雰囲気を出す

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


今日、外に出てみたら月がきれいだったので写真を撮ってみました。

50ミリのレンズだったので、この辺りが限界です。

でも、思っていたよりもキレイに撮れました。

さて、似たようなデザインの靴でも、ウェルトの仕様やソールの厚さ、アイレット&靴ヒモの仕様を変えることで、

靴全体の雰囲気が全然変わり、思いっきりカジュアルな仕様にしたり、シュッとした雰囲気にすることもできるということを以前に書きました。

たとえば、おそらく多くの方がご存知のトリッカーズのカントリーのシリーズで、

あのストーム付きのウェルトを取り外して、控えめに平ウェルトをつけてみると、

全く雰囲気が違ってしまうということです。

ただ、これはあくまでも雰囲気の話ですので、実際にはやらないようにしてください。

というのも、メーカーによってウェルトの仕様でリブの位置を変えていますので、

ストームウェルトを外して、そのまま平ウェルトを取り付けようとしても取り付けることができないとともありますから。

ご注意を。

そして、靴の場合はそれ以外でも雰囲気を変えている要素があります。

それは、ステッチの仕様。

こんなふうにミシンをかけるのですが、


たとえばこの縫いあがったアッパーのステッチですが、針のピッチは1インチ当たり12針前後、糸の太さは#20というものを使っています。

針のピッチは、細かくなるほど繊細かつエレガントに見えますが、あくまでもそれは糸の太さとのバランスを重視する必要があります。

#20という糸は、男性モノの靴では普通の太さですが、いわゆるビスポークらしさを追求したアーティスティックな靴だと、もう少し細い番手の糸を使うことが多いようです。

言い方を変えれば、糸が細くなると華奢に見えてしまうため、雰囲気との兼ね合いで糸を選びます。

私たちシューリパブリックでは、あまり繊細さを追求するつもりはなく、むしろ強度のことを考えてこの#20という糸を使うことにしています。

#20の糸でしたら、1インチ当たり12針というのは標準ではないでしょうか。

ミシンの針のピッチは、細かすぎても粗すぎても強度が落ちてしまいますので、

ほどほどが良いのです。

ただ、前にも書きましたがステッチにも雰囲気を出したいので、ちょっとしたこだわりとして私たちは斜針という、針先のメスが斜めに入るタイプの針を使っています(写真だとイマイチよくわかりませんが・・・)。

この針で縫うと、ステッチがやや斜めに並ぶので、ちょっとクラシカルな雰囲気が出てステキです。

じつは、この斜針の雰囲気をより引き出すのであれば、もう少しピッチを粗くしてあげたほうが良いので、靴のデザインによってはちょっとだけピッチを粗くすることもあります。

まぁ、そんなことをしつつ、シューリパブリックらしい靴の雰囲気を出していたりします。

細かい部分は、意識して見ないとよくわかりませんが、このような針の仕様やピッチなどはなんとなくの感覚で受け取っていて、

なんかちょっと違う・・・くらいのことは誰もが感じているはずです。

それが故意的にあっていることもあれば、その人のクセであることもあって、

結果的にその人の手を通して出来上がる味や雰囲気になってきます。

お知らせ

【 お知らせ 1 】

3月2日(土)と3日(日)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔して、恒例のイベントを開催します。

今回も、足の計測をさせていただいたり、ご希望の方がいらっしゃればオーダーメイドの靴のご注文を承る予定です。

詳細が決まりましたら、また改めてお知らせします。

【 お知らせ 2 】

3月17日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、イベントを開催します。 

詳細は、また改めてお知らせいたします。

【 お知らせ 3 】

4月13日(土)に、大阪梅田のRifare大阪店さんにて、店舗移転後初のイベントを開催します。

詳細は、また改めてお知らせいたします。

【 お知らせ 4 】

4月14日(日)に、神戸三宮のSUNさんにお邪魔して、皆様の足の計測をさせていただきます。

SUN×シューリパブリックで今後新企画の靴の発売を予定していますが、それに先駆けてご自分のサイズをご確認いただくための計測です。

ご注文の予定の有無にかかわらず、お気軽にお越しください。

詳細は、また改めてお知らせいたします。

【 お知らせ 5 】

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。



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