先月の末に、新潟のコージ製靴さんで開催されたファミリーセールにチャッカブーツのみを出品したのですが、
その際に本当にたくさんのお客様から、
「もうすぐ春になるから、これからブーツは履かないよ。ブーツは冬でしょう。」
と言われました。
そのたびに、
「いえいえ、ブーツは冬に限ったものではありませんよ。」
ということを伝えたのを思い出します。
これは新潟だったということもあるのかもしれませんね。
雪国なので、冬の間は長靴や防寒のブーツが主流になりますから。
でも、そのような冬のためのブーツとは違って、チャッカブーツは一年を通してどの季節にも履いていただけるモノなのです。
ちなみに、今日私が履いていたチャッカブーツです。
チャッカブーツは、シューズに比べて足の少し高い位置まで覆うわけですから、その分ムリなく足をしっかりとホールドすることができることに加えて、
ギブソンブーツのような編み上げのブーツに比べるとハトメの穴が3個でハネが開きやすいため、脱ぎ履きが楽というメリットがあります。
私の経験からも、実際に真夏にチャッカブーツを履いていて、暑いということはありませんでした。
靴の中で足がしっかりとホールドされていて動かなければ、余計な摩擦熱が発生することなく、さらに足が発した汗を靴が十分に吸収してくれれば、靴の中が蒸れることなく、結果的に不快になりにくいという理屈です。
私たちシューリパブリックのお客様のほとんどは、真夏でも真冬でも関係なくブーツを履いていらっしゃいます。
皆さん実際に履いていただいて、実用的な道具としてブーツを認めてくださっているからだと思っています。
そんなブーツの中でも、比較的抵抗なく履けるのがチャッカブーツです。
編み上げのブーツほどヘヴィではなく、シューズと変わらない軽快さがあり、そのうえで足首のあたりまでしっかりとホールドしてくれるいいとこどりのブーツです。
私が持っているチャッカブーツは、どれも暗い色のものばかりですが、こんな感じの明るい色のチャッカブーツは特に春から夏、秋にかけて活躍してくれそうです。
さらに、最近はサマースウェードという言葉もあるくらいで、明るい色のスウェードのチャッカブーツを春から秋にかけて履いていただいても、使い勝手が良さそうです。
なかなかギブソンブーツやモンキーブーツは抵抗があって・・・という方は、
まずチャッカブーツをお試しいただくと良いと思います。
今は楽しい雰囲気の革もたくさん入っていますので、ぜひ工房にいらしてください。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。