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ダイナイトソール

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


今日は、朝のうちは良い天気だったのに、少しずつ怪しい雲が出てきたかと思ったら、突然の大雨でした。

天気予報では、お天気が崩れると言っていたので、レザーソールの靴は敬遠されたかと思いますが、

今日のようなお天気だったり、さらにはもっと読みにくいお天気の時は、レザーソールではちょっと心配です。

そういう時にお勧め、いやいつだってどんな時だってお勧めしたいのが、このダイナイトスタッデッドソール、通称ダイナイトソール。

私はこのダイナイトソールが大好きで、シューリパブリックをスタートして間もないころから、標準仕様はダイナイトです。

何がそんなに良いのかと言いますと、レザーソールとさほど変わらない厚さでスマートに見えるのに、雨が降っても全く問題なく履くことができ、

耐摩耗性能はレザーよりもはるかに高く、耐衝撃に関しても人間の体重に対して非常に好ましいと思います。

実際、道具として靴を履くことを考えたなら、雨が降ることもありますし、長時間歩き続けることもありますし、

そんな状況下でも、安心していられるというところが素晴らしいのです。

もちろん、ダイナイトソール以外にも有名な合成ゴムのソールはたくさんありますが、

安心感と上品さにおいてはこのダイナイトは格別だと個人的に思っています。

ソールの素材は、ほんの少し変わっただけで印象が異なりますから、似たようなものでもやっぱり違うはずです。

かつて、私たちのお客様がある修理屋さんでカカトのトップピースを似たようなほかのブランドのモノに交換したのですが、

なんとなく疲れるような感じがして、すぐにダイナイトに替えてもらったといったこともありました。

そこまでシビアに感じる方ばかりではないと思いますが、それでもシューリパブリックの靴でダイナイトのセッティングのモノは、

修理の時にはダイナイトを使っていただいたほうが良いと思います。

と、ダイナイトソールの良いところを書き連ねてきましたが、ダイナイトにも欠点と言いますか、気になる点もありまして、

それはこの部分です。

まだ新しいうちは、つま先側の接点がこのセンターの凸のみになるので、違和感を感じることと、タイルの上などでは滑りやすいということがあります。

少し履いていて馴染んでくるとそれらは解決するのですが、最初のうちだけちょっと気を付けてください。

いずれにしても、靴のソールとしては非常に優れていますので、これからも標準仕様のソールとして使っていくつもりです。

 

お知らせ

【 お知らせ 1 】

7月19日(金)と20日(土)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて恒例のイベント開催です。

その中で、19日(金)の夕方からゆるーい感じで軽く催しをやろうかということになりました。

主な内容はトークイベントが中心となる予定です。

お越しいただける方は、できましたら事前にIVY PRODUCTSさんのほうにご予約をお願いいたします。

【 お知らせ 2 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

 
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