こちらは、先日の母の日のプレゼントで、私がウチの家内にプレゼントしたミサトっ子草履です。 ウチの家内は、近所に出かける時にはだいたい草履を履いて行きます。 近所というのは、隣町のショッピングモールくらい、いや県内くらい、いやいや以前に長野に行った時も草履だったので、都内におめかしして出かける時以外は、真冬でなければだいたい草履を履いています。 今履いているヤツがなかなかヤレてきたので、この機会にプレゼントしました。 ところで、私はイベントなどでたくさんの方々の足を見させていただくのですが、結構な頻度で外反母趾の方にお会いします。 外反母趾ってどんなメカニズムで起こるかご存じですか? よく言われるのは、ヒールの高い靴を履いていて足が前に押されてることで起こってしまうということですが、じつはハイヒールを履かない方も外反母趾になっている方がいらっしゃいますし、男性でも外反母趾になっている方がいらっしゃいます。 そのメカニズムは、元々足が細いとか比較的弱いという方が、大きめの靴を履いていることで靴の中で足が動き、歩くたびに内に外にぶつかることで間接が曲がってしまって外反母趾になるというケースもあるようなのです。 ともあれ、足が弱いことが原因で外反母趾になってしまった方には、ハナオの付いた履物が有効です。 それで完全に完治するという訳ではありませんが、ハナオの履物を日頃から履いていることで指股の力が強くなり、しっかりと足を機能させて歩くことで、少しずつ足が強くなって良い状態になっていきます。 イベントの時にお会いする外反母趾の方には、このようなハナオの履物をお勧めしています。 これは実際に履いてみるとその効果を実感できるはずなので、外反母趾が気になっている方は機会を作ってぜひハナオの履物を履いてみてください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日は午前中に仕事をお休みして、中学3年の娘の高校見学会に付き添いで行ってきました。 じつは、この高校は私の母校でもあり、何十年ぶりの訪問になります。 この写真は、学校の中庭から撮ったところです。 私が通っていたころは、古い校舎ばかりで歴史ある古い学校というイメージでしたが、今ではとってもキレイになっていて、私が通っていたころからある建物は食堂だけでした。 だいたいその食堂自体、私が通っていたころに完成したもので、娘に言わせればその建物自体が昭和の香りがするとのこと。 食堂の入り口にある食券の自販機です。 私の記憶では、当時Sランチが350円でAランチとBランチが280円、カレーライスが180円でうどんが100円でした。 値段が変わっているのは当然ですが、うどんが突出して高くなっているのが気になるところ。 ちなみに、今日見学に行った高校は埼玉県立不動岡高校といいいまして、埼玉県では最も古い高校です。 私が3年生の時に100周年を迎えており、今年でおそらく137年になるはず。 今日は主に授業の様子を見ることができまして、やはり高校の授業は中学の授業よりもはるかに大学の講義に近いという印象でした。 生徒みんながタブレットを使い、先生の手元のタブレットの画面が黒板に映し出され、先生によってはマイクを使って話している方もいらっしゃいました。 ざわざわガヤガヤが一切なく、全て吸収してやるぞという姿勢が感じられ、ウチの娘も大変影響を受けていたようです。 ウチの娘にも、今の高校生の方々にも、中学生の方々にも、人生の先輩として伝えたいことはたくさんありますが、そんな昔の人間の声を聞くよりも自ら開拓して自ら考え、新しい世界と素敵な人生を作り上げてほしいと思っています。 この不動岡高校は、歴史があるために私が普通に仕事をしていても先輩や後輩に遭遇することが非常に多くあります。 仕事で取引がある方やお客様、さらには家の近所でもこの学校の卒業生という方もいて、だからと言って何かメリットがあるわけではないのですが、強いて言えば信頼できる人というレッテル(良い意味です)が貼られるのは事実です。 まぁ、今回は私がメインではなく私はあくまでも付き添いなので余計なことは言わないようにおとなしくしていましたが、私も久しぶりに母校を訪れることができて楽しむ事ができました。 ★★★お知らせ★★★ ★大変お買い得なラスト付きの企画商品「フレッシャーズプラン」は、期間限定で発売中です。受付の 締め切りは5月8日(日)ですので、ご注文を検討さてている方はお早めにご連絡ください。 詳しくは、4月28日の記事をご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む只今、大変お買い得な企画商品として発売している「フレッシャーズ」に関しまして、オーダーご希望の方は5月8日(日)までにその旨ご連絡ください。 ひとまず5月8日(日)までにご連絡をいただきまして、5月中に打ち合わせにお越しいただければOKです。 ラストがついて大変お買い得な価格で販売させていただいておりますので、オーダーメイドの靴を履いてみたいという方は是非この機会にご注文ください。 さて、今日は少し前にオーバーホールでお預かりしたTKさんのセミブローグをお返ししました。 10年まではいかないものの、まぁそこそこ永く履いてくださっている靴で、今回オーバーホールでお預かりをしましてボトムフィラーのコルクやシャンク、そしてウェルトなどソールまわり一式を新しくしています。 ハンドソーンウェルテッドやグッドイヤーウェルテッドの靴は、このようにソールを交換することを前提に作られていて、ハンドソーンウェルテッドの場合は理屈からすれば何度でも交換修理ができるようになっています。 ただ、実際には普通に使っていればアッパーの革やインソールの革が50年も100年も持つわけではないので、20年とか30年くらいを一区切りとしてオーバーホールの計画を立てると良いと思います。 それでも、20年としてもその間はとっても快適に履くことができるし、靴のことで余計なストレスがなくなるのですから、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴は非常にお得だと言えます。 言い換えれば、それくらい持つように作られている靴なので、メンテナンスを怠ったり特別荒っぽい扱い方をして早くダメになってしまうようではとてももったいないわけです。 靴を永く履き続けるには、まずはアッパーの革とインソールの革を良い状態に保てるよう、日ごろから心がけていただけると良いでしょう。 ★★★お知らせ★★★ ★大変お買い得なラスト付きの企画商品「フレッシャーズプラン」は、期間限定で発売中です。 詳しくは、4月28日の記事をご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今年のゴールデンウィークは、3年ぶりにコロナの規制もなく、昨年や一昨年に比べればお出かけしやすい環境でしたね。 皆さんはどこかにお出かけされましたか? 私は毎年ゴールデンウォークは普通に営業しているので、今年も特にどこかに出かけるということはありませんでしたが、ちょっと前に仕事で長野に行きましたし、もう少し経てばまた神戸や大阪のお取引先のお店にお邪魔すると思うので、それを楽しみにしていようと思います。 さて、今日はネイビーの革の話です。 茶色の革と同様に、ネイビーの革も一口にネイビーといえども微妙に色合いが異なり、さらには革によって風合いも異なるので、もしあなたがネイビーの革でチャッカブーツを作りたいと思っても、革の選択肢はいろいろあるわけです。 ざっとすぐ出せる革サンプルを並べてみただけでも、これだけの種類があります。 向かって左の方はスムースの革で、右の方の革はシボの革です。 全然雰囲気が違いますよね。 ネイビーのスムースの革でオックスフォードやギブソンシューズを作れば、フォーマルな雰囲気に仕上げることもできるのでお仕事で使える靴になります。 一方、シボの革でギブソンシューズを作れば、スムースの革に比べればカジュアルな要素が強くなるので、ジャケットを着てお仕事をするときに履くこともできますし、お休みの日にもっとカジュアルな服に合わせることもできます。 そして、ネイビーの靴の最大の特徴は、落ち着いた色で使い勝手が良いのに、まだまだ履いている人が少ないということ。 そして、色の方向性としては黒に近いので、合わせる服などもそれまで黒い靴に合わせてきたものをそのまま使えるのです。 こんな感じで、黒い革と比べても、大きな方向性の違いは感じられないと思います。 これは重要ですね。 そんなネイビーの革ですが、私たちが在庫している中でちょっとだけ変わりダネのものがあります。 上の写真をご覧ください。 私が持っている革のサンプルと、このギブソンブーツの革は、実は同じものなのです。 Conceria 800という会社の革なのですが、このギブソンブーツは工房にしばらく展示していたら革が焼けて色が変わってしまったのです。 正確に言えば、染料の何かが酸化して変色したというようなメカニズムらしいのですが、この焼けたネイビーの色が格好良いとおっしゃる方が多く、この色にほれ込んだ方はみなさんこんな色になるように育てていらっしゃいます。 写真の革はConceria 800社の Vacchetta 800という革ですが、このほかに同じくConceria 800社のMotownという革も似たような変化をします。 この変化は結構短時間に起こるようで、履き始めてから半年くらいでこのギブソンブーツのような色になってしまうようです。 言ってみれば、自分だけのオーダーメイドの靴を、さらに自分流に育てるということなので、ただ格好良いだけではなく更なる愛着を持って履くことができるのではないかと思います。 気になった方は、是非一度私たちの工房にて元の革とこのブーツを比べてみてください。 ★★★お知らせ★★★ ★大変お買い得なラスト付きの企画商品「フレッシャーズプラン」は、期間限定で発売中です。 詳しくは、4月28日の記事をご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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