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ブックカバー

いよいよ今週末は、神戸三宮のSUNさんでイベントです。 今年は4月以来で、約半年ぶりになります。 今回も、昨年と同様にオーダーメイドでワークブーツやバイカーブーツを作っているトンリョウの安達さんも参加しますので、 私たちシューリパブリックのようなブリティッシュスタイルの靴に興味をお持ちの方も、トンリョウさんのようなちょっとハードな感じのブーツに興味をお持ちの方も、 もしくは、特に好きな靴はないけれど普段履く靴が合わなくて困っているという方も、 ぜひこの機会にこのイベントにお越しください。   さて、今回は久しぶりに革小物を作りました。 それも、20個も。 文庫本を読む方には、ぜひ使っていただきたいブックカバーです。 デザインに関しては、先日よりこのブログでご紹介している通りなのですが、使っている革がかなり贅沢です。 Incasの革もありますし、Lussoの革もあります。 どうしてこのタイミングでブックカバーなのかと言いますと、 靴を作る際に、中途半端に残ってしまう革が結構発生してしまい、どうやってもこれで1足作るのは無理だけど、かと言ってそのまま捨ててしまうのはちょっともったいないという革がたくさんたまってきました。 私、貧乏性なのかもしれないのですが、使えるモノってなかなか捨てられません。 使えるモノなら、何とかして使って役に立てたいと思うのです。 カーフ(仔牛の革)の場合、モノによっては1足分を使うとギリギリで1足分に足りないくらいが残ってしまうということもよくあります。 カーフは、ご存知の方も多いかもしれませんが、仔牛の革ですからとってもしなやかでキメが細かくて、質感だって良いですし、 それに当たり前ですが子供の牛の革なのです。 子供を持つ親としては、いくら牛とは言え、命と引き換えに提供してくれた素材なので、何とかして使ってあげたいと思います。 ちなみに、牛の革は基本的に人間が牛の肉を食べた残りですが、それでもムダにはできません。 そんなわけで、今回のSUNさんのイベント参加に向けて、この機会に革が好きなお客様にぜひご覧いただきたいと思いまして製作しました。 SUNさんにいらっしゃるお客様は、こだわりをお持ちの方が多いですし、革のチップをいつも念入りにご覧になっていらっしゃいましたから。 普段、なかなか入手することができない特別な革を使ったものばかりです。 靴に使って残った部分である首の周りなどですので、しわが入っていることもありますし、場所によっては小さな傷もあります。 それも天然素材ならではだと思っていただければ幸いです。 使い勝手も考慮したデザインですので、もしよろしければお友達へのプレゼントとしてご利用いただくのも良いかもしれません。   そしてもちろんいつもと同様にオーダーメイドの靴のご注文も承ります。 神戸近郊にお住いの方なら、埼玉の私たちの工房へ行ってオーダーすることを考えると、かなりメリットがあります。 靴の価格は、埼玉の工房の価格よりも少し高くなりますが、 靴自体の価格が税別で98,000円、ラストが30,000円、その他のオプションは工房の価格とだいたい同じです。 開催は、9月30日(土)と10月1日(日)の2日間で、両日とも13時オープンの21時クローズです。 場所は、三宮駅から徒歩で7分くらいの、SUNさんです。 そうそう、VISAやMASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSなど主要なカードが使えます。 靴を見にいらっしゃるのもOK、私と靴談義をしにいらっしゃるのもOK、ブックカバーを見にいらっしゃるのももちろんOKです。 皆様のお越しをお待ちしております。     ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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