先日、私の通勤用自転車のコグ(チェーンと嚙み合うギヤの歯車・リアホイールについているヤツ)を思いきって交換することにした旨を書きましたが、今日そのパーツが届いたので仕事を始める前にさっと片付けてしまいました。
私の通勤用自転車は変速機がついていないシングルスピードなので、構造自体はとっても簡単です。
後輪を外すのも、両端の15ミリのナットを外せばOKです。
外した後輪です。
古いコグがついているのですが、こいつが思いのほかガタが来ていて、手で揺さぶってもカタカタといっていました。
10年以上も乗っているわけですし、この自転車で100キロツーリングとかも行っていたから、まぁ仕方ないですね。
こちらが新しいシマノのコグです。
そして、こちらが古いほうのコグを外す工具。
爪が4か所にあるタイプです。
この工具の爪をコグの凹の部分に合わせて回して外すのですが、
私はてっきりレンチは24ミリで良いと思って(工具を探している時に最初に買おうと思った工具が24ミリだったので)24ミリのレンチを使うつもりでいたのに、
実際には1インチのスパナが必要だったようで、
なのでこのスパナは登場機会がありませんでした。
その代わりに、このレンチを使って・・・、
「エイヤ!」
っと古いコグを外しました。
思っていたよりも簡単に外れてよかったよかった。
新しいコグは、特に工具は必要ありません。
というのも、ねじ込んでおけば走るたびに締まっていきますから。
もし外す時が来たら、その時に工具を買います。
そして、元に戻して作業完了です。
だいたい準備から完了まで10分くらいでした。
見た目では、どこが変わったのかわからないくらい小さな部品ですが、実際に乗って走ってみるとしっかり感と安心感が全然違っていて、カッチリしているのが実感できました。
そっか、古いコグはやはり結構ガタが来ていたんですね。
異音がなくなったりベアリングの音が驚くほど静かになったというメリットもありますが、私にとっての最大のメリットはカチッとした感覚が得られたことです。
これでまた古いコグに戻したら、きっとこれまであまり感じていなかったガタを改めて実感することでしょう。
たとえば、一度とってもおいしい食パンを食べたら、普通の食パンは比べてしまえばそんなに特別おいしいものではなかったことが感じられるように、一度良いものを知るといろいろ判断できるようになります。
これって貴重な経験だと思います。
靴も、ひとつの例として挙げられます。
足に合ったもの、ねじれ剛性がしっかりしているもの、素材の特性を生かしているもの、一度経験してみるのも悪くないと思います。
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