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靴工具

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


その前に、昨日お越しいただいたお客様のDUさんのブーツの雰囲気がとっても良かったので、写真を撮らせていただきました。

オックスフォードブーツ

以前に私たちシューリパブリックで製作したセミブローグのブーツなのですが、なんでしょうねぇ、履き方でしょうか?

とっても格好良いなぁって思いました。

 

さて、靴を作るときに使う工具ですが、ほとんどが専用工具のため、ちょっと近所のホームセンターで買って来ようということができません。

釘抜

こちらは、ヤットコのような形をした釘抜です。

正式な名称はわかりませんが、「エンマ」と呼ばれることもあるようです。

この釘抜が入手困難だという情報を誰からか聞きました。

これは日本製の工具なのですが、作っていた方が止めてしまったのか亡くなってしまったのか、詳しいことはわかりませんが、とにかくもう入手できないのだそうです。

思い起こせば、以前にもウェルトをかけるときのオウル(すくい針)に関しても同じような話がありました。

ピンサー(ラスティングに使うペンチのようなモノ)に関しては、亡くなったわけではないけれど、クオリティが落ちたような話を聞いた記憶があります。

いずれにしても、汎用の工具ではないため、売れる数がが限られますから、これらを作っているだけで商売になるというわけではないようです。

そんなこともあり、私の場合、もともと日本の工具の、いかにも職人さんが作った一品物のような形状が好きではなかったこともあり、早々に外国製の工具にシフトしていまして、

ピンサーに関してはドイツのモノを、

オウルに関してはイギリスのモノをそれぞれ直接現地から輸入して使っています。

そして今回の釘抜に関しては、現地から輸入しようと思って探していたところに、同じものがAmazonで買えることを知り、そちらを買ってみました。

それがこちら。

釘抜

ドイツの「KNIPEX」というブランド?メーカー?の製品です。

これまで使っていたものと比べると、ちょっと大きいです。

釘抜

ただ、このKNIPEXの釘抜はサイズがいくつかあって、写真のモノは225ミリですが、もっと小さい180ミリとか160ミリのモノもあり、好みで選べそうです。

価格に関しても、さすがAmazonといったところで、これまで使っていた国産の釘抜よりも安いようです。

 

これは単なる好みの問題なのですが、いわゆる汎用の工具や、靴の工具でもドイツやイギリスのモノはちゃんと型を使って生産されているので製品らしくキレイなのに対し、

国産のモノは職人さんがひとつひとつ技術と勘で作っているので、微妙にばらついているのが気になります。

本当に好みの問題です。

絵画においても、マネやモネなどの印象派より、キースへリングやリキテンシュタイン、アンディウォーホールの方が好きといえばわかっていただけますでしょうか。

ともあれ、工具に関しては徐々に外国製のモノに変わっていっています。

決して外国かぶれではなく、見た目の好みの問題です。

 

お知らせ

11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、
クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。


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