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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

motown

久しぶりに力が入っています。 4月にオーダーした革が、今日入荷しました。 新たに取引をすることになった革問屋さんから仕入れたモノです。 「MOTOWN」という商品名の、イタリアのタンナーさんの革です。 今回入荷したのはこの1枚だけなのですが、1枚でも非常に迫力があって重みがあります。 写真だとどれくらい伝わるのかちょっと心配なのですが、とにかくとってもキレイで雰囲気のある革です。 たとえば、これまでとってもキレイで品質が高い革では「Windsor」が挙げられますが、Windsorはクロムなめしでキメ細かな生地とマットな仕上がりという特徴でしたが、 それとはちょっと方向性が違います。 また、ELBAMATTやVACCHETTA800などはタンニンなめしの生地でオイルを含んでいて、ザックリだけどしなやかという特徴でしたが、 それとも違います。 革の質感というのは、こういうモノもあるのかと改めて実感しました。 このMOTOWN、生地はしっかりとキメが細かく緻密で、触った感じはややしっとりとしていて上品な印象を受けました。 実際に持った時には、見た目よりも少し重いと感じました。 仕上げはグレージング仕上げですが、一般的なグレージング仕上げに比べると艶は控えめですね。 こんなしっとりとした仕上がりの革は、靴になった時に懐の深い履き心地になります。 先ほども書きましたが、今回入荷したのはこのcottoという色1色のみです。 赤みがかった茶色です。 私が見た感じでは、この革を使って作るのならプレーンのブーツやシューズのような、革の質感を際立たせるようなデザインか、逆に思いっきりにぎやかにフルブローグなどが良いのではないかと思います。 もしくは、もっとこの革を生かせるデザインがありましたら、ぜひご提案ください。 ドレッシーな雰囲気でもOKですし、キレイ目なカジュアル仕様でもOKです。 この革で5足製作できますが、かなりの人気になりそうな気がしますので、この革を使って靴を作りたいという方はお早めにお取り置きのご連絡をお願いいたします。 リファーレさんのオーダー会などでご注文予定の方も、ご予約OKです。 7月には恵比寿店、大阪店、そして初の名古屋店にお邪魔する予定ですし、 9月には自由が丘店にお邪魔する予定です。 なお、この革は誠に申し訳ございませんがオプション扱いとさせていただきまして、価格が+2,000円(税別)とさせていただきます。 ご了承ください。 では、皆さまからのご連絡をお待ちしております。 近いうちに工房に行ったときに・・・というのは、無くなってしまう可能性がありますので、まず先にお取り置きのご連絡を頂くことをお勧めいたします。 実物をご覧になって、気に入らないようでしたらキャンセルで構いません。 ホント、とってもステキな革ですよ。 私なら、ラスト#SRCでフルブローグ+生地色のLストームウェルトという仕様で作りたい(こっそり作ります)と思っています。   ★★★お知らせ★★★ 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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