久しぶりにビジネスシューズ用の革が入荷しました。
革に詳しい方なら、きっとすぐにおわかりになるかと思いますが、バッファローのカーフです。
それも、少しオイルを含んでいて、なおかつグレージング仕上げというなかなか面白い仕様です。
基本的に、私たちシューリパブリックでは厚みのあるキップをメインで使っています。
これは、靴を永く愛用していただくために、ある程度の強度を考慮した上でのことなのですが、カーフでも時々十分な強度があるものがあります。
そんな時にはスペックにとらわれずにどんどん使います。
そんなわけで、シューリパブリックでは比較的珍しいカーフのご紹介です。
バッファローは、いわゆる一般的なスムースの革と違って、独特な柄というか風合いというか、ちょっと個性があります。
シボというほどのものではありませんが、バッファロー特有のものです。
こんなバッファローの革で、それもキメが細かくてキレイなカーフでビジネスシューズを作ったらとっても格好良いだろうなぁって思いまして入荷しました。
キーワードは、バッファロー、カーフ、オイル、そしてグレージング仕上げと、なかなかの個性派です。
ほかの人とはちょっと違う個性のある革で作るビジネスシューズは、履いていて楽しいはずです。
それに、少しだけオイルを含んでいる革ですので、見た目よりもしなやかです。
今回の入荷は、上の写真のこげ茶と、そのほかに黒もあります。
こういう革で、例えば正統派のストレートキャップのオックスフォードを作るのも良いですし、こげ茶でしたらパンチドキャップにするのも格好良さそうです。
ビジネス仕様のチャッカブーツも格好良さそうです。
革に個性があるので、セミブローグやフルブローグというのも楽しそうですね。
ビジネス仕様の靴と言っても、スーツに合わせるだけではなく、もう少しカジュアルなスタイルでお仕事される方にもぴったりです。
秋になってジャケット+チノパンというスタイルにも合いそうですね。
今回の入荷は、黒・こげ茶ともに2枚ずつです。
革自体が小さいので、ちょっと贅沢に1枚で1足と考えています。
ご興味がある方、こんな革でお仕事用の靴を作ってみたいという方、ぜひお早めにご連絡ください。
お待ちしております。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
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打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
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