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修理中

カテゴリー: Message:伝えたいこと

靴修理

余談ですが、Stingの「Englishman in New York」を聴いていたら、 「Be yourself no matter what they say.(誰が何と言おうと、自分らしくあればよい)」というフレーズがあって、この忙しい年末にして心に響きました。 年内に片づけてしまおうとして、何となく心にゆとりがなくなっているような気がします。 そうなると、知らず知らずのうちに、本来の自分のあるべき方向ではない方へと流されて行ってしまうような・・・。 いやいや、そうじゃなくて、自分を見失わずに、自分らしくあればよいのです。 自分が良いと思った方へ進めばよいのです。   さて、昨日で年内のイベントと出張がすべて終わって、これで落ち着いて作業に打ち込めます。 今日は、1月納品の靴たちを完成させた後に、お客様のCさんからお預かりした靴の修理を進めました。 オールソール交換の時期にきていて、ついでなのでウェルトのかけなおしもお勧めしまして、メニューとしましてはウェルトかけなおし+シャンク交換+ボトムフィラー交換+オールソール交換というものです。 Cさんは、なかなか丁寧に履いてくださっているようで、靴の内部を確認してみて状態が良いことでそう感じました。 というのは、年に何足かオールソール交換と一緒に、リフレッシュのためにウェルトもかけなおす修理の依頼が来るのですが、靴をばらしてみるとインソールの裏側が炭化してしまっていてボロボロということがあります。 それはなぜそうなったかと言いますと、靴を立て続けに何日も湿気のたまった状態で履いて、それがインソールの劣化につながったと推測されることがほとんどです。 いつもお願いしておりますとおり、特にハンドソーンウェルテッドの靴はインソールがとっても大切ですので、1日履いたら最低でも2日以上休ませて、靴の中にたまった湿気を排出させてあげる必要があります。 そうしないと、たまった湿気でインソールが劣化してしまうのです。 インソールが劣化すると、ウェルトを縫っているリブが破壊されてしまいますし、インソール自体の割れにつながることも考えられます。 その目安は何かといいますと、靴の内部を覗き込んで、インソールが黒っぽくなっていないかどうかということです。 インソールはもともとうすいピンク色で、経年変化でうすいベージュ色になります。 ベージュ色であればOK、うすい茶色でもまぁOK、ですがこげ茶や黒っぽくなっているのは、インソールが炭化している可能性があります。 靴を永くご愛用いただくために、そうなる前に靴は十分に休ませてあげてください。 Cさんの靴のインソールの裏側です。 6年履いている靴ですが、この状態はなかなか良いです。 もちろん、ちゃんとウェルトも縫えました。 正しく履けば、快適で長持ちしますから、靴はムリをさせないで上手に履きましょう。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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オックスフォード

今日は、先週に引き続きRifareさんでのイベント開催です。 先週は大阪店でたが、今日は恵比寿です。 そもそも、このイベントは9年前の12月に恵比寿のRifareさんでスタートしたもので、あれからもう9年も経ったのかとしみじみ思い返しました。 こういう風景は、多分9年前と変わっていないはず。 さて、今日はオープン直後から本当にたくさんのお客様が来てくださって、あっという間に時間が過ぎて行きました。 まず、オープン直後には私たちシューリパブリックのお客様であるHさんが来てくださって、いつも通りの世間話をしていましたが、 その後、足の計測のお客様やシューリパブリックの靴に興味をお持ちのお客様が立て続けにいらっしゃると、Hさんがお客様目線でシューリパブリックの靴に関して感想を述べてくださって、嘘偽りのないユーザーのご意見がお客様に伝わったようでした。 少しすると、こちらも私たちのお客様のOさんがいらっしゃって、さらに先日の新潟でのイベントに来てくださった強者のTさんもいらっしゃって、みんなで懇談タイムとなりました。 シューリパブリックのお客様が集まると、いつも皆さんで楽しく懇談タイムとなって、とっても楽しいひとときです。 皆さんお忙しいはずなのに、こういうイベントに頻繁に来てくださるHさんやOさん、そしてTさん、本当に有難うございます。 来てくださるだけではなく、お客様に対してシューリパブリックの靴の説明をしてくださって、とっても助かっています。 私が説明するよりも、実際に履いていらっしゃるお客様のご意見は、未来のお客さまにとってとても貴重なご意見であるはずです。 こちらが、少し前に完成したHさんの靴。 そして、こちらがOさんの靴です。 「もう、既成品は履けないですねぇ。」 というのが、HさんとOさんの共通のご意見でした。   その後も、時々ほっとする時間があったものの、またスグにお客様がいらっしゃって、足の計測やオーダーメイド靴のご説明、ご注文の対応が続き、気がつけばクローズの時間になっているという、本当に充実した1日でした。 リファーレさんにしても、SUNさんにしても、新潟のコージ製靴さんにしても、年に何度かしかお会いしないのに、場合によってはその年は1度も合わないこともあるのに、出向いて行くと寛容に受け入れてくださって、仕事を一緒にする仲間として同じ方向を向いているというのは、普段一人で作業をしている者にとってはとっても嬉しいことです。 そんな仲間たちと一緒に仕事ができて、お客様には私が作った靴を喜んでいただけて、感謝でいっぱいです。 年内のイベントは、今回のリファーレさんで終了となります。 お世話になった皆様、本当にありがとうございました。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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雨の日&出張用チャッカブーツ

今日のお二人目のお客様は、埼玉県にお住いのSEさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。   SEさんは、これまでに製作させていただいた靴たちもお持ちいただきまして、ざっと状態の確認をさせていただきました。 こうして並ぶと、なかなか迫力がありますね。 ちなみに、一番左のギブソンブーツは、お仕事用にもオフの時用にも使えるオールマイティなブーツです。 そして、中2足のオックスフォードはお仕事用。 さらに、一番右のSEさんが履いていらっしゃるのが、今回完成した雨の日&出張用のチャッカブーツです。   SEさんは、お仕事柄ちょこちょこと出張があるそうで、1泊くらいの出張ではこのチャッカブーツがかなり重宝するでしょうとおっしゃっていました。 これまでは、泊りの出張の時には本来であれば替えの靴を用意することが好ましいのですが、極力荷物を少なくしたいということもあって困っていらしたそうです。 インソックを交換して数日続けて履くということに、大変興味をお持ちいただいて、スペアのインソックをまじまじとご覧になっていらっしゃいました。 いろいろなことに興味をお持ちになるSEさんですから、きっとこのチャッカブーツの改善案を持ってきてくださるのではないかと思っています。 改善点がありましたら、ぜひお知らせください。 今日はありがとうございました。 靴のスペック デザイン: チャッカブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+サイズ調整) 製法: ブラックラピド   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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雨の日&出張用チャッカブーツ

今日は、2件の納品がありました。 偶然にも、2件とも「雨の日&出張用」の企画でご注文を頂いたチャッカブーツです。 お一人目のお客様は、千葉県にお住いのTIさんです。 今日は、TIさんと奥様、そして1歳4か月の息子さんと一緒にご家族全員でお越しくださいました。   早速履いていただきました。 今回完成した靴に関して改めて説明いたしますと、 こちらは少し前に企画商品としてご注文を受け付けたもので、「雨の日&出張用の靴」と称して主に旅行や出張の時に、この靴1足だけで数日間まかなえるような仕様で製作したものです。 複数ののお客様から、旅行や出張の時にもシューリパブリックの靴を履いて行きたいけれど、2足や3足を持って行くのはなかなか難しいので、数日間履けるような靴を作ってほしいというご要望を頂いていました。 旅行や出張などで、靴を脱いだり履いたりすることもあるでしょうし、なるべく足をしっかりとホールドしてくれるものが良いと思いまして、デザインはチャッカブーツにしました。 通常のハンドソーンウェルテッドの靴では、1日履くと結構な汗が靴のインソールに吸収されて、それを乾かすために最低でも2日以上休ませる必要があるため、今回の企画ではハンドソーンウェルテッドではなく、ブラックラピッド製法をベースに、少々改良して作りました。 さらに、湿気のたまりやすいインソックを取り外しできるようにして、翌日はスペアのインソックを使うことで、続けて履けるような仕様にしました。 とまぁ、そんな仕様のチャッカブーツですが、実際に履いていただいたご感想はと言いますと、 「履き初めは、やはりまだ硬い感じがします。」 とのことでしたが、暫く履いていただいていると少しずつ馴染んできているのを感じていただけるようでした。 ハンドソーンウェルテッドの靴に比べ、どうしても履き心地が硬くなりがちなのですが、硬くなっても快適に履いていただけるように多少の工夫をしてあります。 見た目は、ハンドソーンウェルテッドの靴とほとんど変わらないのですが、さらに実用的な靴として使っていただけそうです。   TIさんは、かつて既製品を履いていたころには明らかに足長に対して小さい靴を履いていらっしゃいました。 というのも、足の幅が細くて足長で合わせるとゆるゆるの靴になってしまうからです。 でも、かと言って小さい靴で快適に歩けるわけではなく、かなり靴で困っていらっしゃったようです。 今は、これまでに私たちシューリパブリックの靴を数足お求めいただき、ローテーションをしながら快適に履いていただいています。 TIさんも、実用ということに重きを置いていらっしゃって、私たちの考え方と非常に近いお考えをお持ちの方です。 メンテナンスに関しても、非常に熱心に研究されていて、今日お持ちいただいた靴たちは、とっても良い状態でした。 ぜひ、今後もこの状態を維持してください。 今日はありがとうございました。 靴のスペック デザイン: チャッカブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+サイズ調整) 製法: ブラックラピド   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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Russoの革

カテゴリー: Leather:革入荷情報

Russo

昨日行った東京レザーフェアで、いつもお世話になっている革問屋さんのブースにちょっとだけお邪魔してきました。 世間話ついでに、新たな革の入荷の有無を確認したのですが、いつもお伝えしている通り良い革がなかなか入ってこないとのこと。 それでも、最近メキメキと力をつけているイタリアのタンナーの「Russo」の革に関して訊いてみたら、 Russoの革は確かに良いけれど、もう全然高くなってしまって買えないとのことでした。 少し前に入荷した「Windsor」もRussoの製品で、とっても良い革だっただけにちょっと残念。 でも、確か・・・ と、工房に戻り、これまでに入荷した革を思い起こして倉庫を探してみたら、 すぐに見つかったのが、この2つでした。 茶色の方は、ややソフトな革で、カジュアルテイストの靴を作るのに適しています。 黒い革は、最近何度かご紹介している「half vit box」です。 このhalf vit boxを使って製作した靴が少しずつ完成し始めていて、思っていた以上に良い革です。 最近の革のトレンドは、タンニンなめしでマットな仕上げのモノですが、そこからすると真逆の位置にあるこの革、ビジネス仕様のキレイなオックスフォードを作るのにまさに最適です。 革は好き嫌いがあるので、あまりムリに勧めるようなことはしませんが、先日神戸に行って時間があったので大丸百貨店の靴売り場を覗いてきたのですが、ビジネス仕様の靴として映えるのはやっぱりこのようなグレージング仕上げのモノなのではないかと思いました。 もう少しすれば、完成したお客様の靴をこのブログに載せますので、ぜひご覧になってください。 ちなみに、今の私のお勧めは、このhalf vit boxを使って、パンチドキャップのオックスフォードです。 とっても格好良く仕上がると思います。   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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レザーフェア

本題に入る前に・・・、 先日から不具合で修理に出しているフジフィルムのカメラが、今日無事に修理が上がって私の手元に戻ってきました。 メーカー修理は安心してお願いできるため、戻っでくるまでの心配がなく、費用はやや高いですがそれは安心料ということで良いと思っています。 もちろん不具合はすべて解消しており、これからもたくさん活躍してくれそうです。 靴に関しては、私がカメラで言うメーカー修理の立場になるわけですが、お客様に安心していただけるように、しっかりと修理をさせていただいています。 ただ、機械と革製品ではだいぶ違いがありまして、機械に関しては細かい傷などを除けばほぼ完全に修理できるわけですが、 革製品に関しては日頃の取り扱い方によって経年劣化が激しい場合があり、完全な修理ができないこともあります。 そんなことにならないように、完成後6ヶ月〜1年のタイミングで点検をさせていただいております。 このタイミングで点検をするのは、お客様が普段どのようにお取り扱いいただいているかを確認するという意味合いもあるわけです。 皆様に靴を永く愛用していただきたいので、くれぐれもインソールにダメージを与えないよう、十分なゆとりを持ってローテーションをお願い致します。   さて、今日は浅草での用事のついでに、浅草の都立産業貿易センター台東館で開催している東京レザーフェアに行ってきました。 このレザーフェア、私がこの業界に入ってからこのイベントに行くようになってもう15年以上経ちます。 昔は、革問屋さんが馴染みのお客さんを招いて、なんとなく内輪受けしているようなイベントだった印象でしたが、 最近ではもう少しオープンになって、行く甲斐のあるイベントになっています。 ですが、相変わらず欲しい革は少なく(もしくは殆ど無く)、革の業界の将来がやや心配ではあります。 浅草は、東京スカイツリーからほど近く、高いビルがなければそこここからスカイツリーが見えます。 こちらは、言問橋の近くから。 もう12月で、なぜか日々忙しく、バタバタと落ち着かない日々が過ぎていきます。 でも、スカイツリーの展望台から下界を見下ろすと、そんなちっぽけなことなんて・・・って感じるのでしょうね、きっと。 慌ててやってものんびりやっても、できることは限られているのですから、明日からはのんびりやることにします。   埼玉県の北部まで来たところで、工事のための渋滞に遭遇しました。 埼玉って、本当にのんびりしていてステキです。 今年は、例年よりも忙しいという方が多いようですので、少し落ち着いたら私たちの工房へ遊びにいらしてください。 年末は30日まで、年明けは5日から通常営業です。   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ラミーキューブ

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 とは言え、12月に入るとなんやかんやで細かい用事がたくさんあって、なかなかゆっくり休んでいられないのは、大人であれば私だけではないはず。 午前中には市の健康診断に行ってきたり、午後からはまさに雑用をこなす一日でした。   ところで、先日ネットで注文したボードゲームが今日届きました。 ラミーキューブというもので、ルールはかなり簡単なので小学生の子供さんから大人まで、お正月休みなどに家族そろって、もしくは年末の忘年会の時に友人どうして楽しめるゲームだと思います。 どんなゲームかというと、強いて言うならトランプゲームのポーカーとかセブンブリッヂ、もしくはドンジャラ、簡易的な麻雀といったところでしょうか。 2~4人でプレイできて、時間も20分くらいで終わるので、面倒くさくなく手ごろなゲームだと思います。 我が家では、最近ボードゲームにはまりつつあり、少しずつ増えてきています。 元々はUNOから始まり、娘が小学生になって少しずつ難しいゲームもできるようになり、その後はブロックス、カタン、スクラブル、そして今回のラミーキューブという順に増えてきました。 昔は、家族でボードゲームというと「人生ゲーム」でしたが、最近では海外の面白いゲームが手軽に入手できて、とっても便利な世の中になったと思います。 大人になって、難しい本ばかり読んでいても頭は固くなるばかりですから、時にはこういう楽しみ方も良いものです。 ちなみに、今日は3回やって私は1度も勝てませんでした。 大丈夫か?と思わないでください。 あとからメキメキ強くなるタイプなので、全く大丈夫です。 お正月にでも、挽回します。   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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モンキーズ

カテゴリー: Message:伝えたいこと

モンキーブーツ

出張の翌日は何かとやることが多く、午前中は後片付けや雑用に追われました。 午後からパターンを進めたのですが、パターンを切っていて気づいたのが、なんと今回はモンキーブーツ&シューズばかりなのです。 あまりにもモンキーばかりなので、記念にスタンダードフォームを並べて写真を撮ってみました。 ここに写っているのは3足分ですが、まだまだこれで終わったわけではありません。 このあと1足チャッカブーツがあって、またモンキーブーツが続きます。 今回は12足のグループで制作する予定なのですが、その半数がモンキーになりそうです。 これまで結構な数の靴を作ってきましたが、ひとつのグループにこんなにモンキーが集まった記憶はありません。   でも、モンキーはなかなか使い勝手がよく、私は個人的にとっても好きなデザインのひとつです。 工房にあるサンプルのモンキーブーツがこちら。 私も先日の大阪出張では、黒いモンキーブーツを履いて行きました。 モンキーブーツ自体がどちらかと言えばカジュアルなデザインですので、これでスーツという組み合わせはないと思いますが、 カジュアルユースという前提で考えると、結構ラフなスタイルからジャケット+パンツと言うスタイルまでカバーしてくれるので、なかなかのカバー範囲と言えます。   このデザインを見て、おそらくみなさん想像できると思いますが、前の方からヒモでギュッと締めることができるため、タイトに履きたい時にはヒモをきつく、少々ラフに履きたい時にはヒモを緩めて履くことが可能です。 そういう点も、モンキーブーツの特徴ですね。 「スーツに合わせて履けないのでは、ちょっと・・・。」 と言わずに、ぜひ一度履いてみてください。 他にはない独特の履き心地がとっても快適です。 そして、私の個人的なおすすめは、モンキーブーツは硬めの革で作るということ。 私のモンキーは、オールドイングランドという革を使って作りました。 多分7年くらい経つと思いますが、今でもしっかりとしていて快適に履くことができます。 ご希望がありましたら、お気軽にご相談ください。   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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三宮SUN

昨日までのRifare大阪店さんでのイベントが無事に終了し、今日はその足で神戸三宮のSUNさんへ向かいました。 大阪→三宮間は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、結構近くて、そしてその移動手段が幾つもあるのです。 最も海側を行くのであれば阪神で、時間優先で新快速を使うのであればJRで、そして少々上品な雰囲気で行くのであれば阪急でという選択肢があります。 私は今回は阪急で行くことにしました。 理由は、阪急の梅田のターミナルの雰囲気が好きだからです。 もう、最もターミナル駅らしいターミナル駅です。 ちょっと雰囲気は違うけれど昔のロンドンのセント・パンクラス駅を思い出します。 阪急で行っても、梅田(大阪)から神戸の三宮までは30分ほどで到着します。 宿は10時に出なくてはいけないし、SUNさんは13時オープンなので、その間は三宮の散策タイムです。 三宮のセンター街は、いつも賑わっています。 フライング・タイガーに寄って、うちの娘へのおみやげを見るのがいつもの日課なのですが、今回はあまりにもクリスマスカラーが強すぎてパスでした。 その後、こちらもよく時間つぶしで行くメリケンパークへ。 お天気が良くて、とても12月とは思えない暖かさ、いや暑さです。 これまで何度もメリケンパークに行っているのに、今日初めて気づきました。 阪神淡路大震災で壊れてしまった港の一部。 もう、今から20年以上前になるのですね。 港が壊れてしまって、日本国内外への物流にかなり大きな影響が出たことが書いてありました。 ちなみに、もうすでにルミナリエが始まっているようでしたが、ルミナリエは夜ですよね。 なので、私は今回は行きませんでした。 そのまま、メリケンパークの中をウロウロしていましたが、残念なことにただいまリニューアル工事中なのです。 でも、ポートタワーは健在です。 ポートタワーの高さは108メートル、今となっては大して高いタワーではありませんが、やっぱり神戸を代表する建造物でとっても素敵ですよね。   このあと、SUNさんへ向かいました。 SUNさんは、ここ最近では年に1度毎年10月にオーダー会のイベントを開催でお世話になっています。 つい2ヶ月前にもお邪魔したのですが、その時に私が個人的に欲しかったモノがあったものの、時間の都合で買うことができず、今回は改めてお邪魔して目的のものを買うことができました。 また、来年は特別に10月の前に4月16日(日)に軽くイベントを開催する予定なので、その件の打ち合わせと、更に来年11月には違うイベントを予定しておりまして、その打ち合わせという目的もありました。 いつもは、オーダー会のためにお邪魔しているので、なかなかゆっくりとSUNさんの商品を見ていられませんが、今回は殆ど仕事ではないのでのんびりと見せていただきました。 昨今のおすすめは、こちらのGジャンとのこと。 SUNさんの面白いところは、単に売っているその服を買うだけではなく、服をカスタムしてくれるところです。 まぁ、あまりやり過ぎるのはダメですが、その辺りはスペシャリストであるオーナーのNさんと相談して、個性的かつお気に入りの1着をオーダーすることができます。 その他にも、とっても素敵な生地がたくさん入荷していました。 これらの生地を使って、ちゃんと自分のサイズに合ったジャケット等をオーダーすることができます。 私が思うに、靴のオーダーにおける素材の重要性は、黒とかこげ茶に偏りがちな見た目よりも、革そのもののクオリティなのでしょうけれど、服の場合にはクオリティも見た目もどっちもかなり重要です。 なので、気に入った生地で気に入った服が作れるSUNさんは、服に対する世界観を大きく広げてくれるはずです。 それに、価格もとっても良心的ですから。 関西地域にお住まいの方は、ぜひ一度訪れてみても良いと思います。 もちろん、普通の真面目なスーツも作ってもらえます。   さて、明日からまた通常営業です。 さらに、今度の日曜日は恵比寿のRifareさんでイベント開催です。 是非皆さん、お時間があればお越しください。   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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リファーレ大阪

2日間のRifare大阪店さんでのイベントは、今日が最終日です。 天気予報によると、大阪は午後からお天気が崩れるとのことで、予め昨日のうちに傘を買ってきて、準備万端で出勤しました。 今回泊まっている宿は、いつもの西中島南方駅周辺ではなく本町周辺ですので、Rifareさんまで歩いても15分ほどです。 これくらいで通勤できると良いなぁ・・・ってつくづく思ってみたものの、私の自宅から工房まではもっと近かったのでした。 出勤途中のなにわ筋のイチョウ並木。 私の大阪のイメージは、広い道路が東西南北に走っていて、まさにこんな感じです。 あっという間に、Rifare大阪店さんに到着。   Rifareさんにいると、Rifareさんに買い物や修理などの用事でお越しいただくお客様とたくさん話す機会があって、せっかく私がいるのだから靴に関するご質問やフィッティングに関してお話させていただきました。 普段、なかなかお話をすることのできないお客様と、こうしてたくさんお話ができて、私もとっても楽しかったです。 特に、フィッティングに関しては、どれくらいのきつさ、もしくは緩さが良いのかということに関しては、皆さんなかなか判断が難しいようで、 あくまでも私の意見も参考程度に聞いていただければよいのですが、大変関心を持っていただけたようでした。 午後になって残念ながら雨が降ってきましたが、じつはみなさん雨が降ったら少しお店が落ち着くだろうと見込んでお越しいただいて、 結果的には、雨が降り出してからのほうがかなり忙しくなりました。 いつも私たちシューリパブリックのブログをご覧になってくださっているKさんや、以前にRifare大阪店で靴をオーダーしてくださったYさん、雨の中お越しいただきまして、本当にありがとうございました。 結局、今回もたくさんのご注文を頂き、本当にありがとうございました。 しっかりと靴を製作させていただきますので、完成を楽しみにお待ち下さい。 次回のRifare大阪店でのイベント開催は、4月15日(土)になります。   12月11日(日)に、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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