先週の水曜日に仕入れに行って発注した革が、今日到着しました。
もっと早く入れていただくこともできたのですが、私が出張に行っていたということもあって、今日にしていただいたというわけです。
今回入荷したのは、コチラの革です。
バッファローカーフのシュリンクです。
バッファローカーフはこれまで何度か入荷したこともありますが、シュリンクとなると初めての入荷になります。
仕上がりはバッファローらしい雰囲気が十分に出ていて、ややソフトな感じですが強度的な心配は要らないようです。
入荷したのは、グリーンががったグレーと、こげ茶色、そしてブルーがかったグレー。
そして黒の計4色となります。
革の大きさはカーフだけあってかなり小さく、おおよそ革1枚で1足と考えれば良いと思います。
こげ茶のみ1枚で、その他の色は2枚ずつ入荷しています。
個の革の面白いところは、場所によってシボの感じが全く違っていて、例えばプレーンのギブソンシューズを作ったときに、
つま先のたくさん引かれる部分にシボの細かい部分を使い、ハネの周辺にシボが強い部分を使うと、
同じ革なのに素材に動きが出て非常にオモシロイ靴が完成します。
さらに、今回入荷したのがグレー系でありながら決して薄味ではない興味深い色の革ですので、今年の秋に向けてこのような革で作った靴を1足持っていると、ちょっとヒネリが効いていてファッションを楽しめそうな気がします。
カーフの革は使えない部分があるため、良い部分のみを浸かって贅沢に作らせていただきます。
実物は工房にありますので、お越しいただいたときにご覧になってください。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
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