ビーディングとは、パーツの端を折り込む処理のこと。
たとえば、このギブソンシューズでは、
履き口の部分にビーティングの処理が施されています。
パーツの端の処理の種類はこの他にもいくつかありますが、ローエッヂ(切りっぱなし)を除けばビーディングはパーツの端をキレイに処理する最もベーシックな手法です。
それなら、すべてのパーツの端をビーディングにしたら良いと思うところですが、イギリス靴ではそのあたりはなかなか合理的で、
ビーディングなどキレイに処理をするのは見える部分に限られます。
クォーターの下側は、靴を置いたときに見えないのでビーディングの処理はせずにローエッヂのまま。
ドッグテイルも然り。
タンに関しては、思いっきり見える部分なのにローエッヂです。
ですが、じつはこれは理由があってのローエッヂなのです。
ちょっと考えてみればすぐに分かることで、もしタンの端がビーディング処理をしてあったとしたら、
こんなふうに靴を履いたときに足首の前側にタンが当たって、歩いているうちに痛くなってしまいます。
なので、この部分はビーディング処理をしないほうが良いのです。
ビーディングは、何でもかんでもやっておけばよいというものではなく、やった方が良いところ、やらなくても良いところ、そしてやらないほうが良ところに分かれます。
★★★お知らせ★★★
【お知らせ 1 】
★★★今年も under-29企画、受付中です★★★
只今、数量&期間限定の企画商品として、Under-29と称しまして大変お買い得なチャッカブーツのご注文を受け付けています。
仕様や革、デザインはお選びいただくことができません(ラストは選択可)が、靴とラストのセットで110,000円(税込み)というお求めやすい価格で販売しています。
製法は、いつものオーダーメイド靴と同じハンドソーンウェルテッド、デザインはチャッカブーツ限定です。
シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のエントリーモデルとして、最適な商品です。
詳しくは、11月3日の記事をご覧ください。
ぜひ、この機会にお試しください。
【お知らせ 2 】
2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。
履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。
詳細は、1月31日のブログをご覧ください。
インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。
ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。
ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。
【お知らせ 3 】
新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。
ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、
前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。
靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。
こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。
詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。
まずはメールやお電話でお問い合わせください。
【お知らせ 4 】
来たる12月5日(土)と6日(日)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて靴のオーダー&足の計測会のイベントは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止とさせていただくことにいたしました。
楽しみにお待ちいただいていた皆さま、本当に申し訳ございません。
次回、またお会いできることを楽しみにしております。
【お知らせ 5 】
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。