いわゆる正統派とかベーシックとか、そんなふうに言われるフツーの靴が黒や茶系のスムースの革の靴だとすると、
こういった色・質感の靴は変化球と言えなくもありません。
キャメルとオレンジの中間色の型押しのチャッカブーツです。
こちらは、前回のコージ製靴新潟工場さんに出品したものの最後の1足です。
また、このブログにチョコチョコ登場しているギブソンブーツも、オイルを含んだネイビーのシュリンクです。
私がお勧めするのは、まず初めは黒のスムースで1足作って、それから少しずつ冒険していただくという流れです。
というのも、オーダーメイドといえば何でもアリで、それこそこれ誰が履くの?的なものになってしまう可能性すらあるわけで、
仮に初めてオーダーする場合にちょっと欲張ってあれとこれととなると、それこそ方向性を完全に見失ってしまう危険もありますから、
初めはとにかく無難な黒の靴が良いですよとお勧めしているわけです。
黒はTWさんのコトバをお借りすればとってもニュートラルな色ですから。
でもそんな心配はなく、ちょっとだけ個性的な靴がほしいという場合には、型押しの革やシュリンクの革をお勧めします。
革の質感は、思っている以上に独特の雰囲気を感じます。
そして、最近はオフィスでもカジュアルなスタイルがOKという職場も多く、そんな環境では適度に品があって適度に個性を出せる仕様が良いと思います。
けっこう足元は見られていますから。
そんなことから、私たちシューリパブリックがお勧めするのが、
ブーツ × シュリンクや型押しの個性的な革 × 上品な色 という仕様です。
そのあたりはオーダーメイドですので、ご相談しながらお客様に適した仕様を決めていく楽しみがあります。
ちょっと気が早いかもしれませんが、今のうちから秋に向けて1足ご検討ください。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
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