今日は夕方からウェルティングの作業をしました。
こうして主だった作業をご紹介していると、靴作りがとっても簡単だと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際にはひとつの作業を行う前に下準備がたくさんあります。
今回の作業では、ラスティングをしたあとにつま先のトリミングをして、その後に糸に松脂ベースのワックスを塗り、
糸の先にブリストルを作るなどの準備がありました。
そんな準備を経て、作業開始です。
オウル(すくい針)で下穴を開け、
ブリストルの付いた糸をこっち側と、
あっち側から通し、
糸をギュッと締めるという作業の繰り返しです。
つま先の部分はピッチが細かくなってしまうため、リブが裂けないように補強のための糸をかませます。
そうして縫い上がったのがコチラです。
糸作りやブリストル作りを含めて、両足で2時間半ほどの作業でした。
毎回書いていますが、ウェルティングは正確であることが強度に直結しているため、均一の力加減でピッチが揃っていて、そしてラインが正確であることがとても重要です。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
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