今日、何気なくネットを見ていたら、靴のカカトがすり減った時の補修として、黒いチューブのヤツを使った補修方法の動画が目に入りました。 それは例えるなら歯磨き粉のチューブが黒くなったようなもので、すり減った靴のカカトに堤防を作ってそこに流し込み、固めるというものです。 Amazonでも売っているので探せばすぐに見つかると思うのですが、これで自ら修理をしようとする人ってスゴイと思いました。 まぁその靴がどういうものなのかにもよりますが、履き潰すつもりで買ってカカトだけすり減ってしまったから少し延命させるということかもしれませんし、カカトの修理をする金額で新しい靴が買えるということかもしれませんから、一概にそれが良くないということはありません。 ただ、これって結構手間がかかるので、それをやるのはなかなか大変です。 昨今のカカトの修理は、トップピースを剥がして新しいトップピースを貼り、余分なところを削ってキレイに均してインクを塗って完成という流れなのですが、一般の方がトップピースを剥がして新しいトップピースを貼る事ができたとしても、削るのはちょっと難しいですよね。 デタッチャブルなトップピースがあれば、簡単に修理ができるのにと思うこともあります。 ただ、修理屋さんなどに持って行けば、しっかりとキレイに修理をしてくれるので、我々専門家からすればできれば修理屋さんや私たちのような靴を製作した工房に持ってきていただけるのが嬉しいです。 ちなみに、カカトのトップピース交換修理において、私たちの場合は宅配便でお送りいただければ修理をして返送することも可能です。 持ってきていただくお時間がとれない方にお勧めです。 カカトのトップピースがすり減って積み上げにまで達してしまうと、修理が厄介なことになりますので、気づいたらお早めに修理をしましょう。 ★★★お知らせ★★★ ★旅チャッカは皆様にご興味をお持ちいただいているようで、予定数まであと1足です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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■ 高山純一 ■ Shoe Republic の代表及びクリエーターとして靴の製作を担当しています。 |
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