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カカトのトップピース交換は最寄りの修理屋さんで

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


靴を履いていれば、いずれはカカトのトップピースがすり減って交換の時期になります。

私たちシューリパブリックでは、カカトのトップピースの交換は最寄りの修理屋さんでやっていただいても構いませんというスタンスでおります。

もちろん、何かの用事でシューリパブリックの工房にお越しいただくのであれば、そのときお持ちいただいて修理をさせていただくのもOKです。

でも、どうして最寄りの修理屋さんでもOKというのかと言いますと、

カカトの修理はおそらく誰がやっても靴にほとんど影響がないからであり、プロとして修理をやっている方なら心配ないと考えているからです。

これはどこで修理をするときでもほとんど同じですが、カカトのトップピースの修理の手順としては、

トップピース

ヤットコのような工具で端から剥がし始めて、

トップピース

トップピース

トップピース

徐々に剥がれて外れます。

トップピース

この間、だいたい5秒くらい。

この靴は、一度カカトの修理をしているので靴の内側からヒールを留めている釘の先が平らに削られています。

この後、新しいトップピースと接着する相手の積み上げに接着剤を塗り、しっかりと貼り付けて周りを削り、インクを塗って乾かして磨いて完成になります。

 

ですが、これがカカトのトップピースではなくソールの交換になると話は変わります。

ソール交換の場合には、ちゃんと靴の形に合ったラストを入れて作業するのとそうでないのとでは、修理が上がった時の靴の履き心地が全く変わってしまいますし、場合によっては全くの別物になってしまって履けなくなってしまうことだってあります。

オーダーメイド靴はフィッティングがとってもシビアですので、ソールの貼り方のちょっとした違いがフィッティングに影響してしまいます。

なので、シューリパブリックの靴のソール交換の場合は、私たちの工房へお持ちください。

 

それでも純正の修理を希望される方におかれましては、郵送で送りいただいてもOKです。

しっかりと丁寧に修理をさせていただきます。

 

お知らせ

【 お知らせ 1 】

11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。

 

【 お知らせ 2 】

9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。
なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。
どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。

 

【 お知らせ 3 】

雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。
こちらをご参照ください。
今年は茶系のギブソンシューズです。
受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。
ご希望の方は、お早めにご連絡ください。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。

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