ときどき裏ハトメの補修のご依頼をいただくことがあります。
裏ハトメは、表から打つハトメに比べると構造上外れやすく、特に力がかかる部分はどうしても外れやすくなっていると言えます。
こちらが裏ハトメ。
ブラインドアイレットとも言います。
これが外れてしまった時には、
このような打ち具を使って打ち付けます。
ただ、一度外れてしまったハトメをもう一度使うことはできませんので、新しいものを使いましょう。
裏ハトメの打ち方は、このように裏側からハトメをセットしたうえで、下に鉄板などを敷いて表側から打ち具でハトメを潰します。
潰すというよりも、ハトメの足を開くイメージですね。
この状態で、打ち具の頭をハンマーで叩いて完成。
このハトメと打ち具ですが、私たちシューリパブリックで使っている裏ハトメは1700番という品番のものになります。
間違えやすいもので170番というのがありまして、170番の方は少し足が長くなっていて、打ち方が異なりますのでご注意ください。
ちなみに、これらのハトメと打ち具は私が普段お世話になっている丸上さんが楽天に出店していますので、こちらで購入できます。
1700番裏ハトメはこちら。
1700番打ち具はこちら。
ハトメが外れてしまった時にわざわざ持ってきていただいたり送っていただくのは大変なので、ご自宅で修理できるようにしておくと便利です。
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★カカトをお得に修理するプランは、2月末日で終了しました。
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