製作作業の合間に修理

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余談ですが、今とっても富山に行ってみたいのです。

YouTubeで「富山の遊び場!TV」というチャンネルがありまして、観る度に富山の魅力がどんどん積み上がっています。

今の時期だとさすがに雪をかぶった立山連峰は難しいかもしれませんが、そのほかにも見どころがたくさんあるのです。

私がまず富山に行ってやってみたいことは、富山の市電に乗って意味もなく移動すること。

それから、きときと寿司に行っておいしいお寿司をたくさん食べることと、あとは駅周辺にあるとやマルシェのれん横丁やマリエ富山に行ってフラフラと散策し、特別これというのは無いのですが地元の和菓子をとにかく食べ歩き、ガラス美術館に行ってこの建物に圧倒され、いい加減疲れたところで氷見に行って魚市場食堂でおいしい魚を食べてみたいです。

あとは、富山と言えば薬が有名なので、薬の資料館なども訪れてみたいところです。

関東にいると富山は近いようでなかなか遠く、ひょいと行くのは難しいところです。

大阪や神戸は全然遠く感じないのに、不思議なものです。

さて、今日は昨日8月納品予定の靴が違完成し、作業に一区切りがついたので、お預かりしている靴の修理の作業を進めました。

今回のメニューは、オールソール+ウェルト交換です。

つまり、ソール周りを全て新しくするという作業で、ソールやウェルトを取り外し、ボトムフィラーのコルクやシャンクなども取り外し、今度はウェルトを縫い付けて新しいシャンクやボトムフィラーのコルクをセットするという、作業としては比較的時間がかかる部類になります。

そうして今日はここまで進みました。

修理

ソールを貼り付けるところまでなので、次はソールの余分なところを切り落とし、コバ面をある程度キレイな形に整え、だし縫いに備えます。

ところで、この靴は十数年前に納品させていただいたもので、お客様がとっても大切に履いてくださっていました。

ただ、年月が経つとそれなりにキズも多くなり、

修理

つま先はこんな感じでめくれてしまっています。

私たちにできるのは、接着剤を塗って少しでも目立たないように戻してあげることなのですが、

修理

修理

こんな感じになりました。

こういうめくれてしまうような傷は、革が乾燥してパサパサの状態の時にできやすいようです。

ただ、逆にクリームの塗りすぎは革にとって良くないのであくまでも適度にメンテナンスをしていただきたいのですが、月に1度か2か月に1度くらいはデリケートクリームで栄養補給をしてあげると良いでしょう。

このお客様には靴のご注文もいただいているので、靴が完成する時に一緒にこの靴もお渡しする予定です。

お知らせ

★シューリパブリック創業20年を記念して、こだわりいっぱいの20周年記念モデルを発売中です。詳しくはこちら。グリーンの革は完売しました。この企画終了まであと少しです。

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。

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