最近、普段に着る服を買おうとするときになんとなく良いなぁって感じるモノには、このタグが付いていることが多いように感じます。

皆さんご存知の、ナノ・ユニバース。
コートはこれ1着だけですが、少し前に気に入って買ったTシャツのほとんどがこのブランドでした。
決してここを狙って選んだわけではないのに、なんとなく行き着いたのがここだったということ。
Tシャツなんて、それも言ってみれば何の変哲もない無地の白Tなのに、不思議です。
そもそも、ブランドとはほかのモノやサービスとの差別化を図るためのモノであり、
古くは自分の家畜に焼き印を押して他の家畜と区別するためのもの(Wikipediaより)だそうで、
昨今では「ウチの商品はとっても良いから、次に買う時にはこのマークのついているヤツを買ってちょうだいね。」といった意味でつけていたことが想像できます。
それが、「このマークがついているものはすごいんだよ。」といった戦略にまでなって、
結局モノを売るときにはブランドのロゴがないと売りにくいとまで言われるようになりました。
こんなことを言ったら失礼かもしれませんが、その商品に敢えてなんだかわからないロゴマークをつける必要はないんじゃないの?ということだってあるほどで、
正直、そのロゴマークがついていなければその商品を買うのに・・・と思うようなこともしばしばあります。
とは言え、世の中にこれだけたくさんの商品があふれかえっている時代に、わかりやすく他の商品と区別してもらえることはありがたいことであり、
自分の好みに合った商品を探すには、非常に便利なことだと思います。
一方、私たちシューリパブリックの靴に関しては、まだまだブランドと名乗るほどのものでもなく、
またブランディングを避けて通ることはできないものの、過度な看板ありきのやり方をしてどうこうしようというつもりはなく、
それよりも、むしろ身近で日常に履くためのオーダーメイド靴という立ち位置をはっきりさせるようにしています。
ブランドの看板に頼るのではなく、今はまだ見てほしいのは商品そのものであり、
シューリパブリックだからということよりもモノありきで、つまりこの商品だから履いてみようと思っていただけることを目指しています。
オーダーメイドですし、作っているのが小さな工房ですし、
お客様一人一人に向けて靴の特徴や私たちの考え方を発信して、それを感じ取ってくださる方々に私たちが作る靴を履いていただきたいと思います。
★★★お知らせ★★★
【 お知らせ 1 】
7月19日(金)と20日(土)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて恒例のイベント開催です。
その中で、19日(金)の夕方からゆるーい感じで軽く催しをやろうかということになりました。
主な内容はトークイベントが中心となる予定です。
お越しいただける方は、できましたら事前にIVY PRODUCTSさんのほうにご予約をお願いいたします。
【 お知らせ 2 】
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。