物欲がなくなったらいけないと思いつつ、だんだん歳を重ねてくると変に聞き分けが良くなってしまって、ホントつまらないです。 自転車はあるし、カメラも気に入っているし、レンズに不満はないし、服だって必要にして十分です。 そう思っていたら、突然にマニュアルフォーカスのレンズが欲しくなりました。 いやいや、オートフォーカスのレンズのスイッチをマニュアルに切り替えればよいじゃないという話ですが、そういうことではなく古いレンズを通してノスタルジックな写真を撮ってみたいと思ったのです。 だからこそ、ゆっくりとマニュアルフォーカスで。 何を撮るのかというと、どこかの街並みや田舎の風景でしょうか? まだしばらく旅行に行く予定はないので、行けるようになるまでゆっくりと古いレンズを探してみるのも良いかと思います。 当面の目的は、レンズを買うというよりも探すことですね。 私が使っているペンタックスのカメラは、昔のレンズもそのまま使えるし、アダプターを付ければM42マウントという昔の規格のレンズもつけることができます。 古いレンズを使って、暖かな春の日差しのような写真が撮れたら嬉しいです。 さて、今日お越しいただいたお客様のAさんのギブソンブーツです。 ちょうどこんなふうにスーツに合わせても格好良いですよということをお伝えしたいと思っていましたので、お願いして写真を撮らせていただきました。 ネイビーのスーツに黒のギブソンブーツという組み合わせ。 全く違和感がありません。 そして、Aさんのお気に入りは、座った時にちらりとブーツであることが分かるというところ。 ギブソンブーツの格好良さが引き立っています。 シワの感じもとてもキレイで、今後の靴の成長が今から楽しみです。 Aさん、ありがとうございました。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日のお客様は、茨城県にお住いのYOさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、黒のフォーマルなギブソンシューズです。 早速履いていただきました。 少しずつシューリパブリックの靴を揃えてくださっているYOさんですが、ここのところずっと新型コロナの影響もあって靴を履いて外に出る機会がなく、せっかく作った靴もなかなか履けないとおっしゃっていました。 ですが、つい最近になって以前に製作したチャッカブーツを履いて出かけたところ、履くたびに靴が履きやすくなっていることにとても驚いたそうです。 足に合わせて製作したハンドソーンウェルテッドの靴は、履きこむたびに少しずつ足に馴染んでいって履きやすくなっていくという特徴があり、これからもさらに履きやすくなっていくことでしょう。 さて、今回のギブソンシューズは、スーツにも合わせられるような黒のスムースの革を使ったブリティッシュのスタンダードと言えるデザインです。 もしかしたら写真でお分かりになるかもしれませんが、YOさんの足は既製品ではちょっと難しい形をしていまして、革靴を格好良く履いていただくにはラストをがっつりと調整している方が好ましい形状です。 フォーマルな靴というとまず先にオックスフォードが挙げられますが、こんなギブソンシューズもなかなかどうしてフォーマルな場でも十分に履いていただけそうです。 ちなみにこちらの革はフランスのちょっと有名なタンナーさんのもので、革時の状態ではほとんどツヤもなかったのですが、ラスティングの時に革がパリッとして、さらに仕上げでこんなにキレイになりました。 YOさんにも、ギブソンシューズの独特な足を包み込むような履き心地を気に入っていただけたようです。 YOさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: ギブソンシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む余談ですが、最近小さなことで幸せだなぁと感じたことがありました。 本当につまらないことなのかもしれませんが、それは温かい食べ物をしっかりと温かく食べられるということです。 以前は、夕食のときにジャーマンポテトや豚肉の生姜焼きなどを作った時には、普通にお皿に盛りつけて食卓に並べていたのですが、少し前にLODGEの10 1/4インチのスキレットを購入しまして、これで調理をしてそのまま食卓に出すようにしたところ、スキレットがとても熱いのでしばらくの間は食べ物がアツアツで、とてもおいしく食べられるのです。 ジャーマンポテトにしても生姜焼きにしても、できたては確かにアツアツでおいしいのに、少し経つと特に冬なんてすぐに冷めてしまってちょっと残念だと思っていたので、このスキレットのおかげでとても幸せに感じられるようになりました。 もちろんステーキなどもおいしく食べられそうです。 温かいものを温かくいただくのって、当たり前のことなのにとっても幸せなことですよね。 子供のころにはあまり感じなかったことですが、大人になってそういうちょっとした幸せを感じるようになりました。 さて、今日も昨年末の棚卸の際に発掘した革をご紹介します。 Tempesti社のMAINE(メイン)という革です。 この革の元々の特徴は、タンニン鞣しなのに発色が良いということらしいのですが、私はそんなことよりもこの革の質感が素晴らしいと思っています。 表面は普通のスムースです。 肌目は、フォーマルな靴に使うようなボックス調の革に比べれば多少カジュアルな雰囲気と言えるでしょう。 ただ、ステアのように肌目が粗いという訳ではなく、MAINE独特の雰囲気です。 私たちシューリパブリックで扱っているこのMAINEの厚さは1.6mmで、他にも同じくらいの厚さの革はたくさんあるのですが、この革は特にカッチリとしていまして、この革を使って製作した靴は驚くほどカチッとした仕上がりになり、それこそがこのMAINEの最大の特徴だと言えます。 カチッとした靴は、当然ながら足に合わなければ痛くて履けなくなってしまいますが、しっかりと足に合わせて製作した靴は身体に合った鎧に包まれているような感じです。 特にチャッカブーツにおいては、適度にカッチリと足を包み込みつつ軽快な履き心地という、相反する要素を得ることができます。 軽くシワを入れるとこんな感じで、 強めにシワを入れてもこれくらいです。 確かに硬そうにも見えますが、これがある程度履きこんで足に馴染んでしまうと、何との心地よい履き心地になります。 オーダーメイドの場合、それまでの期間が極めて短いので、お選びいただくデザインにもよりますが比較的早く快適な履き心地を得ることができます。 革の裏側はこんな感じです。 十分な厚さがある革なので、裏側もボソボソになることはありません。 こうしてみていただくと、この革は普段使いの靴に最高の革だと思います。 丈夫で履き心地が良くてしっかりと足をホールドしてくれるような、素晴らしい条件がすべてそろっています。 色は、この黒のほかにブラウン系とワイン系があります。 ご興味がある方は、ぜひ工房にてご覧ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日のお客様は、群馬県にお住いのASさんです。 年明け1足目の納品のお客様です。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、こげ茶のスムースの革を使って製作したセミブローグです。 これまでにもASさんにはたくさんの靴をご注文いただいていまして、毎回しっかりとイメージが固まった時にご注文に来てくださっています。 完成した靴をご覧になって、 「なんかとってもかわいいですね。」 とおっしゃっていました。 履きはじめの状態としては、ハネの開き具合も丁度よさそうですしフィッティングも問題なしだったので、履きこんでいけば足にしっかりとフィットしてとても履きやすい靴になりそうです。 ASさんは、これまでの靴は茶系のものが多く、ご本人も茶系がお好きだとおっしゃっていました。 最近はネイビーのスーツにこだわりをお持ちになっているとのことで、それなら茶系の靴を合わせてとてオシャレな雰囲気になりますね。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: セミブローグ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む毎年我が家では1月3日はカラダを動かす日ということになっています。 そうなっているのですが、そういう習慣はちょっとずつ消えていくもので、今年家から出たのは私だけでした。 お正月休みは、今年は実家に帰っている方や軽く旅行に行っている方もいらっしゃるかもしれませんが、積極的に身体を動かさないとだんだん身体が重くなってしまいます。 特に普段からスポーツをやっていないと知らず知らずに身体が動かなくなってしまうこともあるので、やろうと思った時に身体を動かすのは必要なことだと思っています。 そんなわけで、今年は私一人で自転車で軽く走ってきました。 私が住んでいる加須市には、利根川という大きな川が流れていて、土手の上にサイクリングロードがあって素晴らしいのですが、今回は利根川のサイクリングロードは後半に走ることにして、まずは市内を流れる葛西用水路沿いの道を走って西に向かいました。 この道は、一応自動車も走ることができますが、他の幹線道路に比べると圧倒的に交通量が少なく、さらに路面が比較的キレイなので自転車にとっては最高の道路です。 この道をそのまま西に向かうとお隣の羽生市につながっていて、さらに走り続けると葛西親水公園のところで公園にて利根川に合流します。 ここまで10キロちょっと。 ただ、今の時期は埼玉県の北部では午前中から西風が強く、この葛西用水路沿いの道を走っている時はかなりの向かい風でした。 写真を見ていただくとなんとなくわかるかもしれませんが、とにかく周りに何もないところなので風が強いのなんのって。 まぁ良い運動になります。 葛西親水公園のところで利根川の土手に上がると、今の季節ははるか遠くに山がとってもキレイに見えます。 そして、私が今日乗って行った自転車です。 向かい風なのでギヤ付きにすればよいのに、通勤用のシングルスピードで行ってしまいました。 向こうの方の山の上の方は、雪に覆われていて寒そうです。 私もとっても寒かったです。 ここからは、サイクリングロードを東に向かって走って家に向かうので快適な追い風のはずが・・・、 数百メートル走ったところでまさかの通行止めでした。 工事はやっていませんでしたが、こういう時は素直に従うべきなので、あきらめてほかの道へ進みました。 隣町とはいえ、子供のころから自転車で走り回ったところなのでだいたい道はわかります。 住宅地の道をクネクネと走りながら家に向かうと途中で先ほど走ってきた葛西用水沿いの道に出て、あとは来た道を素直に戻って帰宅しました。 往復で約22キロほどのサイクリングでしたが、ちょっとしたウォーミングアップとしては十分でした。 さて、明日からシューリパブリックは通常営業になります。 年明け初日ですが、早速作業の予定です。 もしご用でお越しいただける方は、事前にお電話いただければ準備をしてお待ちしております。 棚卸で掘り出したお勧めの革もたくさんありますので、ちょっと気になっている方はこのタイミングがおすすめです。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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