足の数値とラストの数値

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


いつもお客様の足に合わせて靴を作っていて、改めてどの足も全く違うことを実感します。

ラスト

こちらは、1月納品予定のお客様のラストです。

両方左足なので、違うお客様のものだということはお分かりになるかと思いますが、

微妙に似た形をしていて、でも全体的なシルエットを見ると甲のあたりの形状がだいぶ違っていたり、

親指のあたりの出方も違っていたり、

やっぱり違う人の足なのです。

そのようにたくさんのお客様の足を計測して、ピッタリだと感じて快適に履いていただける靴を作っているのですが、

計測する場所によってどんなふうに測るかが全く違うことはご存知でしょうか?

たとえば、この部分。

インステップ

インステップというポイントです。

この部分の足囲は、結構きつめに締めて数値を出しています。

インステップは、ほかの部分に比べて骨格の関係でカッチリしていることや、靴の作りの関係からもある程度しっかりと締めて靴と一体化させてあげるべきところなのです。

ただ、中には・・・、

「この靴ピッタリ!」

という感覚を感じてもらうために無理やり土踏まずを持ち上げている靴や、外側から押さえ込んでくる靴もあるようですが、

それはあまり良いことではありません。

土踏まずは、足のサスペンションともいえるべき部分なので、衝撃に対してしっかりと機能しできるようなフィッティングになっているべきです。

それにたいして、フィッティングで難しいのがこの部分、

ジョイント

ジョイント、つまり屈曲点です。

可動部分ですし、インステップよりも柔らかいですし、インステップほどきつく締められないし、かと言って緩すぎると足が靴の中で動いてしまうし、

おまけに人によって理想的な締め具合がまちまちで、ちょっと運動が足りていないような方だと数値が安定しないようなこともあったりして、

非常に難しいポイントです。

靴を作るための数値を出す場合、どの部分においてもフリーの(軽く沿わせて測った)数値を使うことはなく、

このジョイントでも多少は締めたときの数値を使います。

だんだん慣れてくると足を触ってこれくらいというのがわかるのですが、

誤差は±1ミリ未満に抑えなといけない世界なので、ホントにシビアです。

でも、それをピタリと合わせて、

お客様が靴を履き込んだ時に履き易いと言ってくださるのが、とっても励みになっています。

 

お知らせ

15周年企画ギブソンブーツ

【 お知らせ1 】

シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。

 

 

 

【 お知らせ2 】

12月15日(土)16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。
詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。

 

【 お知らせ3 】

2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。
靴本体の価格が、103,680円(税込)となります。

【 お知らせ4 】

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

 

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。


   |  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

↑トップへ