今日は午前中に仕事で浅草へ行ってきまして、その帰り道にコレを買ってきました。
梨です。
シューリパブリックの工房がある加須市より少し南にある久喜市や白岡市、そして春日部市は梨の産地なので、
そろそろおいしい季節だろうなぁって思い、春日部の梨農園がたくさんある地域を通ってきて、目に留まった農園さんで買ってきました。
この梨は「新星」という品種らしく、あまり出回っていないとのこと。
農園のご主人がとってもステキな方で、
「やっぱり食べてからじゃないとおいしいかどうかわからないでしょう。」
と言って、梨を丸々ひとつお味見用にくださいました。
たぶん、今日の午前中に採れた梨ですよ。
おいしくない訳がない。
いくつか品種がありましたが、もう迷わずこの新星に決定。
お味見をしている間、いろいろと話を聞かせていただきました。
ご主人は、公務員をされていて定年を迎え、そのあとに今の仕事を始められたとのこと。
どうりで言葉遣いが丁寧だと思いました。
さらに、ご主人は出身が加須市で、その上偶然にも私の高校の先輩でした。
私が卒業した高校は、埼玉県の中で最も古い高校(1886年設立らしいです)で、とにかく先輩がたくさんいます。
そんなこともあってだいぶ話し込んでしまいましたが、今後安心して買いに行ける梨農園が見つかって、私としては非常に良いご縁がありました。
さて、表題の靴の中が蒸れないメカニズムですが、では一体靴の中はどうして蒸れるのかということを探っていきます。
じつは、ここ最近で3回ほどお客様にこの話をしました。
以前にも書いているので繰り返しになってしまいますが、時々書きたいと思います。
靴の中が蒸れることに関して私が知っている範囲では、まず靴の中で足が動き、その摩擦で熱が発生することで足が汗をかき(要因1)、
足が汗をかくと滑ることの緊張でさらに汗をかき(要因2)、
その足がかいた汗を靴が十分に吸収できないこと(要因3)で、靴の中が蒸れるということになります。
となれば、まず靴の中で足が動かないようにしっかりとホールドしてあげること(ホールドの仕方や靴が足に合っているなど)で要因の1と2は解消でき、
さらに汗を十分に吸収するキャパを持つインソールがあれば、理論的には非常に蒸れにくくなります。
靴の中が蒸れることを防ぐのは、実はそれほど難しいことではなく、原因に対してしっかりと対策をとることで解決できます。
ただ、足をしっかりとホールドして動かないようにすることは、やり過ぎてしまえば足の快適性を奪ってしまうわけで、
本来の快適な靴という目的から離れてしまいます。
そんなわけで、快適さを求めて正しくホールドすることは、足にしっかりと合っているオーダーメイドの靴の方がより結果を出しやすいのです。
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11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
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9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。
なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。
どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。