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一宮

2日間のオーダー会が無事に終わりました。 昨日の夜はさすがにイベントが終わった後に家まで帰ることはできませんのでもう1泊し、今日ゆっくり帰りました。   この2日間のイベントを振り返ってみて、 ショップでイベントを開催すると、どうしても工房で私とお客様と1対1でお話しするのと違って、ほかにもお客様がいらっしゃる環境の中での対応になりますので、工房の時ほどのんびりじっくりというわけにはいかないのですが、 そんなデメリットに対してメリットもいくつかあることに気付きました。 それは、ほかにお客様がいらっしゃることで、ちょっと相談をして生の意見をうかがったり、シューリパブリックの工房ですと私にとってはホームでお客様にとってはアウェイになってしまいますが、 ショップでは私もお客様もアウェイになり、力加減と言ったらちょっと違いますが、意見の言いやすさが対等に近くなるような印象を受けました。 さらに、私たちのことを全くご存じないようなお客様がいらっしゃると、情け容赦なく(もちろんこれは私たちにとって良いことです)ご意見を言ってくださることもあって、お客様も率直な意見交換ができるように感じました。 そんなこともあって、ショップでのイベントの必要性を改めて実感しました。   今日は帰宅する途中に愛知県の一宮市に立ち寄って、ちょっとリサーチをしてきました。 一宮駅には、マスコットキャラクターのいちみんがいます。 そして、一宮の駅はとってもキレイで、上のほうには図書館もあります。 2階のデッキの部分は、風を感じながらのんびりできるとっても素敵なところです。 昨年も一昨年も用事があって家族と一緒に一宮を訪れたときには、私はやることがなくなってこのデッキでのんびりと本を読んでいました。 駅の近くはこんな感じです。   そして、今回一宮に立ち寄ってリサーチをしたのは、秋に予定しているイベントがありまして、そのためのリサーチでした。 このビルで開催する予定となっています。 イベントに関する詳細は、後日また改めてお知らせいたします。   訊いたところによりますと、一宮は喫茶店のモーニングの発祥の地だそうで、 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この辺りで午前中に喫茶店に行ってコーヒーを注文すると、お店によってトーストだのゆで卵だのサラダだの、どっちがメインなのかとビックリするようなものが出てくる文化があります。 というのも、一宮は昭和30年代には繊維業の全盛期を迎え、商談に喫茶店が使われるようになりました。 一日に何度も通う常連さんにはマスターが朝のコーヒーにゆで卵とピーナッツをつけたのがモーニングサービスの始まりだとされているそうです。 モーニングサービスは、一宮の繊維業あってのものだったようです。 また、友人から聞いたところでは昔は一宮は繊維業が盛んであったことからとってもオシャレな街だったようで、ほかの地域から斬新なファッションを求めて人が来ていたそうです。 今は少し元気がなくなってしまっていますが、それでも新しいものを取り入れる柔軟さと独自の文化が感じられる街だと思います。   新しいものと言えば、一宮にはラウンドアバウトがあります。 ラウンドアバウトは、ヨーロッパの地方によくある交差点のスタイルで、例えば左側通行であれば交差点の中心にある大きな(小さいものもありますが)円を必ず時計回りに回って交差点を通過しなくてはいけないという決まりがあります。 動画がありました。 → https://www.youtube.com/watch?v=X1jYXvXN_m4 交差点に信号がなく、円の中を回っているクルマ優先となります。 円の中をクルマが走って来ていれば、自分は待たなくてはならず、円の中を走っているクルマの障害にならないようであればに進入します。 左折の時には円を4分の1周して左に行きますが、 直進の時には半周、右折の時には4分の3周してラウンドアバウトを出て行きます。 まだ日本では比較的珍しい交差点のスタイルですが、そんなラウンドアバウトが一宮の駅の近くにあります。 ちなみに、埼玉県にもラウンドアバウトがあります。   とりあえず、これで春のオーダー会のイベントがひと段落しました。 また次のイベントに向けていろいろと楽しい企画を考えておきます。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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