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革

在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回ご紹介する革はこちらです。 ちょっと深めのグリーンの革で、よくみるとちょっとまだらな仕上がりのものです。 表面の感じは、シボというほどのものではありませんが、革本来の薄いシワが入っています。 この革は国産のもので、ややソフトな仕上がりになっています。 なので、シワの入り方はとっても素直なものですし、デザインを選ぶ際にもフルブローグでもセミブローグでもパーツがたくさん重なるようなものでも全く問題なくお選びいただけます。 さらに、硬い革が苦手という方にも安心してお選びいただけます。 いろいろとシワを作ってみましたが、どこでやってもとっても素直なシワです。 厚さがだいたい1.5㎜ほどですが、革がソフトな仕上がりなのでそれよりも薄く感じられます。 こんなまだらなグリーンは非常に珍しく、残った革でお財布でも作ったら格好良いかもしれませんね。 私は個人的にグリーン色の靴が好きで、そんな靴にツイードのジャケットなどを合わせたら格好良いだろうなぁって毎回思っています。 このプランの仕様は以下の通り 〇 ご注文をお受けできるのは1足のみ(早いもの勝ち)。 〇 価格は基本仕様が95,000円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 デザインの制約はありませんが、シューリパブリックでお受けできるものの範囲でお選びください。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 この革を使った企画は終了いたしました。 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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スタッドレスタイヤ

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 荷物の発送があったので、朝一で佐川さんに荷物を持って行ったりしましたが、そのほかは比較的ゆっくり過ごす事ができました。 ところで、私は来月早々に長野市のIVY PRODUCTSさんでイベントがあるので、ちょっと早いですが時間がある時にと思いましてクルマのタイヤをスタッドレスに履き替えてしまいました。 先日、新潟からいらっしゃったお客様は、もうすでにスタッドレスにしているとおっしゃっていたので、雪が降る地域の方からすれば特別早いわけではないのでしょうけれど、通年はだいたい12月に入ったら履き替えることにしていたので、私にしたらちょっと早いのです。 私は、昔からタイヤにはこだわりがありまして、高いタイヤが良いとか静かなタイヤが良いという訳ではなく、希望としては雨の日にちゃんと安全に走れるタイヤということを基準に選んでいます。 それに最も適しているかどうかはわかりませんが、夏タイヤはミシュランのPS4を履いていて、これまでのスタッドレスもミシュランでしたが、今回は気分を変えてコンチネンタルにしてみました。 コンチネンタルのタイヤは、ウチの家内のクルマが今年の春にタイヤ交換したときに履いてみたのですが、なかなか良かったので私も試してみようということになったわけです。 昔は車載のジャッキを使って交換していたのでとっても大変でしたが、車載のジャッキはあまり耐久性が高くないということを聞いたので専用の油圧ジャッキを調達しまして、作業性が圧倒的に改善されました。 タイヤを出してくるところから、ジャッキであげて交換して、トルクレンチでしっかりとボルトを締めて、夏タイヤを片付けて、最後に空気圧の確認というところまでやって、だいたい40分くらいでした。 かつての作業時間に比べれば、半分近くになっていると思います。 タイヤ交換が終わって、テストドライブのために夕食の買い物に行ってきました。 お休み日は、私がご飯当番なのです。 このコンチネンタルのスタッドレスの印象は、新しいタイヤなのでとっても軽くて快適なのは当然としまして、以前に履いていたミシュランのスタッドレスに比べて感覚的に柔らかい印象です。 多少のゴツゴツ感はありますが、ギャップを乗り越えた時の感じはなかなかマイルドです。 ただ、ゴムが厚い感じというか、BSのタイヤのようなボヨンという感じも受けました。 まだ走り出して数キロなので全然タイヤの本来の特性はわかりませんし、高速道路も雪の路面も走っていないので特性もわかりません。 普通に一般の道路を走るということにおいては、夏タイヤに比べてそれほど大きなデメリットはなさそうです。 素人ですが、そんな印象を受けました。 そうそう、今日はその買い物の時にちょっと時間があったので、いつも行っているスーパーですが店内をじっくりと見て歩きました。 いつも行っているのでほとんどのことが分かっていると思っていたのに、改めてじっくり見てみると知らない商品がたくさんありました。 こういうのって、慣れ切った大人の目で見ているということなのでしょうね。 小さな子供だったら、見るもの見るもの好奇心いっぱいでいろいろなものを素直な気持ちで見つけられるのでしょうけれど、わかっていると思ってしまっていると、なかなかそうはいきません。 なので、じっくり見てみて、あえて普段買わないようなものを買ってみました。 冷凍のとんかつ、塩昆布、いつもと違うウィンナー、そのほか諸々。 いつもは見ない乾物のコーナーや、チーズのコーナー、パックのジュースのコーナー、お惣菜やお寿司のコーナーなど、新しい発見がいっぱいでした。 普段行っているスーパーでこんな感じだから、Amazonや楽天だともっと見たことがない商品がたくさんあるのでしょうね。 時間があったら制覇してみたいものです。 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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クリームとオイル

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

デリケートクリーム

今日お客様と話していて、なるほどと感じたことがありました。 それが、靴クリームのこと。 通常、私たちシューリパブリックでお勧めしているのはこのようなガラス瓶に入った乳化性の靴クリームですが、 どうやら革に塗るということでこちらとごっちゃにされているケースがあるようなのです。 それが、 ミンクオイルです。 乳化性のクリームとミンクオイルは全く異なるもので、 乳化性のクリームの目的は革に栄養とツヤを与えることなのに対し、ミンクオイルの目的は油分を与えてしなやかにしたり防水の役割を果たすこととなります。 ということは、ミンクオイルを塗るのは主に初めからオイルを含んでいるようなグリッシーレザーなどに限られるわけで、一般的な革靴には通常は塗りません。 もし塗るとするなら、一時的に防水の目的くらいですが、普段からミンクオイルを塗っていると革質によっては革が柔らかくクタクタになってしまったり、もしくはオイルが乾燥したときにパキパキになってしまう可能性もあるため、あまり好ましいとは言えないのです。 さらに、もうひとつこのようなものがあります。 デリケートクリームです。 デリケートクリームは、主に革の保湿を目的としたもので、成分のほとんどが水分と言われています。 もし、防水目的ではなく、一般的な革靴に、もしくはお財布などに栄養補給を目的として何かを塗るのであれば、このデリケートクリームが良いでしょう。 その他にもラナパーとかコロニルとかサフィールとかいろいろありますが、革のメンテナンスを目的とする用品にはそれぞれの特徴がありますので、その目的に合ったものを使うことが大切です。 ちなみに、私はあまりいろいろなものを使ったことがないのですが、基本的にはこのデリケートクリームだけで用が済んでいます。 ちょっと大きめの業務用がひとつあると、だいたいのものに使えるので非常に便利です。 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ウェルティング

カテゴリー: @ Work:アットワーク

余談ですが、今日仕事が終わって一度帰宅してからちょっと用事があり、中学生の娘と一緒に散歩がてらに工房の近くのファミリーマートに行ってきました。 じつは、私はこんなに近くで仕事をしているのにあまりファミリーマートに行かないんですよね。 用事がないというか、そもそもコンビニでお菓子とかアイスとかジュースを買う方ではありませんし、行くとすれば収入印紙を買いに行くくらいで、もう用事が決まっているのでその用事を果たしたら一目散に帰るような感じです。 そんなわけで、久しぶりにファミリーマートに行きまして、娘が買い物をしている間に店内をいろいろと見回ったのですが、最近のコンビニってすごいですね。 Tシャツや靴下、下着、タオルなどを売っていて、それも昔のコンビニ価格ではなく、普通にユニクロなどで買う価格と同じか、それよりも安いくらいなのです。 急に仕事の都合で1泊延泊になったとしても、とりあえずのものはコンビニで揃ってしまうのです。 それに、100円のPBのお菓子もとっても充実していますし、当たり前ですがパンだってジュースだってサンドイッチだっておにぎりだってもう十分すぎるくらいの種類があります。 コンビニがあれば、もうそれだけで生活ができてしまうと言っても過言ではないのかもしれません。 ホント、びっくりです。 他のコンビニはどんな感じなのでしょうか? 時間があったらセブンやローソンをリサーチしてみたいと思います。 さて、今日は一日ウェルティングをしていました。 私がウェルティングをしているのは、少し前にラスティングをしたサンプルのギブソンブーツです。 ウェルティングは正確さが要求される作業で、正確なピッチと正確なテンション、そして何よりも正確な針穴の位置がとっても大切です。 というのも、このように同じ作業を繰り返す作業の場合、力加減やピッチなどがバラバラになってしまうと、どうしても完成した製品の中に丈夫なところと弱いところができてしまい、弱いところにダメージが与えられる可能性が出てきます。 そうなってはいけないので、バランスよくみな同じ状況になるように丁寧に作用を進めていきます。 こんな感じで、一針ずつ縫っていきます。 ところで、私が左手にしているグローブに養生テープを巻いているのが気になると言われたことがあります。 これは、養生テープなしでウェルティングをすると、グローブが糸に塗られている松脂ですぐにベタベタになって汚れてしまうので、それを防ぐためのものです。 養生テープは、簡単に貼って簡単にはがせますから。 そうして、こんな感じに縫いあがりました。 つま先は、形状の都合でピッチが細かくなるため、補強のために糸を絡ませて縫います。 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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革を発掘しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

革

今日も倉庫の中からすっかり忘れていた革を発掘しました。 こんな革です。 ライトブラウンのキップで、トリフキップといいます。 表面の仕上げは写真で見るとツヤがるように見えますが、どちらかと言えば素上げに近い仕上げのものです。 国産の革なので、安心感があるというか品質が安定しているというか、海外生産の革に比べると一定の品質をしっかりと保っています。 言い方を変えれば外国製の革は面白さがあるぶん、クオリティが安定しないこともけっこうあるので、細かいところが気になるという方はこのような国産の革の方が安心です。 なかなか素直な生地で、シワの入り方もきめが細かく、なかなか上品な雰囲気の革と言えます。 シワの入り方は、靴が将来どんなふうにシワが入って、そんな感じで経年変化していくのかを推測するのに必要な情報です。 あまりキレイではないシワが入る革は、革そのものの繊維があまり良くないということを表していて、そのような革はシワになる部分に将来的に亀裂が入る可能性が高いと言えます。 反対に、キメの細かいキレイなシワが入る革は、繊維が整っているということなので、シワが入っても亀裂が入りにくいという可能性が高いわけです。 ただ、それ以前に革の場合はメンテナンスで大きく状況が変わります。 そんなに良い素材であっても、クリームの塗りすぎであったり、もしくはメンテナンス不足で乾燥してしまうようでは、亀裂が入ってしまう可能性が高くなります。 革の厚さは1.4㎜ほど。 革の硬さは、男性用の革靴を作る場合には十分なしっかり感があり、だからと言って硬すぎるわけでもなく、女性用の靴を作る場合でも問題なさそうな革です。 そう考えると、この革はなかなか万能なのかもしれません。 革の裏側はこんな感じで、キメがそろっていてとってもキレイです。 この革を使って靴を作る時にお勧めなのは、フルブローグのシューズやブーツ、そしてセミブローグ、あとはプレーンのチャッカブーツ、そのほかではちょっとシュッとした感じでノーズを長めにした3穴のギブソンシューズなども格好良さそうです。 結構なんでも行けちゃいそうですね。 この革で靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 ご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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セミブローグシューズ

今日のお客様は、群馬県にお住いのASさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、こげ茶のスウェードのセミブローグシューズです。 ASさんとは、もう15年以上のお付き合いになりますが、いつも穏やかでとってもステキな方です。 それに、毎回とても良いセレクションで、ステキな靴をご注文していただいています。 工房にいらっしゃるまでに、クルマの中で仕様をあれやこれやと考えて、しっかり完成させてから打ち合わせになるので、破綻のないステキな仕様になっているのです。 「若いころは、もっと奇抜なものを選ぶこともありましたが、最近は定番の仕様っていうのがいいなぁって思うようになりまして・・・。」 とおっしゃっていて、まさに今回完成したセミブローグも定番の仕様といえます。 それでも、細かい仕様でASさんらしさが出ています。 こちらは、今日ASさんが履いていらっしゃったフルブローグのブーツで、前回納品させていただいたものです。 単にセミブローグとフルブローグの違いだけではなく、ウェルトの仕様やソールの仕様もわかりづらいかもしれませんが微妙に異なります。 このブーツもとっても丁寧に履いてくださっているのがよくわかります。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: セミブローグシューズ レザー:  スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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スコッチスウェード

少し前に、私たちシューリパブリックで在庫しているスウェードがなくなりつつあり、今後の入荷の予定がないということをお伝えしましたところ、 それじゃあるうちに作っておこうというお客様がたくさんいらっしゃいまして、現時点でスウェードはこげ茶とキャメルが完売し、残すところあと黒が2足分となりました。 このスコッチスウェードの黒もとってもキレイで、格好良い靴ができそうな感じです。 このスコッチスウェードは、スウェードなのに厚さが2㎜というとてつもない厚さで、でもこれはベロア(成牛)ではなくキップ(仔牛より少し大きい牛)の革で作ったものなので、毛足はきれいだし生地はしっかりしているし、それでいて靴になった時には優しい履き心地で、申し分のない素材なのです。 みなさん一度この革で作るとその良さが分かってしまい、もう1足という方がとっても多いのです。 私も自分用に確保しておきたかったのですが、お客様優先なのでそれはそれで良しとしました。 たくさんあったころは、こんな日が来るなんて思ってもいませんでしたが、あれだけたくさん買い付けてきたのにこれで終わってしまうなんてとっても残念です。 黒のスウェードは、どんな靴を作ろうかと迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、結構上品な仕上がりになりますので、プレーンのギブソンブーツやギブソンシューズ、もしくはチャッカブーツなどが格好良いのではないかと思います。 無くなる前に作っておこうという方は、お早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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サイドゴアブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのNIさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回の靴はサイドゴアブーツです。 早速履いていただきました。 ちなみに、右奥に見えるのは今日履いていらっしゃったチャッカブーツです。 NIさんは、靴ヒモがないデザインの靴をお選びいただくのは今回が初めてで、というよりもこれまでにほとんどのデザインの靴をご注文いただいていまして、最近評判の良いサイドゴアブーツもいかがですか?とお勧めしたところ、それじゃということでご注文いただいたという訳です。 サイドゴアブーツは、他のレースアップの靴たちとは違ったフィッティングで、独特というか靴下のようというか、やや個性の強いブーツです。 市販のサイドゴアブーツは、どうしても既製品ということでややルーズな履き心地になってしまうものが多く、私もこれまでにドクターマーチンやブランドストーン、キーン、そしてメレルなどのサイドゴアブーツを履きましたが、いくらサイズを合わせてもピタリと履けるものはありませんでした。 それに対してオーダーメイドで作るサイドゴアブーツは、完璧とまではいかないものの、だいたいイイ感じにフィットするものを作ることができます。 NIさんも、 「イイですよ、問題ないです。」 とおっしゃっていました。 まぁ、最初のうちはどうしても脱ぎ履きがやや大変かもしれませんが、何度か履いているうちに簡単に脱ぎ履きできるようになりますので、しばらくはそういうものだということでお付き合いいただければと思います。 それにしても、サイドゴアブーツは格好良いですよね。 このデザインはオックスフォードのパターンをベースに作っているので、よりシュッとした感じに仕上がっています。 これから履き込んでいただいて、さらにもっと格好良くなることと思います。 NIさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: サイドゴアブーツ レザー:  ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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オイル交換

その前に、昨日ご案内させていただきましたサドルカーフのご褒美企画に関しまして、早速何件がご質問をいただきましたので、皆さんとシェアさせていただきます。 まず、今ご注文いただいている靴が製作中、もしくはこれから製作する状態などという方に関しまして、この企画商品を予約をした場合に、正式にオーダーするのは製作中の靴の納品の時で良いですか?というご質問ですが、 納品時でOKです。 そのためにわざわざお越しいただくのも申し訳ないですから。 それから、この企画とは別枠としてデュプイのサドルカーフで靴を注文できますか?というご質問ですが、 正規の価格になりますが、ご注文いただけます。 そのほか、この革は女性用の靴にも適していますか?というご質問ですが、 基本的には問題ありません。 ただ、華奢な足の方の場合だと、たとえばフルブローグやセミブローグなどパーツがたくさん重なるようなデザインでは靴そのものが硬くなってしまう傾向がありますので、つま先のデザインがプレーンのものの方が安心です。 そのほか、まだ何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 さて、今日は数か月ぶりにウチの家内のクルマのオイル交換をしました。 5センチくらいのスロープに前輪を載せて、ロードクリアランスを稼いでからスタートです。 自宅でやるので、そんなに大掛かりな工具はありません。 基本的に最低限でやります。 ソケットレンチを使ってドレンを外し、エレメント用の工具を使ってエレメントを外します。 基本はこの作業とこれを戻す作業+オイルを注ぐ作業だけ。 全然大変な作業ではありませんが、どうしても始めるまでは億劫というか面倒くさいというか、気持ちが遠のいてしまいます。 だんだん歳をとると何かをすることに対して億劫になったり面倒になったり、さらにその奥には不安があったりします。 そりゃみんな歳をとるのだから、そういう気持ちがあって当然なのですが、何かに対して後ろ向きな気持ちでいるのってやっぱり嫌じゃないですか。 ムリして若くありたいということではなく、気持ち的にはいつも前向きでありたいと思うわけです。 以前にある方がこんなことを言っていました。 「不安があったら、その不安の気持ちを恐怖に変換しなさい。」と。 どういうことかと言いますと、不安というのは言ってしまえば見えないとかわからないとか、何だかわからないから漠然とした不安なのだとのこと。 それに対して、恐怖というのは怖い、恐ろしい、こうなったら嫌だという、具体的な物事に対する嫌な気持ちとのこと。 つまり、今回の私のオイル交換を例にとると、何だかわからない不安から、たとえばオイル交換をしていてドレンやエレメントが外れなかったらどうしよう?という具体的な恐怖、もしくはオイルを抜くときにドレンを無くしてしまったらどうしよう?という具体的な恐怖として事前に理解しておけば、十分な対策をとることができるのでその恐怖も無くなり、億劫な気持ちも改善されるということです。 実際、前回のオイル交換でドレンがなめてしまったため、ドレンボルトを14㎜から17㎜に交換しておいたので、今回はドレンがなめてしまうということもなく、ちょっと長めのスピンナハンドルも用意しておいたので、狭くてやりにくい体勢でも滞りなくオイル交換をする事ができました。 不安を恐怖に変換するのは、効果がありそうです。 今回は多少のゆとりを持って作業ができたので、オイルをこぼすこともなくキレイに作業を終える事ができました。 モノタロウさんも、ありがとう。 ★★★お知らせ★★★ ★最後のデュプイの革を使った企画「頑張った自分にご褒美企画2022」の受け付けをしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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サドルカーフ

今日、月が替わったのでカレンダーをめくったら、なんと残り1枚になってしまいました。 今年もあと2か月なんですね。 あっという間に2022年も終わってしまいそうです。 コロナの制約が小さくなったとはいえ、やっぱり今年もいろいろあって大変でした。 みなさん、お疲れ様です。 そして、私たちシューリパブリックで在庫しているデュプイの革もこれが最後になりました。 今回の企画が、私たちシューリパブリックがご提案するデュプイの革を使った最後の企画になります。 今回の企画は、 「デュプイの最後は頑張った自分にご褒美企画2022」と題しまして、昨年に引き続き今年頑張った皆さんが頑張ったご褒美としてご自身にオーダーメイド靴をプレゼントしてみませんか?というものです。 企画の内容は、こんな感じです。 革: 新しく入荷しましたフランス製のSaddle Calfという革のダークブラウン色をご用意させていただきました。革に関しましては、後ほどご案内させていただきます。 デザイン: ブリティッシュクラシックというカテゴリーのもの限定とさせていただきます。具体的には、オックスフォードシューズ、ギブソンシューズ、ギブソンブーツ、チャッカブーツ、ギリーシューズ、モンキーブーツで、キャップや親子穴などを加えるのはOK(ただしオプションによって追加費用が発生するものもあります)。 ウェルト: 選択可。Lストームでも平ウェルトでもOK。 ソール: 標準仕様、シングルソールダイナイトソール。オプションでセミダブルもOK。 価格: 105,000円(税込み)。ラストをお持ちでない方は、別途ラスト製作費用28,600円(税込み)が必要です。 予定数: 5足となります。 では、まずは革についてご説明させていただきます。 昨年の「今年頑張ったご自分にフルブローグをプレゼントしませんか?」プランで使ったものと同じ革ですが、その色違いになります。 デュプイと言えばアノネイと並んで世界最高峰のタンナーであり、そのデュプイで作られたサドルカーフという、ボックス調のとってもキレイで華のある革になります。 この革を使って作った靴は、独特の迫力があるのです。 シワの入り方はこんな感じです(天然由来の為、部位によって雰囲気が多少異なります)。 革の肌目はこんな感じで、とにかく生地がとってもしっかりしていて厚さに対して非常にしっかりした革という印象があります。 ただその分、革の重さは重くなります。 写真でもキメの細かさはおわかりになるのではないでしょうか? サドルカーフはこの肌目を生かした素上げになっています。 参考までに、革の裏側はこんな感じです。 生地の厚さが十分にあって、繊維もとってもキレイに整っているようです。 革の厚さを測ってみたところ、1.5㎜ほどでした。 1.5~1.6㎜というのは、ブリティッシュの靴を作るのに最適な厚さです。 お選びいただけるデザインは(革の色はこげ茶のみ)、 オックスフォードシューズ、 ギブソンシューズ、 ギブソンブーツ、 チャッカブーツ、 ギリーシューズ、 そしてモンキーブーツ。 そのほか、オプション費用が別途かかりますが、 このようなセミブローグシューズや、 このようなフルブローグブーツもOKです。 ご注文をご希望されるお客様は、ご予約をお受けいたしますのでメールでご連絡ください。 この企画の受付期間(ご予約)は11月末日まで、もしくは予定数に達するまでとさせていただきます。 ご予約をいただいたお客様は、打ち合わせと足の計測のために私たちの工房へお越しいただきますが、遅くとも12月20日ころまでにお越しいただきますようお願いいたします。 その他、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。 今年も頑張ったなぁというあなた、この企画をオーダーして靴の完成を楽しみに待ちながら2023年を迎えるのもきっと楽しいと思いますよ。 皆様からのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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