今日は2足ほど納品があったのですが、靴の写真を撮ったSDカードを工房に忘れてきてしまったので、納品の話は明日にさせていただきます。 そして、今日は最近私が直面したトラブルで学んだことをお伝えしたいと思います。 じつは、私は自宅で家庭菜園をやっていまして、それほど広いわけではないのですが全面を耕すのはさすがに大変なので、2年前に家庭用の耕運機を購入しました。 そして、おとといの水曜日に草刈り機で菜園の草を刈り、耕運機で耕そうとしたところ、耕運機の調子が良くなくて、エンジンがすぐに止まってしまうという状態になってしまいました。 YouTubeなどでそれらしい原因を調べて、なんとなくキャブレターが原因だろうということが分かり、でももしかしたらプラグかもしれないという可能性もあって、キャブレターのクリーナーとプラグとプラグレンチと、あと細かいパーツがなくならないようにということで、ステンレスのトレーを購入しました。 金額的にはトータルで2,500円くらいだったと思いますが、実際にばらすことになるとキャブレターの調整までやらなくてはならず、メインジェットやパイロットジェットの調整って全くわからない上に、もし何かを壊してしまったらもっと厄介なことになってしまうということで、二の足を踏んでいます。 そして、近所の農機具販売店に状況を説明して修理をしていただく場合のおおよその費用を確認したら、出張修理で4,500円程度と言われ、気持ち的にはもうお願いする方向で固まったのでした。 タイトルにも書いた通り、素人が全く分からない状態で、YouTube先生の言うとおりにいじって直るとは思えません。 余計なことをして、出費が大きくなる心配の方が圧倒的に大きいです。 一度プロの方がやってくださる様子を見て、おおよその流れやコツなどを覚えてから自分でやってみるのが良さそうです。 そう考えると、靴をオーダーされた方々ももしかしたら初めはそんな気持ちなのかもって思いました。 私はもうずっと仕事で靴に触っているので、だいたいのメンテナンスことはわかりますが、何も知らないでもし失敗してしまったらとか、もしくはそれすらも気づかないで今やっているメンテナンスで靴を悪くしてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。 最近は、新型コロナの件が落ち着いているタイミングなので、今年納品させていただいたお客様を中心にメンテナンスのご連絡をさせていただいていますが、薄い色の革だけではなく黒い革でもメンテナンスの方法を間違えるとあっという間に革にダメージを与えてしまうので、できればなるべく早いタイミングで一度メンテナンスに靴を持て来ていただきたいと思います。 必要であれば、実際に私がこんな感じという具合で靴のメンテナンスを実演いたしますので、クリームの量とかどれくらいの状態にしたらよいのかということなどを確認していただいて、もしくは参考にしていたいて、靴を良い状態に保っていただきたいと思います。 特にメンテナンスのご連絡をしていない方でも、まだメンテナンスで一度もお越しいただいていない方は、ぜひお時間を作って私どもの工房へお越しください。 正しいメンテナンスを学んでから、その後はご自分でやっていただければよいかと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★只今受付をしている幸運のラストワンプランは、こちらです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日は、東京都にお住いのTTさんが靴のご注文のためにお越しくださったのですが、その際にスウェードのチャッカブーツのコバのインクがちょっと剥げてしまっていたのでインクの塗り直しをしました。 どうしても履いているとつま先やらカカト周りやらのインクが剥げてしまいがちです。 単に見た目の問題であれば、ちょっと我慢して見なかったことにするということもできなくもないですが、ウェルトにおいてはどうしても風雨にさらされると劣化につながるなど、見なかったことにするでは済まない結果になりますので、樹脂の成分が入ったコバインクを塗ってしっかりと保護をしてあげたいところです。 コバインクは、塗ってからしばらく乾かし、その後にバフをかけるという流れになります。 バフがけは、専用の機械がなくてもご自宅では古いTシャツなどで軽く磨いていただければOKです。 こちらは、今日の夕方に工房の屋上から見えた夕焼けです。 インスタにアップしたのは南西の方角に見える富士山ですが、こちらは西北西なので浅間山でしょうか。 工房の屋上からは、お天気が良ければ富士山や筑波山、男体山、そして浅間山が見えます。 昔は高いところに上らなくてもこれらの山が見えたんですけど、今は家が増えて屋上に行かないと見えなくなってしまいました。 ★★★お知らせ★★★ ★只今受付をしている幸運のラストワンプランは、こちらです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む以前は月一くらいで浅草に材料に仕入れに行っていたのですが、コロナ禍になってからはなるべく送っていただいたり、もしくはまとめて仕入れて頻度を下げるような傾向になり、半年ぶりくらいで仕入れに行ってきました。 今日買って来たものは、主にこんな感じです(このほかに大きいものがいろいろありましたが)。 この写真の中で一番目立っているのがウェルトです。 そのほか・・・、 専用のナイロンテープ。 近所のホームセンターやAmazonで代わりのものがないか探したものの、結局見つかりませんでした。 靴専用なのでしょうか? こちらはゴムのり。 通称「ラバー」。 これは自転車のパンク修理のゴムのりで代用できるのですが、圧倒的な価格差でこちらが圧勝。 そしてミシン針。 これもモノタロウで購入できるようなのですが、やはり価格の差でいつもの材料屋さんで購入。 やっぱり一般向けの価格と我々のようなプロ向けの価格は全然違います。 そして、厄介なことになったタックス。 タックスとは、主にカカトをつり込んだ時にクギ留めするのですが、そのクギです。 長さが何種類かあるものの、だいたいこんな形状をしています。 なぜ厄介なのかと言いますと、このタックスが生産終了になってしまったのです。 私の場合、シングルヒール仕様の靴に16㎜のものと19㎜のものを使います。 それが突然生産終了になってしまい、入手できなくなってしまったのです。 材料屋さんに訊いてみると、もしかしたらまた新たに生産が始まるかもしれないとか、どこかから引っ張ってくることができるかもしれない程度の、あまりあてにならない返事しか返ってきません。 似たようなことが過去に何度かありまして、ここ数年ではウェルティングのオウルや幅広のスチールシャンクがなくなってしまい、 オウルはイギリスの生産者から購入し、シャンクは良い機会なので樹脂製の耐久性のあるものに変更したという経緯があります。 今度はタックスかぁ・・・。 普通のクギでは代用できないので困ったものです。 何か探してみます。 ★★★お知らせ★★★ ★只今受付をしている幸運のラストワンプランは、こちらです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む普段、革のご紹介の際に、 「ちょっと厚い」 とか、 「厚さは特に厚くないけれどパリッとしている」 みたいなことをお伝えしていますが、それってどれくらいの話なの?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますので、今日は革の厚さのことについて書いてみたいと思います。 たとえば、皆さんもご存じの革で、ビジネス用の靴を作る際の代表ともいえるデュプイのサドルカーフですが、この革はどれくらいの厚みがあるかと言いますと・・・、 1.4㎜でした。 ハンドソーンウェルテッドの靴の中でも、男性用のビジネスシューズを作る際には、これくらいの厚さの革がちょうどよいと言えます。 これよりも薄くなると、ちょっと頼りないと感じます。 いわゆるカーフと呼ばれる仔牛の革は厚さが1ミリに満たないことが多く、そのままではさすがに強度が不足する為、革の裏側に薄いウレタンや布を貼るという加工をしている会社もあります。 これはどっちを取るかの話で、革の自然な感じを生かしたいのであれば何も貼らないでペラペラのままにすればよいのですが、よほど目の詰まったしっかりした革でない限りちょっと頼りない靴になってしまいそうな感じがしないでもないです。 そんなこともあって、私たちシューリパブリックでは、だいたい1.4ミリくらいの革を使うことが多いです。 つぎにこちら。 仕上がりがとってもキレイな革で、こちらもビジネスシューズに適しているRusso di Casandrinoの King MPです。 この厚さは・・・、 こちらも1.4㎜でした。 先ほどのサドルカーフにしても、このKing MPにしても、生地がとってもしっかりしているので触った感じではもう少し厚く感じます。 次はこちら。 カフーという革の型押しバージョン。 この革は、元はスムースの革なのですが、それに型押し加工を施したものです。 厚さは1.5㎜強でした。 これは経験値なのですが、型押しの革の場合、元の革に対して型押しの加工をすることで0.2㎜ほどつぶれて薄くなります。 なので、元は1.7~1.8ミリくらいあったのでしょう。 元の革が少々オイルを含んでいたモノなのでしなやかな革でしたが、型押し加工をしてもそのしなやかさは残っていて、ちょっと厚めの革ですが硬いという印象がありません。 こちらはTempesti社のELBAMATTの型押しです。 こちらの革は厚さに関して細かく希望を聞いてくれるので私の希望の厚さに仕上げていただいています。 厚さが1.8㎜です。 このELBAMATTもオイルを含んでいる革なので、先ほどのカフー同様に厚さがあってもしなやかです。 次はこちら。 少し前にご紹介したイタリアのタンナー(会社名を忘れました)の製品で、Arizonaというシュリンクの革です。 シュリンクは、ぱっと見では型押しの革に似ているかもしれませんがこれは完全に似て非なるもので、加工でシボを作りながら膨らませています。 なので、元の革よりも少し厚くなっています。 厚さが2ミリちょっとありますね。 もうだいたいの雰囲気がお分かりかと思いますが、元がスムースの革の場合その革に型押し加工をすれば少し薄くなって、でも革そのものの硬さは少し硬くなります。 なので、型押しの革は実際の厚さが少々薄くても元々はもう少し厚かったということで、もう少し厚い革と同じくらいの感覚で扱うことができます。 逆に、シュリンクの革の場合は加工で膨らませているので、もう少し薄い革と同じくらいの感覚で扱うことになります。 こちらは、もう残りがわずかになってしまったスコッチスウェード。 一般的にスウェードの場合は、ギン面がある革と比べると比較的当たりがソフトになります。 スウェードでも仕上げによって硬さが全く異なるのですが、このスコッチスウェードはスウェードの中では比較的パリッとしている方で、さらに厚さが2㎜ほどあるので出来上がる靴は比較的パリッと仕上がります。 ですが、このスコッチスウェードは優れた素材と言われるだけあって、スウェード特有の当たりの柔らかさで靴はそこそこ硬いのに履くと柔らかいというを不思議な感覚を得ることができるのです。 スウェードの場合、薄いものは結構たくさんありますが靴として十分な強度を出すにはこれくらいの厚さが欲しいところです。 最後はこちら。 Tempsti社のMAINEという革で、この革はショルダーの部分を使っているのと、タンニン鞣しということもあって非常に硬いという特徴があります。 こんなに硬いのでさぞかし厚い革なんだろうと思って測ってみたところ、 なんと予想に反して厚さは1.5㎜ほどでした。 私は2ミリくらいあるんじゃないかと思っていたくらい硬い革なのです。 もちろんこの革でも普通に靴を作ります。 硬い革なので最初のうちはちょっと硬く感じますが、タンニン鞣し特有のシワが入れば柔らかくなっていくという特性で、すぐに快適に履けるようになります。 結局のところ、靴を作るには私の場合だいたい1.5㎜厚程度のものが作りやすいし履きやすいという印象を持っています。 加工の関係でそれよりも少し薄い型押しや、少し厚いシュリンクもありますが、だいたい同じくらいの感覚で履いていただけると思います。 あとは、だいたい同じくらいの厚さでも革によって多少の硬さの違いもありますし、天然由来のものなので厳密に言えば個体差も部位の差もあります。 そんなことも踏まえて、靴に使う革はこんなくらいの厚さなんだということを知っていただければよいかなって思います。 ★★★お知らせ★★★ ★只今受付をしている幸運のラストワンプランは、こちらです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読むその前に、今日は1点お知らせです。 昨今の物価の値上がりの関係で、私たちシューリパブリックでも2023年1月ご注文分より、靴の価格の見直しをすることにいたしました。 どれくらいの値上げになるのかは、現在諸々の材料を入荷しているタイミングの為、それらの価格の上昇を確認したうえで決めさせていただきたいと思います。 実際に、ほぼすべての材料が値上がりしているので、今回の値上げはちょっと大きくなるのではないかと思っております。 詳細が決まりましたら、またお知らせさせていただきます。 また、靴のオーダーをご検討の方は、できれば年内にご注文いただくことをお勧めいたします。 さて、在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回ご紹介する革はこちらです。 ダークグリーンのスムースの革です。 革に詳しい方でしたらすぐにお分かりかと思いますが、この生地は首の後ろのところに丸いくり抜きがあるもので、コブ牛のものです。 出どころはアジアだと思いますが、革のクオリティとしては非常に高いもので、靴になった時にイイ雰囲気を出してくれます。 革は、この写真に写っているもののほかの、もう少しだけありますので、余裕を持って1足を作ることができます。 表面はこんな感じです。 例えるなら、Tempesti社のELBAMATTにちょっと似ているかもしれません。 少しオイルを含んでいるところも、ELBAMATTと同じですね。 ただ、ELBAMATTよりもややパリッとしている感じで、こちらの方がシワの入り方はキレイだと思います。 革の厚さはこんな感じで、男性用の靴を作るにはちょうど良い厚さです。 女性用の靴でも、フルブローグなどパーツがたくさん重なって硬くなるようなものでなければ問題ありません。 厚さは1.5㎜ほどでした。 革の性格としては、上品なカジュアルの靴に適していると思います。 たとえば、仕事で使うのであればパリッとしたスーツではなく、もう少しやわらかい感じのコットンのパンツや、ツイードのパンツなどに合いそうですね。 また、お勧めのデザインはどのデザインでもOKだと思います。 ベーシックにギブソンシューズやチャッカブーツ、ギブソンブーツなどは使いやすそうです。 このプランの仕様は以下の通り 〇 ご注文をお受けできるのは1足のみ(早いもの勝ち)。 〇 価格は基本仕様が95,000円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 デザインの制約はありませんが、シューリパブリックでお受けできるものの範囲でお選びください。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 こちらの革は完売いたしました。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日はお客様のIさんが、ご注文いただいたシューツリーを取りにいらっしゃいました。 その時に、一緒にいらっしゃったお連れ様のYさん(女性のお客様)のモンキーブーツがイイ感じに成長していたので、写真を撮らせていただきました。 左奥にいらっしゃるのがIさんです。 Yさんのモンキーブーツが完成したのはコロナの前でしたので、もうおそらく4年くらいは経っていると思いうのですが、Yさんの靴はいつもIさんがメンテナンスをしていらっしゃるとのことでしたので、こんな感じでキレイな状態を保っています。 Iさんのメンテナンスの成果もあるかと思いますが、ダークグリーンのモンキーブーツって、なかなかイイ雰囲気が出ますよね。 それに、女性のお客様がモンキーブーツをこんなふうにデニムに合わせて履いていらっしゃるのって、とっても格好良いです。 革靴は、ビジネス用のものだけではなく、こんなふうにカジュアル用のものも履き込んでいくととっても格好良くなっていきます。 ぜひ、これからもたくさんご活用ください。 ★★★お知らせ★★★ ★只今、The フォーマルプランを受け付け中です。詳細は、9月24日のブログをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 いつもこのブログでは靴に関する話を書いていますが、今日はお休みなので靴以外のことを書いてみたいと思います。 テーマは私たちの工房がある加須市について。 工房に来てくださるお客様のほとんどがおっしゃるのは、加須に初めて来たということ。 そりゃそうですよね、用事がなければわざわざこんなところに来ませんから。 何かの用事で東北道を走っていくときにそんな名前を見たようなという程度の方はいらっしゃいますが、そこで降りたのは初めてという方がほとんど。 だいたい加須って読めないですよね。 加須(かぞ)って読みます。 かすではありません。 そんな加須市ですが、私が住んでみてこれは誇れるというものがいくつかありましたのでお伝えしたいと思います。 まず、最大の自慢はゆず最中です。 食べ物なので好き嫌いはあるかと思いますが、もしご興味がありましたらお越しいただいた際にお立ち寄りください。 上品な甘さとゆずの香りがとってもおいしい最中です。 工房から1キロほどのところにある松屋さんで購入することができます。 その他は、あくまでも私の個人的な趣向によるお勧めになりますが、北海道を拠点とするセイコーマートというコンビニがあります。 北海道旅行をされたことのある方ならご存知だと思いますが、北海道を拠点とするコンビニでオリジナルの商品やホットシェフという店内で調理しているフードが大変人気です。 北海道や群馬の大泉以外ではあまり売っていない「ガラナ」も買えます。 北海道のほかには茨城県と埼玉県にしかない大変貴重なコンビニです。 ちなみに、愛称は「セコマ」と言います。 あとは、加須市と言えばうどんの町なのですが、市内に手打ちうどんの店が約60店ほどありまして、加須手打ちうどん会という組合のマップもあります。 うどん好きの方には、ぜひ全制覇していただきたいと思います。 それと、工房の前の道をまっすぐ西に向かったところに「船方さん青森りんご」という青森りんご専門のお店があります。 昔はトラックにリンゴをたくさん載せて「おーい船方さん、船方さんよ~」という曲を流しながら販売していましたが、いつの間にかお店ができていました。 青森りんご専門のお店って、なかなかマニアックでおもしろいですよね。 まだ探してみればいろいろと出てくるかもしれませんが、加須市って基本的には昔ながらの古いシャッター商店街がある町で、昔からある市街地の方はあまり活気があるとは言えません。 それでも、他の土地から移り住んだ方々が面白いお店をオープンさせて、個性を出したビジネスをしている方もいて、じっくりと散策してみるとなかなか面白い町だと思います。 私たちの工房にお越しの方は、結構遠くの方からいらっしゃる方がほとんどなので、お時間がありましたらついでに加須市の散策をしてみてはいかがでしょうか。 特別ではありませんが、なかなかオモシロイと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★只今、The フォーマルプランを受け付け中です。詳細は、9月24日のブログをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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