こちらは私が最近お休みの日に時々履いているKEENというメーカーのスニーカーです。
JASPERⅡMOC WP(以下JASPERⅡ)というモデルで、下半分が防水になっているという特徴を持つモデルなのだそうです。
このJASPERⅡはまだ履き始めたばかりで、さらにお休みの日は革靴を履いてしまうことが多く、ほとんど履く機会がないのですが、以前に履き始めの初日に左足だけカカトが擦れるような感じがしまして、
もしかしたら何か作りが良くなかったのかと思ったらそうではなく、単に私のカカトの骨が出ているというのが問題でした。
これまで履いていたスニーカーは、そんなに硬い芯が入っていただけではなかったので気が付かず、革靴においては押さえるポイントがそこではなかったのでこれまた気が付かなかったのです。
こういう問題は履いていればそのうち解決すると思うのですが、思っていたよりもこの芯が硬そうなので、今回は強制的に解決することにしました。
じつは私は靴屋と言えどもスニーカーに関しては殆ど素人で、これまで何度かバラしたことはあるものの、すべてのスニーカーに関して知っているわけではありません。
ただ、この靴の芯の硬さはおそらくサーモプラスチックではないかと思います。
サーモプラスチックは、熱を当てると柔らかくなるという性質があるものの、サーモプラスチックが柔らかくなるほどの熱を表もしくは裏から加えると、サーモプラスチックが柔らかくなる前に表面のナイロンやウレタンが焦げたり解けたりしてしまいます。
また、こんなドライヤーで熱を加えてもほとんど効果はありません。
こういう時は、熱ゴテでジワジワいくのが効果的なのでしょうか?
もしくは、台金に当てて叩いて芯を少しずつほぐすと
少なくとも、ヒートガンは表面を焦がしてしまいそうなので、今回はやめた方が良い気がします。
試行錯誤しながら、もう少しやってみたいと思います。
★★★お知らせ★★★
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。