可能性広がる

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今日は、ご注文いただいたお客様の靴のラストの調整を進めました。

ラストとは、靴の木型のこと。

今は木を使っていませんが、今でも木型という呼び方もしています。

少し前にご注文いただいた方で、60代後半くらい、もしくはもう70歳になったかもしれないという年代のお客様です。

年齢からすればなかなかお元気な方ですが、足の形にクセがあって、左右の形状の違いや数値の差が顕著にありました。

これまでの経験で、お年を召している方のほうが左右の差が大きかったりクセがはっきりしていたりという傾向が強いようです。

できることなら、なるべき左右の差は少ないほうが片方の足にばかり負担がかからなくて良いですし、

歩き方や姿勢もキレイになります。

なので、私たちが作る靴はなるべく左右同じように足を機能させて歩いていただけるようなセッティングにして、

バランスよく両方の足を鍛えながら歩いていただけるように心がけています。

さらに、オーダーメイドの靴は例えるなら入力に対してどう出力させるか、そのさじ加減の調整がより細かくできるというメリットがあって、

かなりザックリな例えでちゃんと伝わらないかもしれませんが、

オーダーメイドの靴は、単に履く方の足の大きさや形だけに合わせるのではなく、

どれくらいタイトに締めるかとか、どれくらい靴の剛性を上げるかということから始まって、

運動量を多くさせるようなセッティングであったり、多少快適にさせるようなセッティングなど、その調整範囲が思っている以上に広いのです。

あくまでも足の計測は機械的な作業と言えなくもなく、その先の計測データを靴のセッティングに変換する部分は、

作り手のセオリー、ロジックが大きく影響する部分で、作り手による違いが出る部分です。

私たちシューリパブリックの靴は、とにかく快適に歩けることを目的とし、十分なホールドと靴自体の安定性、

そして指に先はある程度の自由度を持たせてストレスなく歩けるようなセッティングです。

前出のお客様は今回が初めてのご注文なので、この靴が完成して実際に履いていただいた時にどのように感じていただくのか、大変興味深いです。

たくさん歩かれるとおっしゃっていましたし、足の状態を見る限りではかなり骨格がしっかりしていて足の筋力もあり、

きっとこの靴を快適に履いていただけることと思います。

既製品の靴では、お客様一人一人に合わせたセッティングはなかなか難しいですが、

お客様に合わせて靴をお作りするのであれば、お客様が履きやすいように作ることができますので、靴の可能性が広がります。

お客様が靴に求める部分があって、さらに私のほうでお客様をリードする部分があって、

より理解が深まれば、靴の可能性はもっと広がります。

お知らせ

【 お知らせ 1 】

5月25日(土)と26日(日)に、Rifare仙台一番町店さんにてイベントを開催いたします。

Rifare仙台一番町店さん におけるイベントは、今回が初めてとなります。

詳細は、また改めてお知らせいたします。

【 お知らせ 2 】

6月2日(日)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにお伺いする予定です。

11時のオープンから19時のクローズまでずっとおりますので、足の計測をご希望の方、靴のオーダーをご希望の方、

靴のことに関してご質問のある方、そのほか特に用事がないけど興味があるという方、是非お気軽にお越しください。

【 お知らせ 3 】

6月8日(土)に、Rifare恵比寿店さんにてイベントを開催いたします。

Rifare恵比寿店さんでは、久しぶりのイベント開催です。

お近くの方、ぜひお気軽にお越しください。

【 お知らせ 4 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。















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