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オックスフォードシューズ

今日のお客様は、新潟県にお住いのTKさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回は、ご家族の皆様もご一緒に観光を兼ねて来てくださいました。 ちなみに、今日TKさんが履いていらっしゃったのは、 こちらの以前に製作しました旅チャッカです。 今回のように2日以上続けて履かなくてはいけないときに、インソールを交換することで問題なく履けるという特徴があり、TKさんも上手に活用してくださっているとのことでした。 そして、今回完成したのが・・・、 黒のオックスフォードです。 この靴は、デュプイの革を使って製作したもので、まだ履き始めですがなんとなくイイ感じに成長していそうな雰囲気を感じることができます。 TKさんは、モノにこだわりをお持ちの方で、靴だけではなく今日履いていらっしゃる黒のデニムやそのほか気に入って永く使えるものを選んで購入されているそうです。 いくら安く買えたとしても、あまり気に入らないで使わなくなってしまうのであれば、ちょっと高くても気に入って永く使える方が使う方も使われる方もずっと幸せですよね。 オックスフォードは、とってもベーシックなデザインですが完成されたものなので、何年履いても古くなることはないと思っています。 こういうものを使いこなせる大人が格好良いのでしょうね。 TKさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: オックスフォード レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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女性用革靴

あえてこういうことをお伝えするのもちょっと変な話といえば変な話ですし、時々女性のお客様も登場しているのでよくこのブログをご覧になっている方はご存じだと思うのですが、 いまだにかなりの頻度でお客様に訊かれるので、改めてお伝えしておこうと思います。 ただ、今日お伝えしたところでこれを見ていただけなかったら何の意味もないのですが、もしかしたら・・・、 「へぇ~、そうだったのか。」 と思っていただける方が少しでもいらっしゃれば、それは大変な意味があるということになります。 こちらが女性用の靴のサンプルです。 プレーントゥのオックスフォード。 違う角度から。 男性用のオックスフォードと比べると、ラストの雰囲気も違いますし、靴そのもののバランスも異なります。 このラストは、あえてノーズを短めにして足があまり大きく見えないようにしたいという方とか、あとはスカートに合わせていただくときにもバランスよく履いていただくということを目的としたものになります。 デザインは、オーダーメイドなので子のオックスフォードのほかに普段作っているような、ギブソンシューズやモンクストラップ、チャッカブーツ、ギブソンブーツなどいろいろなデザインのものを作ることができますが、パンプスは作ることができませんので、その旨ご了承ください。 ただ、パンプスのような使い方をする靴という括りになれば、話は別で結構いろいろなデザインの靴を作ることが可能です。 なので、お仕事で履きたいんだけど既製品だとちょっと合わないとか、今後就活があってたくさん歩くときに疲れにくい靴が欲しいなどという時には、ぜひお声がけください。 また、見た目を気にされる場合に、合っていない靴だと必要以上に大きなシワが入ってしまうこともあるので、どなたかに見られた時にキレイに履いているように見えてほしいということであれば、足に合わせて作るオーダーメイドという選択肢もアリかもしれません。 1足作っておけば、結構永く履けるのものですので、モノを大切にするという流れからしても良いかもしれませんね。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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バックル

先日、ハトメや金具を仕入れる時にお世話になっているお店に用事があって連絡したときに、衝撃的な事実を知らされました。 それは、ウクライナの情勢の影響でハトメの材料が入ってこないため、ハトメの生産が大幅に遅れているとのこと。 加えて、当然ながら価格も60%増しになっており、靴の業界も影響を受けているのだとしみじみ実感しました。 60%増しってすごくないですか? そんなに単価が高いものではないので、1足当たりの価格の上昇はそれほど大きいものではありませんが、通常ハトメは5,000個入りの箱で購入しているので、買う時の負担はそこそこ大きいのです。 ちなみに、今回はハトメが箱で買うほど在庫がないらしく、あるだけ欲しいと言ったら1,000個ほど購入することができました。 その際に、他に必要なモノも一緒に買ってしまおうということで確認していたところ、オモシロいものを見つけたのでこちらも一緒に買ってみました。 ダブルモンクストラップシューズに使うバックルです。 ダブルモンクストラップシューズとは、こんなデザインの靴です。 この靴の・・・、 この部分に使います。 改めて今回入荷したバックルですが、この素材感が伝わりますか? なんと、このバックルは無垢の真鍮なのです。 ズッシリと重さがあって、さらに経年変化でとっても良い雰囲気になっていきます。 今回入荷したのは12個(3足分)です。 このバックルを使ってダブルモンクストラップシューズを作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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メンテナンス

余談ですが、ここ何年か自宅の家庭菜園で見よう見まねで野菜を作っていまして、一昨年はカボチャを、昨年はミニトマトとオクラを積極的に栽培しまして、 今年はたくさんの種類を少しずつ栽培することにしました。 これは、義父が買ってきてくれたスイカの苗。 今年もミニトマトも植えました。 そしてピーマン。 その他に、ナスや小松菜、ルッコラ、ラディッシュ、サニーレタスなど、初心者でも比較的失敗しなさそうな野菜を選んでみました。 早いものは、もう収穫の時期を迎えているので、ちょっとずつ収穫してきて家族で食べるのがちょっとした楽しみになっています。 さて、こちらは工房に置いてあるセミブローグです。 時々メンテナンスをしているものの、やっぱり少しずつ色がくすんできたり、靴ヒモの色も褪せてしまったりしていて、ちょっと見栄えが良くないですね。 普段はあまりやらないのですが、靴ヒモを外してみるとこんな感じで擦れる部分の色が落ちてしまっています。 こういうのって、見えない部分なんですけど意外に靴の雰囲気に影響します。 なので、今回はちゃんと革に合った色のクリームを使って軽く着色することにしました。 この革に合うのは、モゥブレィのレッドマホガニー。 一言でいえば赤茶色です。 全体に軽く色を乗せてあげて、靴ヒモも新しいものに交換しましたが、これだけのメンテナンスで靴の雰囲気が大きく変わりました。 クルマはタイヤとホイールがキレイだと印象が変わると言いますが、靴も目に付くポイントをしっかりとキレイにしてあげるとやはり印象が変わりますね。 クリームは、革の色に合ったものを使い、靴ヒモは消耗品なので定期的に交換しましょう。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンシューズ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのAMさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 AMさんは、今回の靴が初めてのシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、黒のギブソンシューズでストレートキャップ付きのモデルになります。 打ち合わせの時に、ほぼほぼオックスフォードになりかけていたのですが、ちょうど製作中のギブソンシューズをご覧になり、大変気に入っていただいてそのままこのデザインになりました。 AMさんの足は、こうしてみていただいてもお分かりになると思いますが非常に細く、これまで履いていた既製品の靴だとハネが完全に閉じてしまってもまだ緩いのだそうです。 そういうこともあってか、今回完成したギブソンシューズを履いていただいたら、 「足の横の部分がしっかりとホールドされています。」 とおっしゃっていました。 じつはそれだけではなく、足が非常に薄いのでこれまでの靴では靴の中で屈曲点の上側に空間があったのですが、今回完成した靴ではその部分はしっかりと収まっていて、ハネも十分に締め代が残っています。 いつも確認させていただいていることですが、足の指がちゃんと動かせるかどうかという点も、しっかりと動かせるとのことでしたので、歩くときに足を機能させて歩けると思います。 靴全体の雰囲気のとっても気に入っていただけたようで、作り手としても非常に嬉しいです。 AMさん、ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: ギブソンシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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オックスフォードシューズ

今日ご紹介するお客様は、東京都にお住いのSGさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしました。 今回SGさんは、ご都合により発送による納品となりました。 ただ、しばらくたって靴が落ち着いたころに点検のためにお越しくださるとのことでしたので、その時にご感想などをうかがおうと思っております。 今回完成したのは、黒のオックスフォードです。 以前に3穴のギブソンシューズをご注文いただき、とっても気に入っていただいて同じデザインで革をスウェードにしたバージョンが2足目、そして今回が3足目になります。 SGさんは、足そのものは結構細いのですが、親指がやや張り出していたり、なかなか骨太な骨格をされているので、カッチリとしたシルエットになっています。 やっぱりオックスフォードは格好良いですね。 この角度から見ると、靴のメリハリが分かります。 ぜひ、たくさん履いていただきたいと思います。 SGさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: オックスフォードシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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計測データ

先日のブログでは、オーダーメイド靴は足に合わせて作るのでとっても歩きやすくて疲れにくいということを書きましたが、今日はもう少し深く踏み込んでみたいと思います。 ちょっと見にくいかもしれませんが、こちらは先日ご注文いただいたお客様(仮にAさんとしましょう)の計測のデータです。 この方は、ご自分の足に関して特に問題点があるようにはおっしゃっていませんでしたが、私たちのような靴屋から見れば仮に既製品の靴を選ぶ場合にはそこそこ大変な足です。 というのも、足長から見ればUKサイズで7 1/2というサイズ(日本サイズでいえばだいたい25.5cmくらい)になるのですが、足の幅が結構広く、計測データの足の輪郭を見るとコッペパンのような足かと思いきや、 じつはジョイント(屈曲点)の足囲よりもインステップ(甲)の足囲の方が大きいという、非常に甲の高い足なので単にウィズが4Eの靴を選べばよいということにはなりません。 一般的な既製品の靴は、ジョイントとインステップの数値を比べると、ジョイントの方が3~5ミリくらい大きいのが普通で、もしこの方に足長が7 1/2でウィズが4Eの靴を履いていただいたなら、ジョイントは緩すぎでインステップはキツイというフィッティングになってしまうのです。 さらに言えば、このお客様は足の幅に対してカカトがやや小さめなので、既製品の4Eの靴ではカカトも不安定になってしまいます。 ちなみに、足長がだいたい同じくらいのお客様が少し前にいらっしゃって(こちらをBさんとしましょう)、その時に計測したデータがあるのでそれぞれの右足を並べて比較してみたのですが、 これくらい違いました。 違うお客様だから、足の形や数値が違っていて当然と言えば当然なんですけど、もし私がなにもアドバイスしないでそれぞれのお客様に足に合う既製品の革靴を買ってきてくださいって言ったとしたら、お二人の足の足長が同じくらいなので同じサイズの靴を買ってくるかもしれません。 ところで、もし私たちがTシャツを買う時に、実際の身体の寸法と比べてどれくらいの誤差までOKなのかというと、おそらく数センチといったところではないかと思います。 私の場合、ZOZOTOWNで買う時にはピタリで着るなら肩幅が44センチのものを選ぶのですが、デザインが気にってサイズがない時には46センチくらいまでならOKとしています。 それに対して革靴の場合は、ジョイントやインステップがどれくらいの誤差ならまぁまぁちゃんと歩けるのかというと、私が思うところでは±2㎜までです。 それ以上緩いと靴の中で足が動いてしまってすごくストレスになりますし、それ以上きついとやはりタイトすぎてストレスになってしまいます。 靴のフィッティングは、服に比べてOKのゾーンが非常に小さく、なのにサイズの選択肢は往々にして足長で選ぶしかないという状況になっているのです。 Aさんは、ご自分の足が既製品の靴に対して合わないという認識は全くなかったようで、実際に計測したデータと既製品の標準的なデータをご覧になってちょっと驚いていらっしゃいました。 たぶん、ほとんどの方がご自分の足は既製品のサイズで何の問題もないと思っていらっしゃって、そのことに何の疑いも持っていないようなのですが、実際に靴をオーダーしていただいて足に合った靴を履いてみると、足に合った靴とはこんなに楽でストレスがないのかと驚き、それまでに履いていた合っていると思っていた靴が合わなかったことを実感するというケースがほとんどです。 実際、既製品のサイズだけではすべての方を賄い切れていませんし、そんな状況をご存じないまま合わない靴を履いている方がとってもたくさんいらっしゃいます。 むしろ、靴は足に合わせて作ることが今後の常識になっても良いと思っています。 実際に知ると驚くことばかりなのです。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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グラインダー

6月納品予定の靴たちの製作がだいぶ完成に近づいてきていて、昨日はヒールを取り付けるところまで進み、今日はヒールのコバを削る作業から進める予定でしたが、 削り始めてなんとなくグラインダーのドラム(という名前でよいのかわかりませんが)のブレがいつもよりも大きく感じまして、作業を一度止めて機械の調整をすることにしました。 こちらが私が使っているグラインダーです。 フィニッシャーともエンドレスとも言われますが、とりあえず今日はグラインダーということにしておきます。 この機械は、40㎜幅で長さが915㎜のエンドレスのサンドペーパーがぐるぐると回ってヒールやら何やらを削るのですが、そのサンドペーパーを回すためのドラム(ホイール)の形状が真円ではなく、回るとヒールのコバを削るために当てるとバタバタと暴れてしまうという症状が出るようになってしまいました。 実は、この症状は以前から少しあったのですが、荒削りの方のドラムだけなので仕上がりに不具合が出るわけではないのでそのままにしていました(写真は左右のドラムを交換していろいろと試している途中のものです)。 ただ、気になるととことん気になってしまう方なので、これは一度ちゃんと直そうということでいろいろと方法を考えてみたものの、なかなかこういう機械のパーツって精度が要求されるのでただ回転させてやすりを当てるという訳にはいきません。 こんな感じで木片に#80のやすりを貼り付け、回転するドラムに押し当てて少しずつ真円に近くなるように試みたものの、もっと速いスピードで回転していれば良かったのかもしれませんがこれくらいのスピードでは真円になるどころかかえって偏りが出てしまいそうでダメでした。 何かガイドがあれば良いのにと思いつつ、考えた末にやってみたのがこの方法です。 先ほどのやすりをはった木片を使い、エンドレスのカバーをガイドにして、当たり方を極力控えめにしつつ偏っている部分だけ当たるようにして、ちょっとずつちょっとずつ時間をかけて真円になるように削っていきました。 約40分ほど気長に削って、やっとブレを感じない程度の真円に近い状態にまでになり、作業を再開する事ができましたが、実際にブレが少なくなったドラムは思いのほか作業性がよく、これならもっと早くやっておけばよいかったとちょっと後悔です。 これくらいでは頭を使って解決したというほどではありませんが、考えて何かを解決できると嬉しいものですね。 その後、作業は順調に進み、明日には靴が完成しそうです。 お待ちいただいているお客様には、靴が完成しましたらご連絡をさせていただきます。 そして、昨日ご紹介しました「店長のおすすめプランG」は、絶賛受付中です。 詳しくは、昨日のブログをご覧ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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お客様にお会いするたびに、どんな靴が欲しいのかをうかがっているのですが、やっぱりこれがずっと前から最も多いので、それに私のおすすめを加えた仕様で、 「店長のおすすめプランG」として発売させていただきます。 皆さんがどんな靴が欲しいとおっしゃっていたのかというと、 「ビジネスの時でもオフの時でもレギュラーとして使える靴」です。 つまり、スーツに合わせても良し、デニムやカジュアルパンツに合わせても良しという、いわば贅沢な仕様の靴なのです。 そりゃそうですよね、いろいろな時に履ける使い勝手の良い靴は、1足あればとっても重宝しますし、ましてやそれが履きやすいオーダーメイドなら、この上ありません。 そんなわけで、私がおススメしたい仕様&デザインは、 ギブソンシューズ&ブーツです。 こちらがギブソンシューズです。 そして、コチラがギブソンブーツ。 「店長のおすすめプランG」のGは、GibsonのGということです。 仕様に関しまして、お選びいただける革は最近私がとっても気に入っている型押しのあのカフーという革で、 この黒のほか、 グリーンと、 ネイビーもお選びいただけます。 革の色は、どうしてもデジカメで撮ってPCで再現すると実際の色とだいぶ異なってしまうので、実際にご覧になって決めていただければよいかと思います。 ウェルトは、標準的な平ウェルトでもLストームウェルトでもOKですが、私がイメージするところでは個人的にLストームをお勧めしたいと思っています。 こちらがLストームウェルト。 改めて整理すると、 今回の「店長のおすすめプランG」は・・・、 ●デザインはギブソンシューズ、もしくはギブソンブーツ(キャップの追加OK、穴飾りの追加もオプション費用がかかりますがOK)●使用する革は、カフー型押し(黒、グリーン、ネイビーのいずれか、他の革とのコンビOK)●ウェルトは、平ウェルト、もしくはLストームウェルト(黒もしくは生地色)●ダイナイトソール●ハンドソーンウェルテッド(製法)で製作●お客様の足に合わせて製作するオーダーメイド●靴に合ったシューツリーがついてきます●ラストをお持ちでない方は別途ラスト製作費用(28,600円、税込み)がかかります●価格は115,500円(税込み) といったところです。 受付期間は、5月末日までにご連絡をいただきまして、6月末日までに打ち合わせにお越しください。 ちなみに、私がイメージするこの「店長のおすすめプランG」の1足は、 黒のプレーンのギブソンシューズ、Lストーム仕様で、ラストは#SRCです。 その靴を、白いオックスフォードシャツにカーキ色のワークパンツに合わせるようなイメージです。 そのイメージだと私にはあまり似合わないかもしれませんが、栃木のMKさんとか、厚木のTWさんとか、川崎のTKさんとか、あとは多摩のTHさんのような白いシャツが似合う方に格好良く履きこなしていただけそうですね。 日光のASさんは、デニムを履いていらっしゃることが多いですが、やっぱり似合いそうです。 今のところ数量の限定はありませんが、革がなくなりそうになったら終了とさせていただきます。 企画商品にしては限定条件がやや緩めなので、あなたなりに格好良い靴を作り上げてみてください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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先日ちょっとだけお知らせしたモゥブレィのステインクレンジングウォーターですが、まぁまぁな数が入荷しました。 これはいわゆる汚れ落としの液体なのですが、単にアッパーの汚れ落としだけではなく、インソールのお掃除にも使えるとのことなので1本あると非常に便利だと思います。 この手の汚れ落としは各メーカーからいろいろ出ていますが、私は最近はこればかりです。 何が良いかって、革に対する攻撃がマイルドなところが素晴らしいです。 モノによっては革の色が落ちてしまうものもあったりしますし、染み込みすぎてシミになってしまうようなものもあって、そういう心配がないこのステインクレンジングウォーターは、気兼ねなく使えるという点でも使い勝手が良いのです。 そしてもうひとつ。 モゥブレィのデリケートクリームです。 こちらは定番商品ですね。 革の栄養補給のためのクリームで、普通に靴に使うほかお財布やカバンなどにも使えます。 ひとつあればとっても便利です。 最近は、数あるメンテナンス用品の中でこういう私が心からお勧めするもののみ仕入れるようになりました。 と言って、以前は何でもかんでも仕入れていたのかというとそういうわけではなく、改めて考えるとお勧めするものだけというのは変わっていないのですが、多品種を少しずつという仕入れの仕方から、本当に今必要そうなものをちょっと多めにというスタイルになっています。 さて、今日はあらためてオーダーメイド靴を考えてみたいと思います。 上の写真は、非常にベーシックなオックスフォードですが、この靴はお仕事でスーツを着るときにお履きになることが多いデザインの靴です。 その他には、もっとカジュアルなデザインの靴もいろいろとあるのですが、どんな靴を履いたときでもオーダーメイドの足に合っている靴を履くと、合っていない靴を履いたときと比べて大きな違いがあります。 それは、足の動かし方であり筋肉の使い方なのですが、もっと具体的に言うと、足に合っている靴を履いて歩くときにはよりたくさんの筋肉をしっかりと機能させて歩くことができるのだそうです。 イメージとしては、足袋を履いて歩くような感じでしょうか? ただ、足袋と違うのは革靴はソールが比較的硬くてしっかりしていることや、足をそこそこ硬い革で包んでいることにより、イメージ的にはもっとかっちりとした丈夫なプラットフォームのバケットシート付きのクルマに乗っているようなものとなります。 ちょっと難しい話になりますが、プラットフォームがしっかりしていることとバケットシートに包まれているようなことは足が疲れにくいということですが、それと同時にソールはスニーカーに比べて硬めなので、足そのものが衝撃を吸収する必要があって、歩くたびにそのエクササイズをしているような状態になっていると言えます。 つまり、普段から革靴を履き慣れている方は足がそれだけ鍛えられていて、知らず知らずに疲れにくかったり丈夫になっているという恩恵を被っていると言えます。 オーダーメイド靴は、単に好きな革を選ぶことができるとか、好きなデザインのものを作ることができるなどという外観のメリットだけではなく、機能面でも大きなメリットがあると言えます。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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