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キズ

靴を履いているとどうしても避けられないのがアッパーのキズ。 どんなに注意していても、知らない間にキズがついてしまうこともありますし、 満員電車やオフィスの机の角でどうしてもキズがついてしまうということもあるかもしれません。 そんな時に、どうしたら良いかということをお伝えしましょう。   私たちのように、仕事で革を扱っていても表面の修理となるとじつはなかなか難しいものです。 なのでプロの修理屋さんにお願いしてしまうのが最も安心できる選択です。 でも、キズが付いたままにしていて良いのか、それまでの間はどうしたら良いのか、簡単に治す方法はないのか、気になるところ。 たとえば、それが黒い革でひっかき傷ではなければ、比較的簡単に修理できます。 ごくわずかなキズなら、黒い靴クリームを塗って磨いてしまえば目立たなくなります。 ちょっとしたキズなら、この方法で対処している方も多いはず。 とは言え基本は自己責任になるので、心配でしたらプロの助けを借りた方が安心です。 また、凹んでしまった場合は、革の質によるのですが少し柔らかくしてから表面を慣らして平らにするという方法があるのですが、 けっこう難易度が高いですし、専用の工具も必要になりますので、その場合はやはりプロに任せた方が安心です。 では、ひっかき傷の場合ですが、実は私も以前にこんな傷をつけてしまったことがあります。 ペロンとめくれてしまいました。 このように革がめくれてしまった場合には、その部分に接着剤をつけて貼り付けて修理をすることが多いので、 絶対に靴クリームを塗らないようにしてください。 接着剤が効かなくなってしまいます。 そうです、こんな時はクリームを塗る、こんな時はクリームを塗ってはいけない、全く反対の対処法になります。 ですので、やっぱり基本はプロに任せるのが良さそうです。 靴の業界でよく言われていることがありまして、 「革はいじればいじるほど深みにはまる」 のだそうです。 専門の知識なしに手を付けると、どんどんひどくなってしまいます。 私も昔駆け出しのころに経験しました。   判断に迷うような時は、専門の修理屋さんへ持って行って相談してみるのが良いと思います。 私は、いつもお世話になっているリファーレさんをお勧めします。 大切な靴ですので、気持ちよく履きたいですから。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ3 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ4 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ブラシ

先日、神戸のSUNにお邪魔した時に、お客様からメンテナンスについて教えて欲しいというご要望がありまして、 このメンテナンスに関してはまぁ言ってみれば革靴の敷居を高くしてしまっている要因のひとつでもありますから、 良い機会ですので、そんなに面倒なことじゃないということを知っていただけるよう、どんなことをしたら良いのかを理論的にお伝えしたいと思います。   まず、革にとって天敵となるのが乾燥とクリームの塗り過ぎです。 この両極端のことがどうしていけないのかと言いますと、 革は人間の皮膚も然りで、乾燥してしまうとひび割れしやすくなってしまいます。 なので、乾燥させるのはひび割れの原因になってしまうからNGです。 対して、クリームの塗り過ぎはなぜいけないのかと言いますと、 一般的な靴クリームにはロウの成分が入っていまして、このロウの成分が古くなると硬くなってしまいます。 クリームをたくさん塗るということは、どんどん革の中にクリームを染み込ませてしまうことになり、そのクリームが古くなって硬くなって革の表面も一緒にひび割れてしまうことがあります。 そんな理由から、クリームの塗り過ぎもNGとされています。   では、どんなメンテナンスをしたらよいのかと言いますと、 靴を履いた日には、帰宅したら必ずブラッシングをして靴に付いたホコリを落としてください。 その時のブラシは、少し大きめの馬の毛のブラシがお勧めです。 写真の右側のようなものです。 一般的に靴のブラシには豚毛のものと馬毛のものがありまして、厳密に言えば毛の硬さで分けるのが良いらしいのですが、 なかなかそこまでマニアックな話について行くのも大変ですので、初歩的なところでは馬か豚かということで分けてしまって良いと思います。 なので、今回はホコリ落としのブラシは大きめの馬毛のものをお勧めします。 こちらです。 これで、メンテナンスの50%くらいができたことになります。   あとは、ときどき(季節によりますが通常は月に1度くらい、乾燥しやすい季節には月に2度くらいの頻度)でやっていただきたいメンテナンスです。 月に1度くらいの割合で、ホコリを落とした後に靴クリームを塗ってください。 靴クリームには、缶に入っている油性のものと、瓶に入っている乳化性のものがあります。 左が油性で、ワックスのようなもの、 そして右側が乳化性で、といりあえずは栄養補給と補色を兼ねたものというイメージで良いでしょう。 普段は、乳化性のものを使ってください。 出来るだけ革の色に近いもの(もしくは革よりもちょっと明るい色のもの)をお勧めします。 黒の革には黒のクリーム、茶色の革には茶色のクリームです。 無色のクリームは、じつは無色ではなく白っぽいクリームですので、黒い革に使うと毛穴に白っぽく残ってしまうため、キレイに見えません。 クリームは、片足につきコーヒー豆一粒くらい、それをこんな竹の柄のブラシ(古い歯ブラシでもOK)などで全体にざっとつけて、 さらに豚毛のブラシで全体にのばすようにして、 シャカシャカブラッシングすることでツヤを出します。 ここで注意事項があります。 豚毛のブラシは、少なくとも黒用、茶色用、明るい色用など、色に合わせた数を用意しましょう。 ブラシを介してクリームの色がうつってしまいます。 また、ブラッシングは結構しっかりとやってください。 靴クリームがブラシの摩擦熱で溶かされて均一になってきれいになるというメカニズムのようなので、 そこそこしっかりとやってあげる必要があります。 ちょっと戻りますが、クリームを塗るのに竹の柄のブラシを使うのは、無駄なくクリームを塗るためです。 布などでも構いませんが、布を使うと布にばかりクリームが浸みこんでしまて、ちょっと無駄になってしまう感じです。 と言いつつ、私は台所スポンジを小さく切って使うこともあります。 その場合、スポンジは使い捨てになってしまいます。   さらに、栄養補給を目的としたクリームがありまして、デリケートクリームというのですが、 乳化性のクリームの作業の1回を、このデリケートクリームに替えていただくこともOKです。 ただ、このデリケートクリームは水分が主要成分らしいので、 あまり塗り過ぎると革がクタクタになってしまうらしいので、頻度は月に1度程度で十分でしょう。 デリケートクリームは、靴以外の革製品にも使えます。 注意事項を確認して、上手にお使いください。 デリケートクリームは、布で塗るのが良いようです。   ざっとこんな感じですが、だいたいイメージはつかめましたでしょうか? 人によって言うことが若干異なるかもしれませんが、 基本は乾燥NG塗り過ぎNGということです。 上手にメンテナンスをして、革製品を大切にお使いください。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ3 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ4 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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大阪観光

昨日までの神戸三宮のSUNさんのイベントが無事に終了し、昨日はさすがに自宅に戻ることができませんのでもう1泊して、今日が移動日です。 それにしても、SUNさんに行って感じるのは、みなさんお金の遣い方がとっても上手だということ。 たとえば、最近はSUNさんのお客様の中でハーレーに乗る方が増えているのですが、 いきなりハーレーなんてちょっと・・・なんて考えないで、 もういきなりハーレーに乗ってしまうのです。 そうすることで、ムダなものを買うこともなく、本当に欲しいものを手に入れて大切にし、気持ちも潤うわけです。 また、服にしても安いものをたくさん買うよりも、本当に気に入ったものを少しずつ手に入れるというやり方で、 数年後に振り返ってみると、どれもちゃんとしたものばかりで、さらに気に入ったものばかりなので、みんな大切に永く使えるわけです。 もちろん靴もしかり。 むやみにたくさん買うのではなく、本当に良いものを必要なだけ、それも何年もかけて少しずつそろえていくという方がとっても多いように思いました。 ですから、お若い方でもグッドイヤーやハンドソーンの靴を持っていらっしゃって、大切に永く履いていらっしゃいます。 10年くらい前のグッドイヤーの靴も、修理をしてちゃんと大切に履いていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいました。 よく、安物買いの銭失いと言いますが、それはそれで必要なこともあるかもしれませんけれど、 改めて10年を振り返ってみると、やっぱり良いものっていいなぁって思います。 思うに、モノを買う時には妥協してはいけないようで、 永く大切にするためにも、本当に気に入ったものを計画的に買うということが必要なのでしょう。   さて、今日は神戸から帰るだけですが、これまで何度も関西方面に出張に行っているものの、観光らしい観光をしたことがないので、 今回は一緒に行ったトンリョウの安達さんの希望もあって、千里の万博記念公園にある太陽の塔を見てくることにしました。 途中、ちょっと立ち寄りたいところがありまして、大阪で途中下車です。 それは、今月初めに堀江から梅田のグランフロントに移転したリファーレさんです。 せっかく近くまで来たので、ご挨拶だけでもと思い、行ってみました。 新店舗は、梅田のグランフロントの北館の1階で、メルセデスミーというカフェの裏手になります。 店舗の広さは、以前の堀江からすればかなり狭くなってしまいましたが、 とにかくオシャレな建物ですし、人も多いし、新たなお客様のたくさん来てくださるのではないかと思えるような環境でした。 ちょっとご挨拶だけして、早々に万博記念公園へ。 太陽の塔って、私が本当に小さい頃に見た記憶では、なんか気持ち悪い以外の何物でもないのですが、 大人になって岡本太郎さんのことも少しわかってから見てみると、芸術でありメッセージなんだろうなぁって言う感じです。 それにしてもデカい。 そして、天に向かってそびえたつような感じです。 そして、これは太陽の塔の裏側。 なかなか目にする機会が少ないかもしれません。 ざんねんながら、今回は事前予約ができなかったので内部の見学ができませんでしたが、外側だけでも大変なエネルギーを感じることができました。 万博記念公園は、太陽の塔以外にもこんな素敵なところがあります。 幼稚園の子供たちや、家族連れの方々が、広い公園の中で寛いだりお弁当を食べたりしていて、 なかなか楽しそうな環境でした。 ちょっと離れたところからも太陽の塔は良く見えます。 万博公園の中に、EXPO’70パビリオンという建物があって、いくつか当時の日本館に展示されていたものが見られるのですが、 そのほかに太陽の塔の絵を描くと展示していただけるコーナーがありましたので、私もちょっと描いて来ました。 私なりに、親しみやすい太陽の塔にモディファイしてみました。 いかがでしょうか?   新幹線で東京に向かう途中、お天気も大変良かったので、富士山がとってもキレイに見えました。 こういう景色を見て幸せだなぁって思うのは、やっぱり日本人なんだろうなぁって思っていたら、 外国から観光でいらしたであろう方々も、しきりに富士山の写真を撮っていました。 日本が誇る富士山、とても素晴らしいです。   これでしばらくは大きなイベントもないため、作業に集中です。 次は、12月の長野のIVY PRODUCTSさんです。 SUNさんにしても、IVY PRODUCTSさんにしても、行くたびに大変勉強になることがたくさんあって、こういう経験は本当に大切だと思います。 SUNさん、そして神戸の皆さま、今回も大変お世話になりました。 また次回もよろしくお願いいたします。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ3 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ4 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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イベント

毎回同じことを言っていますが、2日間のイベントはあっという間に最終日になってしまいます。 イベントの会場である三宮のSUNさんは13時オープンなので、それまでしばし神戸の散策をしました。 こちらは、三宮駅近くから山の方を望んだところですが、 私が思う神戸らしい景色の中のひとつです。 手前に賑やかな街があるのに、もうすぐそこには山が迫っています。 今日はここからまだ足を踏み入れたことのない地域に向かって散歩をしてみることにしました。 少し山に近づいています。 このあたりまで来ると、どこに向かっているのかわかる方もいらっしゃるかもしれませんね。 少し前にブラタモリでも紹介されていましたが、神戸の観光地のひとつ、異人館で有名な北野です。 神戸市は、本当に山がすぐそこに迫っているのですが、その麓となる地域で新神戸からは少し下ったあたりで、 洋館を改装したスタバがあったり、西洋風の建物があったり、またちょっとした観光地であるために観光客目的のお土産屋さんやカフェなどもあります。 ですが、おそらくそもそもは住宅地ですので、普通にマンションもあれが大きなお屋敷もあります。 北野界隈をざっと散策しまして、こういうところでのんびりとランチをするような方には良いのかもしれませんが、 私はこのあと仕事が待っているので、早々に引き上げて家と家の間の細い路地を抜けて楽しみながら山を下ってきました。 でも、まだちょっと早かったので、そのまま海の方へ向かいました。 このあたりは、高級なブランドショップが立ち並ぶエリアで、これはこれで神戸らしさを感じることができます。 そうしているうちに、あっという間にメリケンパークにつきました。 たしか、以前に来たときにはメリケンパークはまだ工事をしていたような記憶がありますが、 今ではすっかりきれいになって、市民の憩いの場になっています。 特に今日はお天気が良かったので、自転車に乗った人や、散歩をしている家族連れ、国内外からの旅行者がたくさんいました。 神戸は、私が歩いて行ってこれるほど山も海も近く、本当にコンパクトな街です。 その中に沢山の方々が暮らしていて、たくさんのお店があって、コンパクトとはいえない規模ですがだいたいのものは揃う理想的な街だと思います。 山も海もない地域に住んでいる私からすれば、とっても羨ましい街です。   さて、散歩を終えてSUNさんに向かい、イベントスタートです。 今日は昨日に比べるとお客様も多く、けっこうしゃべりっぱななしでした。 こちらは、お客様のKさんがフィルムのカメラで靴の写真を撮って持ってきてくれたものです。 その写真の写真を撮ってみました。 こちらは、計測に来てくださったNさんが、せっかくなのでということでサンプルのギブソンブーツをためし履きしてくださっているところです。 サンプルの靴なので、Nさんの足に合うわけではないのですが、それでも足にフィットするような履き心地とおっしゃっていました。 また、こちらはSUNさんの企画のジップブーツをご注文してくださったIさん。 以前のモデルはマッケイ製法でしたが、復刻版のこちらはライニングが牛革になって製法がブラックラピドになって、 そして細かい部分がアップデートしていて、履き心地なども多少改善しています。   もう10年以上もこうして定期的に神戸に来てSUN何がさんでイベントを開催していると、 この神戸の街もSUNさんの店主のNさんもお客様たちも、私にとっての大切なな場所や大切な方々になっていて、 まるで故郷や家族のようです。 そもそもは仕事で関わっていたはずなのに、一緒にご飯を食べに行ったり、一緒に時間を過ごしたりして、 思い出がたくさん作られました。 ホント年に数回しかお会いしませんが、それでもちゃんと迎え入れてくださって、とってもありがたいと思っています。 素晴らしいお店と素晴らしい方々に巡り会えて、本当に良かったと思います。 今回も、大変お世話になりました。 そして、お忙しいのにわざわざ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。 また次回もよろしくお願いいたします。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ3 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ4 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ラインマンブーツ

今日と明日は、神戸三宮にあるSUNさんでのイベント開催です。 SUNさんとは、もうすでに10年以上のお付き合いで、この神戸の街もだいぶ親しみが湧くようになりました。 今回も、いつも親しくしていただいているトンリョウさんも参加しています。 イベントがスタートしてから知ったのですが、今週末は多くの方々がハロウィンのイベントに参加しているそうで、 そのせいか思っていたよりもお客様が少ないような感じでした。 今回も、たくさんの革のサンプルを用意しまして、初お披露目のELBAMATTの型押しバージョンのSIENAも是非ご覧になっていただきたいところです。 それでも、少しずつお客様が来てくださって、 こちらは、以前にSUNさんのオリジナル商品として展開したラインマンブーツ。 履いてきてくださったのはAさんです。 また、私達シューリパブリックのお客様のYさんは、納品のタイミングですが、ちょうど神戸にいらしているとのことで、SUNさんにて納品させていただきました。 今回完成したのは、私達シューリパブリックの15周年記念モデルの第2段企画としてご注文いただいたギリーシューズです。 Yさんは、ご注文いただいたのが久しぶりでしたが、フィッティングは今回も気に入っていただけたようです。 さらにYさんは、SUNさんの商品にも興味を持ってくださって、何かお買い求めいただいたようでした。 ちなみに、トンリョウさんの靴がこんな感じ。 そして、私達シューリパブリックの靴がこんな感じです。 さて、明日はいよいよ最終日。 2日間なのであっという間ですが、明日も楽しく開催したいと思います。 ぜひ皆様、この機会にお越しください。 足の計測も承ります。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 10月27日(土)と28日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、恒例のイベントを開催いたします。 SUNさんでも、お客様の足を計測して、足の特徴や適した靴のサイズをご案内させていただきます。 また、いつも既製品を履くとここの部分が痛いのはなぜか、この問題を解決するにはどうしたらよいかということの、ご相談も承ります。 さらに、ご希望があればシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。 なかなか埼玉の工房へ行くことができないとい方、まずは一度ご覧になってみてください。 ご注文ではないけれど、ご興味をお持ちいただいている方も、ウェルカムです。 SUNさんは、三ノ宮駅から徒歩でも数分で、トアロードと高架の交わる交差点近くです。 こちらを参照。 神戸周辺にお住いの方、ぜひお越しください。   【 お知らせ3 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ4 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ5 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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計測

タイトルの通りで、明日からいつもお世話になっている神戸三宮のSUNさんで、恒例のイベントを開催します。 今日は準備があるので、工房は少し早めに閉めてきました。 毎回思うのですが、なぜか私はいつも荷物が多くなってしまいます。 今回も、こんな感じ。 このリュック、確か32リッターくらいだったと思いますが、すでにパンパン。 そしてかなり重たい。 別に要らないモノなんて何も入れていないのに、どうして?って思います。 あくまでもこれは手持ちのもので、着替えなどは持って行けないのであらかじめ宿に送りました。   さて、とりあえず明日の準備も終わったので、今日は早めに休みます。 明日のイベントは、13時スタートで21時クローズです。 今回も、いつもと同様に私たちシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴(ブーツもあります)のご注文、 そしていつもお世話になっているトンリョウさんのオーダーメイドブーツのご注文、 さらに、足の計測&ご相談も受け付けています。 今回の目玉は、まず先日もご紹介しましたTEMPESTI社のELBAMATTの別注型押し仕様の新色(SIENAという赤みが強めのワイン色です)という革と、 もうそろそろ終盤に来ている私たちシューリパブリックの15周年記念モデル(第1弾から第3段までお受けいたします)ですね。 価格に関しまして、15周年記念モデルの第1弾の黒のギブソンブーツは、SUNさんでもスペシャルプライスで、ラスト込みで108,000円(税込)、 そのほかのモデルは靴本体の価格が105,840円(税込、ラストが別途必要)となっています。 オーダーメイドの靴って、なかなか敷居が高いような印象がありますが、実際に履いてみるとそんなに遠いものではなく、 むしろその費用対効果の良さを実感していただけるはずです。 靴を履いて歩いて足が痛くなってしまうという、そんな辛い時間を過ごすなんて、んんかもったいない話です。 靴さえ快適になれば、もっと楽しい時間が過ごせるはずなのにって思います。 まぁ、いきなりオーダーするのではなく、興味をお持ちいただけたら、まずはどんなものなのかリサーチに来てください。 SUNさんはオリジナルの洋服を中心に扱っているショップですので、来たからと言って買わなくちゃいけないような雰囲気になることはありません。 ご心配なく。 ぜひ、お気軽にお越しください。 お待ちしております。     ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 10月27日(土)と28日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、恒例のイベントを開催いたします。 SUNさんでも、お客様の足を計測して、足の特徴や適した靴のサイズをご案内させていただきます。 また、いつも既製品を履くとここの部分が痛いのはなぜか、この問題を解決するにはどうしたらよいかということの、ご相談も承ります。 さらに、ご希望があればシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。 なかなか埼玉の工房へ行くことができないとい方、まずは一度ご覧になってみてください。 ご注文ではないけれど、ご興味をお持ちいただいている方も、ウェルカムです。 SUNさんは、三ノ宮駅から徒歩でも数分で、トアロードと高架の交わる交差点近くです。 こちらを参照。 神戸周辺にお住いの方、ぜひお越しください。   【 お知らせ3 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ4 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ5 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ELBAMATT

先日入荷して、大変好評のTempesti社のELBAMATの別注型押しバージョンですが、 お客様からご注文いただいた靴が、ラスティングまで進みましたのでご紹介します。 まず、現状はこんな感じ。 こちらはPAPAYAという色ですが、革自体はプルアップの性質もあるので、つま先やカカト周りなど強く引かれた部分は色が薄くなっています。 ちなみに、比較対象として引く前の革がコチラ。 かなり濃い色でしたが、ラスティングをしたことで今は茶色っぽさとプルアップ特有の色が薄くなった感じが出ています。 別の角度から見たところ。 特につま先のあたりは、強く引かれたために色がかなり変化していますね。 そして、カカト周りがこんな感じ。 さて、このELBAMATTですが、ラスティングをしたことでそもそものPAPAYAの色が出ています。 これをもう少し濃くして、ラスティング前のような濃い色にしたいのであれば、多少多めにオイルを塗ればOKで、 逆にこのコントラストの雰囲気を残したいというのであれば、オイルは少なめでOKがお勧めです。 私個人的には、どちらかというと今は濃くしたいかな? そして、そのまま履き込んでいって少しずつオイルが抜けてうろが明るくなるというのが楽しいような気がします。 そのあたりは、お客様のお好みでOKです。 そして、このELBAMTTの型押しのシリーズですが、以前にもお伝えしました通りこちらは私たちシューリパブリックのオリジナルの別注品で、 なかなかレアなものです。 色の展開は、このPAPAYAが赤茶色で、 このほかに赤みがかったワイン色のSIENA、ネイビー、そして黒の合計4色があります(PAPAYAは再入荷しました)。 どの色も結構個性が強いので、あっさり目のデザインに合わせていただくと良いかもしれませんね。 革自体で見ると、PAPAYAとSIENAは結構似ていますが、靴にしてみると色味の違いを感じていただけるかと思います。 そして、ネイビーと黒も然り。 ぜひ、お気に入りの色で格好良い靴を作りましょう。 今週末の神戸のSUNさんでのイベントにも、このELBAMATTの別注型押しバージョンの4色を持って行きます。 SUNさんでもご注文できます。 ぜひ、お楽しみに。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 10月27日(土)と28日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、恒例のイベントを開催いたします。 SUNさんでも、お客様の足を計測して、足の特徴や適した靴のサイズをご案内させていただきます。 また、いつも既製品を履くとここの部分が痛いのはなぜか、この問題を解決するにはどうしたらよいかということの、ご相談も承ります。 さらに、ご希望があればシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。 なかなか埼玉の工房へ行くことができないとい方、まずは一度ご覧になってみてください。 ご注文ではないけれど、ご興味をお持ちいただいている方も、ウェルカムです。 SUNさんは、三ノ宮駅から徒歩でも数分で、トアロードと高架の交わる交差点近くです。 こちらを参照。 神戸周辺にお住いの方、ぜひお越しください。   【 お知らせ3 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ4 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ5 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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オーダーメイド靴

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 久しぶりにのんびりの休日。 今週末の神戸のSUNさんでのイベントのために、体調を整えています。 ここ数日ちょっと忙しくて、風邪ひきそうだなぁって思っていましたが、何とか無事に乗り越えたようです。 そして、久しぶりに床屋さんへ。 1時間待つとのことで、持参した本を読んで待ちました。 最近私は文庫本を持ち歩いていまして、それもこんなブックカバーに入れて・・・。 フラップがついているので、カバンの中で本がクチャクシャにならずに済みます。 今日読んでいたのはこちら。 ジョン万次郎の本。 こういう本を読むと、つくづく今の自分の置かれている環境が恵まれていると思います。 そりゃいつの時代だってやろうと思えばできるとは言いますが、江戸末期の頃に偶然が重なったとはいえ外国に行って勉強をして・・・ というのは、さすがに凄すぎます。 何か思い出すなぁ・・・。 私も20代最後の年にイギリスに行って靴の勉強をしたのですが、外国で暮らしていると自分の居場所ってどこなんだろうって思ったり、 その環境でのマイノリティとして日々を送る大変さがあったり、先行きが不安だったり、 こういう時に能天気の性格っていいなぁって思いました(私もややその傾向がありますが・・・)。 読み始めて面白くなってきたところで呼ばれてしまったので、また時間を作ってつづきを読みたいと思います。   さて、今週末はいよいよ神戸のSUNさんにてオーダー会のイベント開催です。 今回も、いつもお世話になっているワークブーツのトンリョウさんも参加します。 オーダーメイドの靴に興味があって、自分に合ったものを選んでみたい(サイズにしても雰囲気にしても)という方や、 普段履いている靴がどうしても痛くなってしまうので、オーダーメイドの靴のポテンシャルってどんなもんだろう?という方、 是非お気軽にお越しください。 お店で開催するイベントですので、お気軽に来ていただいてもちろんオーダーしなくても全く問題なし。 買わないといけない雰囲気に・・・なんてことはありませんのでご心配なく。 27日(土)と28日(日)、両日とも13時オープンで21時までです。 みなさまのお越しをお待ちしております。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 10月27日(土)と28日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、恒例のイベントを開催いたします。 SUNさんでも、お客様の足を計測して、足の特徴や適した靴のサイズをご案内させていただきます。 また、いつも既製品を履くとここの部分が痛いのはなぜか、この問題を解決するにはどうしたらよいかということの、ご相談も承ります。 さらに、ご希望があればシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。 なかなか埼玉の工房へ行くことができないとい方、まずは一度ご覧になってみてください。 ご注文ではないけれど、ご興味をお持ちいただいている方も、ウェルカムです。 SUNさんは、三ノ宮駅から徒歩でも数分で、トアロードと高架の交わる交差点近くです。 こちらを参照。 神戸周辺にお住いの方、ぜひお越しください。   【 お知らせ3 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ4 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ5 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

ELBAMATT

久しぶりに革が入荷しました。 前回別別注をかけて入荷したELBAMATTの型押しバージョンは思っていた以上に大人気で、赤茶色の革(色名PAPAYA)が完売しました。 本当にありがとうございました。 ウェブでご覧いただくとあまり惹かれないかもしれませんが、ほとんどの方がお越しいただいた時に実物をご覧になって、 それで気に入ってくださいました。 そんなわけであっという間に完売してしまいましたが、その後もお客様から欲しいというご連絡をいただきまして、 実は完売する前にこの調子だとすぐになくなってしまうのが見えていましたので、早めに発注しておきました。 ご安心ください。 でも、今回入荷したのはそちらではなく、同じELBAMATTでももう少し赤みの強い色名がSIENAというヤツの型押しバージョンです。 こちらも別注バージョンです。 こんなふうに画面を通して見ていただいても、前回入荷した革との違いがちょっとよく分からないかもしれませんね。 前回入荷したPAPAYAは、赤茶色が少し濃く成ったヤツで、 今回のSIENAは、ワイン色に近い感じの赤が濃くなったモノです。 大きな革が今回入荷したSIENAで、四角いサンプルの革がPAPAYAです。 比べれば違いがわかりますね。 ただ、このELBAMATT型押しバージョン全てに言えることなのですが、元の革自体にオイルが多めに含まれている影響で、元の色に比べてトーンが少し落ちています。 これがまたいい感じに作用していまして、例えばネイビーなども革だけを見ると黒とあまり違いがないのに、 靴にする際に引くと引かれたところでネイビーらしさがはっきり出てくるのです。 なので、PAPAYAは靴になれば引かれたつま先などで赤茶っぽさがちゃんと出ますし、 今回のSIENAはつま先などで深い赤が出てきます。 そして、以前にもお伝えしましたが、このELBAMATTは革自体が比較的しっかりしているのに靴になると嫌な硬さがなく、ちょっと履き込んでいけばしっかりと足に馴染んでくれる素材です。 この型押しバージョンも同様です。 たとえば、お仕事などでスーツは着ないけれどある程度ちゃんとした格好をしているという方で、 足元が黒の革靴だと硬すぎてしまうし、スニーカーではカジュアルすぎてしまうという方に、 こんなシュリンクや型押しの革を使って作った靴がお勧めです。 もしくは、これまではスニーカーを履いていたけれど、もう少し落ち着いた格好をしたいという時に、 足元から少し変えてみるのも良いかもしれませんね。 この革のサンプルは、今週末の神戸のSUNさんのイベントに持って行きます。 ぜひ、実物をご覧になってみてください。 とっても深みのあるキレイな革です。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 10月27日(土)と28日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、恒例のイベントを開催いたします。 SUNさんでも、お客様の足を計測して、足の特徴や適した靴のサイズをご案内させていただきます。 また、いつも既製品を履くとここの部分が痛いのはなぜか、この問題を解決するにはどうしたらよいかということの、ご相談も承ります。 さらに、ご希望があればシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。 なかなか埼玉の工房へ行くことができないとい方、まずは一度ご覧になってみてください。 ご注文ではないけれど、ご興味をお持ちいただいている方も、ウェルカムです。 SUNさんは、三ノ宮駅から徒歩でも数分で、トアロードと高架の交わる交差点近くです。 こちらを参照。 神戸周辺にお住いの方、ぜひお越しください。   【 お知らせ3 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ4 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ5 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ステッチの影響

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

ステッチ

靴のアッパーは、その形状の都合からいくつかのパーツで形成されることが多く、 ホールカットと呼ばれる1枚のパーツで作られるデザインでも、通常はカカトの部分は縫い合わされるのが一般的です。 イギリス靴のスタンダードとなるオックスフォードとギブソンも、前側のヴァンプと後ろ側のクォーターを縫い合わせていますが、 その縫い合わせるときのラインも実は非常に重要な部分なのです。 写真はギブソンシューズです。 このステッチのラインは、オックスフォードでもおおよそ似たようなラインになっています。 その理由はというと、 このラインはラストの凸凹の凹になるラインに沿っていて、凸の部分につなぎ目とステッチが来ると足に当たって痛いのですが凹の部分は足に強く当たることがないので痛くないという理由と、 立体のものとして見たときの靴はどうしても凹の部分の強度が弱くなってしまい、形を保つのが難しくなってしまうので、強度を補うために柱の役割としてパーツのつなぎ目を持ってきているようです。 それに対し、つま先にステッチが来るものがあります。 いわゆるキャップというヤツです。 たとえばこちらはウィングキャップ、 そしてこちらはストレートキャップです。 これらのキャップもパーツをつなぎ合わせてステッチをかけているため、場合によっては硬いがために足に影響を及ぼすことがあります。 ウィングキャプはほとんど問題ないのですが、ストレートキャップの場合、屈曲する際のシワがステッチの位置を避けて入るため、どうしてもこの部分に折れジワが入りやすくなります。 私たちシューリパブリックでも、できる限り足にダメージがないようにラストやパターンで調整しているのですが、 どうしても薄い足の方の場合は折れジワが当たってしまうことがあります。 その折れジワは決して永遠ではないのですが(だいたい3週間くらいで収まるようです)、 このようなプレーントゥのデザインに比べるとリスクは高くなるようです。 これは、既製品でも同じことが言えますので、足の厚さが薄くて折れジワが当たりやすい方はぜひ知っておいてください。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ1 】 シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       【 お知らせ2 】 10月27日(土)と28日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、恒例のイベントを開催いたします。 SUNさんでも、お客様の足を計測して、足の特徴や適した靴のサイズをご案内させていただきます。 また、いつも既製品を履くとここの部分が痛いのはなぜか、この問題を解決するにはどうしたらよいかということの、ご相談も承ります。 さらに、ご希望があればシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。 なかなか埼玉の工房へ行くことができないとい方、まずは一度ご覧になってみてください。 ご注文ではないけれど、ご興味をお持ちいただいている方も、ウェルカムです。 SUNさんは、三ノ宮駅から徒歩でも数分で、トアロードと高架の交わる交差点近くです。 こちらを参照。 神戸周辺にお住いの方、ぜひお越しください。   【 お知らせ3 】 12月15日(土)と16日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんで恒例のイベントを開催いたします。 詳細が決まり次第、また改めてご案内させていただきます。   【 お知らせ4 】 2019年1月のご注文分より、靴の価格を改定させていただきます。 【 お知らせ5 】 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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