせていただきます。 SUN×シューリパブリックで今後新企画の靴の発売を予定していますが、それに先駆けてご自分のサイズをご確認いただくための計測です。 ご注文の予定の有無にかかわらず、お気軽にお越しください。 詳細は、また改めてお知らせいたします。 【 お知らせ 3 】 5月25日(土)と26日(日)に、Rifare仙台一番町店さんにてイベントを開催いたします。 Rifare仙台一番町店さん におけるイベントは、今回が初めてとなります。 詳細は、また改めてお知らせいたします。 【 お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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