ハンドソーンウェルテッドやグッドイヤーウェルテッドの靴は、基本的に修理をしながら永く愛用できるというのがひとつの売りです。
普通に履いて10年とか15年くらいは問題なく履けるように作られています。
ただ、そのときにきっと多くの方が気になることがこれではないでしょうか?
たとえばサイドゴアブーツの・・・、
ゴムのこと。
エラスティックと言います。
靴ヒモがついているデザインだったら、靴ヒモがダメになったら交換すればよいのですが、このサイドゴアブーツのエラスティックはどうしたら良いのだろうかと心配になってしまうかもしれません。
その答えは、ご心配なく。
サイドゴアブーツのエラスティックは、この部分のステッチを外して新しいエラスティックに交換することが可能です。
ただ、そのためには修理用のミシンが必要で、残念ながら私達シューリパブリックにはそのミシンはありませんが、ほぼすべての修理屋さんは修理専用のミシンを持っていますので、修理屋さんに持っていって修理をしてもらえます。
ちなみに、サイドゴアブーツのエラスティックは普通に履いてどれくらい持つのかということをよく聞かれるのですが、これまでの経験からすれば早い方でだいたい5年くらいで修理が必要になります。
仮にそのブーツを15年履くとすると、ブーツの一生のうちで2回ほど修理をするということになります。
修理代はそれほど高価ではありませんので、こちらもご心配なく。
そして、同じようにダブルモンクストラップシューズにおいても同じようなことが言えるわけで、
その靴の仕様で異なる場合もありますが、シューリパブリックのダブルモンクストラップの場合、後ろ側のバックルの裏側にはビラゴムという名のゴムがありまして、
これも同様に早ければ5年くらいで交換修理が必要になります。
こちらの修理に関しましては、私達が所有しているポストミシンで縫うことができますので、修理が必要なときにはお持ちください。
★★★お知らせ★★★
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。