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モンキーブーツ

今日ご紹介するお客様は、兵庫県にお住いのYYさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品させていただくわけですが、じつは今回はさすがに遠方にお住いで埼玉の工房にお越しいただくことが難しいので、郵送による納品とさせていただきました。 今回完成したのは、こちら。 黄色いモンキーブーツです。 この黄色がまるでバナナのような迷いのない黄色で、とってもステキです。 そして、じつはこの革は以前にちょっとだけご紹介したことがあるKUDUの革で、一般的な牛革に比べて表面の質感がフワッとしていて、さらにオイルをやや多めに含んでいるので結構厚みのある革ですが優しい履き心地になりそうな感じです。 KUDUの革は、このモンキーブーツで言えば筒の部分のようにもう少し濃い色をしていまして、それが靴になるとラスティングで引っ張られてこんな色に変わるのです。 とっても不思議ですよね。 またそれがKUDUの革の味でもあり、良い雰囲気を出しています。 今回は納品でお会いすることができませんが、次回の神戸出張の際にお会いできる予定なので、その時に靴の履き心地などいろいろと詳しくうかがってみようと思います。 YYさんのご希望で、ハトメの数をひとつ多い9穴にしているので、そのあたりのご感想もうかがってみたいです。 靴は明日発送させていただきます。 到着まで少々お待ち下さい。 靴の仕様 デザイン:モンキーブーツ レザー:  KUDU ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド製法 今回使用した革の在庫の有無: 完売   ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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靴たち

私たちシューリパブリックでは、たとえば10月納品ですというと9月中に完成するようなスケジュールで予定していることが多いのですが、もう永いお付き合いのお客様の場合は10月に完成しますという場合には10月中に完成するいわゆる11月納品であることもあって、ちょっとごっちゃになってしまっています。 ただ、お伝えした月よりも遅くなるようなことはとりあえず今のところはありませんのでご安心ください。 そんな前置きを踏まえまして、9月納品の靴たちがもう少しで完成です。 もうすでにコバインクも塗り終わりまして、このあとアッパーの仕上げをして靴ヒモを通してほぼ靴の方は完成になります。 その他ですと、今回のグループには私たちシューリパブリックの20周年記念モデルもあるため、付属するカードケースなどを製作するなどの作業もありますが、まぁ大方完成といった感じになります。 おそらく明日には完成すると思いますので、完成しましたらお客様にご連絡をさせていただきます。 ちなみに、20周年記念モデルに関しましては特別なインソックの刻印を用意しています。 こんな感じになります。 15周年の時は刻印が大きすぎて莫大な金額&温まるまでに大変な時間がかっかることになってしまったため、今回はほどほどにしています。 こういう細かい部分はあまりどうでもよいのですが、これらの靴に関してはかなり手間をかけて製作しましたので、実際に履いていただいてこれまでの靴との違いを楽しんでいただけると嬉しいです。 完成まで、もう少々お待ちください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ELBAMATTのネイビー

カテゴリー: Message:伝えたいこと

ELBAMATT

こちらは、普段私が履いているチャッカブーツですが、もうタイトルから想像されている通り黒ではなくネイビーです。 写真なんていくらでも光の加減でどうにでも見えてしまうものなのですし、デジカメは特にその状況で色が違って見えますからそんなに驚くほどのことではないのですが、おそらく実物をご覧になってもきっとほとんどの方が黒に見えるんではないかと思うくらい黒っぽいネイビーです。 では、黒い靴と並べて比べてみると、 こんな感じ。 わずかに光の加減で黒ではないように見えることもあるかもしれませんが、私が見たらどちらも黒でした。 TempestiのELBAMATTは、非常に味わいがあって経年変化もイイ感じで上質の革らしく変わっていくもので、私個人的にはとってもおススメの革です。 特に、このネイビーに関しては黒っぽいけどわずかに黒ではないし、かと言って変に悪目立ちするような色でもなく、他の人とはちょっと違うところを狙いたい方には大変お勧めの革なのです。 ELBAMATTは、他の色もなかなか上品な経年変化をしますし、革質も適度にしっかりしていて優しい履き心地の靴に仕上がりますので、まだ試したことのない方はぜひ一度お試しください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ウェルト

もうすでにお付き合いが永いお客様であれば、あまり細かい説明をしなくても・・・、 「今回はこんな仕様で・・・。」 という感じで仕様が決まってしまうわけですが、それってあくまでも私たちの都合なので、もしかしたらこれからお越しいただけるかもしれないお客様に向けて私たちシューリパブリックの都合ということでウェルトの仕様のことをお伝えしておきます。 具体的にどんなことかというと、タイトルにも書きました通りダブルウェルトとシングルウェルトのことです。 ダブルウェルトとは、 こんな感じでウェルトがカカトの周りまでぐるりと一周している仕様のことで、だし縫いというソールを縫い付けるスティッチも一緒にぐるりと一周しています。 これに対してシングルウェルトとは、 このような仕様で、ウェルトはカカトの方まで来ていなくて、だし縫いもカカトの方まで来なくて途中で終わっています。 それぞれ一長一短があって、一般的なビジネスシューズはシングルウェルトのものが多いのですが、絶対にそれじゃないといけないということではなく、なんとなくそういう傾向がある程度の話になります。 それで、これらのウェルトの仕様が何なのかということなのですが、じつはお選びいただくラスト、もしくはお持ちのラストによってシングルウェルトの仕様をお選びいただけないということが出てくるという話になります。 基本的にビジネス用のラスト(SRDやSRF)には、シングルウェルト仕様にするために必要な鉄板がついているのに対し(こんな感じ)、 そのほかのラストには鉄板がついていないためにシングルウェルト仕様にする事ができません。 繰り返しになりますが、鉄板の有無はあくまでも私たちシューリパブリックの都合なので、お選びいただけない仕様をご希望されるお客様には本当に申し訳ないのですが、製作において鉄板がないことでのメリットもあるためこのようなことになっています。 ただ、毎回お客様にお越しいただいた時に詳細に関してご説明するようにしていますので、細かいことを覚えていただく必要はなく、シングルウェルトを選べないこともある程度に知っておいていただけると嬉しいです。 ダブルウェルト仕様に関しましては、どのラストでも問題なく製作することが可能です。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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モンキーシューズ

少し前にモンキーシューズを納品させていただいたお客様のSさんですが、今日は新たな靴のご注文のために工房にお越しくださいました。 そして、そのまだ新しいモンキーシューズを履いてきてくださったので、写真を撮らせていただきました。 この靴は、結構硬めの革を使って製作したため、履き始めの頃はちょっと硬さを感じたそうですが、痛いとか辛いとかそういうことはなく、まだ馴染んでいないなぁという程度のものだったそうです。 それよりも、この色の組み合わせをとっても気に入ってくださったそうで、買い物に行ったときなどにもお店の方から声をかけられたりすることもあり、本当に作って良かったとおっしゃっていました。 オーダーメイドの靴は、その方に合わせた最高の履き心地と共に、他に誰も履いていないものを作ることもできて、楽しみ方はお客様次第です。 今回のSさんのように、その靴を誰かに褒めていただいたということを聞くと、作り手として私もとっても嬉しいものです。 お客様と一緒に考えて、考えた結果とっても良いものができてみんなが嬉しい。 モノづくりのステキなところですね。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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メガネと靴

カテゴリー: Message:伝えたいこと

メガネ

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 そして、このお休みを利用してウチの高校生の娘のメガネを作りに、近くのショッピングモールへ行ってきました。 ついでに私のメガネもやや合わなくなってきているような感じがあったので、それも合わせて確認をしていただいてきました。 ショッピングモールは、世の中がお盆期間中ということもあって、いつもに増して人がいっぱいで大変混んでいました。 聞くところによると普段の土日も結構混んでいるようですが、私は土日にはいかないのでこのショッピングモールはいつも人が少ないと思っています。 だいたい私自身お休みの日にショッピングモールに行っていったい何をするんだろう?と思ってしまう方なのですが、小さいお子さんがいるご家庭では子供たちが楽しめて、お父さんやお母さんも買い物ができて、ついでにご飯も食べられるというショッピングモールは、ある意味全て目的を果たしてくれるところなのかもしれません。 このショッピングモールにはメガネ屋さんが数店舗入っていますが、娘の好みを聞きながら店を回って行ったら私がいつもお世話になっている店舗に気に入ったフレームがあり、結局私も娘もこのお店にお世話になることになりました。 ウチの娘は今回初めてメガネを作るわけですが、知らず知らずに視力が下がってきていて、出来上がったメガネをかけたら世の中がとってもはっきり見えると感動していました。 私はその横でウチの娘と店員さんのやり取りを見ていたのですが、メガネってなかなか奥が深いですよね。 視力を機械で測定して、さらに諸々の測定をしますが、これって検査をする方の力量が問われるところです。 ただ出てきたデータの通りではなく、メガネを使う人の好みとか使う環境などをしっかりと確認して、それに合ったレンズを選ぶというとてつもなく大変な仕事です。 さらに、メガネをかける時にきつすぎず緩すぎず、長時間かけていても頭が痛くならないようにフレームを調整する作業もあり、これはまさに靴を作る作業に似ています。 もう4年前になりますが、前回私がメガネを作った時に担当してくださった方は、とにかく細かく私の希望を聞いてくださって、さらに何度も何度もレンズを変えて確認して、 「ちょっと攻め気味にしましょうか?」 とか、 「データではこんな感じなんですけど、たぶんこれくらいにしておいた方が使いやすいと思いますよ。」 などと、これまで経験したことのないような丁寧な調整で、そのおかげもあって驚くほど使いやすいメガネに仕上がったのを覚えています。 ただ、靴にしてもメガネにしても使う側はあくまでも素人で、もっとこんなふうにという専門的な要望を伝えることができず、あくまでもそれを受け取る側が行間を読んで細かい調整を施し、より使いやすい靴やメガネに仕上げるということになります。 じつは今回私もメガネを作ってきたのですが、担当してくださった方が言うには今使っているメガネでもさほど問題はないけれど、より精密な作業をする時にはもうちょっと度を強くする必要があるとのことで、せっかくなので強くしたものをお願いしてきました。 私のメガネはちょっと時間がかかるそうなのでまだ受け取っていませんが、どんなふうになってくるのかちょっと楽しみです。 靴を注文してくださるお客様も、きっと同じような気持ちなんでしょうね。 思っていた以上の履き心地を提供できるように、なるべく細かくご希望や使用する環境をうかがって、靴を履くたびに楽しくなるというものに仕上げたいと思っています。 これは、結構前に作った私のメガネです。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギリーシューズ

今日、ちょっと打ち合わせがありまして、靴の業界の方ではなかったのですが、せっかくなので靴の話もさせていただいた時に・・・、 なかなか靴のサイズ選びってどう選んだら良いかご存じない方が多いという話になったので、せっかくなのでこのブログでお伝えすることにしました。 もし既製品の靴の選ぶときに、たとえばいつも26センチだからということで26センチを迷わずに買うというのはちょっと乱暴で、サイズはメーカーやモデルによって異なることも結構ありますし、そもそも今までのサイズ選びが正しいのかもちょっと怪しいなんてこともあるので、できればもうハーフサイズ小さいヤツも試しに履いてみるのが良いと思います。 そして、そのモデルに関しては25.5センチと26センチのちょうど中間が良いのにというケースもよくあることなのですが、そういう時には基本的に小さいサイズの方を選んでください。 その理由は、既製品の靴は伸びることはあっても縮むことはほとんどないからです。 迷うくらいなので、スタート時点では理想からの差はどちらも同じでしょうけれど、そこから履き込んでいくと靴が馴染んできて小さいサイズの方は理想のサイズに近づくのに対し、大きいサイズの方は理想から離れていきます。 よほどどこかが当たって痛いという場合は除いて、靴の場合は迷ったら小さい方ということを覚えておいていただくと良いでしょう。 ★★★お知らせ★★★ ★7月26日(水)から8月4日(金)まで私たちシューリパブリックは夏季休暇となります。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ジュリオ

余談ですが、これだけ情報がたくさんある昨今でだいたいのことはちょっと調べればわかると思っていましたが、今日はどんなに調べても全く結論に辿り着かないことに直面しました。 それは、我が家のリビングの電球のことなのですが、今日ひとつ切れてしまったためネットで買おうとしたらどこを探しても売っていなくて、それはオーデリックのNo.255TBという品番のLED電球なんですけど、あまりにも情報がなさすぎで驚きました。 結局、調べていくうちにこれが既に生産中止になっているとのことが判明しました。 世の中には同じ品番の電球を使っている人がたくさんいると思うので、メーカーとしては後継品などの情報が出ているだろうと思ったら、そんな情報などまったくありません。 No.255TB自体が販売されていた形跡すらなくて、こんな電球1個にこんなに振り回されるとは思ってもいませんでした。 オーデリックの電球って、代替品とか無いのかなぁ? 近いうちにメーカーに連絡して聞いてみようと思います。 さて、今日はまた倉庫の中から発掘した革をご紹介します。 在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回の革は、こちら。 ジュリオという名の国産のステアです。 色は、デジカメの関係でちょっとピンクがかって見えますが実物はもう少し落ち着いた感じの赤です。 こんなに派手な感じではありません。 いわゆるビジネスシューズに使うような雰囲気の革ではなく、どちらかと言えばカントリーブーツやカジュアルな雰囲気の服に合わせるような感じの靴に合いそうな革です。 シワが入った様子はこんな感じで、ちょっとザックリとしています。 ですが、これがなかなか雰囲気があってステキな革で、たとえばTシャツにカジュアルパンツというスタイルに合わせたいときに、カーフのピカピカの革靴だとちぐはぐな雰囲気になってしまうところを、こんな感じのちょっとラフな雰囲気の革の靴なら、硬くなりすぎずに適度にくずしてイイ感じにまとまりそうです。 少し前だと、革靴と言えばもうほとんどがスーツにあわせうようなパリッとしたものばかりでしたが、そうじゃなくてスウェードの革の靴やシュリンクの革の靴と同じように、ちょっとラフなステアのスムースの革であれば硬くなりすぎない靴に仕上がります。 こういう靴を1足くらい持っていると、カジュアルだけどスニーカーだとカジュアルすぎるという時に活躍してくれます。 これが黒じゃないのも良いところだと思います。 革は、なぜかステアなのに脇腹にカーフのような模様が残っています。 この革で靴を作るのなら、ちょっとつま先が丸いラストでチャッカブーツとか、同じく丸いラストでギブソンシューズなどが格好良いかもしれませんね。 詳しい仕様は以下の通りです。 〇 ご注文をお受けできるのは基本的に1名のみ(早いもの勝ち)。 〇 価格は1足の基本仕様が99,000円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 デザインの制約はありませんが、シューリパブリックでお受けできるものの範囲でお選びください。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 こちらの革の受付は終了しました。   ★★★お知らせ★★★ ★7月26日(水)から8月4日(金)まで私たちシューリパブリックは夏季休暇となります。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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裏事情

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

フルブローグ

今日は朝からずっとミシンの作業でした。 昨日も2足分ミシンをかけたのですが、ミシンの作業はデザインによってかなり異なります。 昨日はプレーンのギブソンシューズとストレートキャップ付きのオックスフォードでしたので、だいたい1足当たり1時間ほどで終わりましたが、今日はフルブローグのギリーシューズから始まりまして、その1足目が終わったのが15時過ぎ、続いてもまたフルブローグのギリーシューズだったので2足目は終わらずまだ途中です。 でも、時間がかかるからと言って嫌なのかと言えばそういう訳ではなく、ただ単に時間がかかるだけで作業としてはなかなか楽しいものです。 フルブローグやセミブローグなど穴飾りのあるデザインの場合、穴ひとつひとつを無心になってパンチで開けるのですが、これがなんとも楽しいのです。 楽しいというと私がちょっと変わった人のように聞こえるかもしれませんが、何も考えずに集中できるのが心地よい作業なのです。 そんな穴あけの作業ですが、穴を開けたらふさがなくてはいけません。 いや、穴をふさぐというよりも、ライニングなどが見えないように目隠しをするというのが正しいですね。 皆さんあまり意識したことがないかもしれませんが、フルブローグなどのデザインは、目隠しが必要なのです。 例えばこのパーツ、履き口からフェイシングにかけて穴が空いていますが、この裏側はどうなっているのかというと・・・、 こんな感じになっています。 穴が開いているラインに合わせて革をテープ状に裁断し、それを薄く漉いてパーツに貼り付け、ミシンをかけて固定するのです。 この作業が結構大変で、穴あけとこのテープ状の革を作って縫い付ける作業で、だいたい2~3時間くらい余分にかかります。 この余分に時間がかかることは、そのぶん私が無心になって作業をする事ができるわけですが、私が無心になっていても誰からもとがめられることがないので、私としてはとても心地よい時間なのです。 今回のグループには、まだあと1足セミブローグのブーツがあるので、また明日の午後あたりに無心になれそうです。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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カードケース

昨日に続き、私たちシューリパブリックの20周年記念モデルの話ですが、このモデルには靴と同じ革で作るカードケースがついてきます。 こんな感じの、カードが3枚だけ入るカードケースです。 このカードケース用の箱を、いつもお世話になっている箱屋さんにお願いしていまして、その箱が今日届きました。 普段は、何かを買った時に箱に入っていることがあるものの、その箱って商品が手元に届いたら捨ててしまったり、もしかしたら次に何かに使うかも程度で保管しておくなど、多くの場合は記憶から消されてしまうことが殆どなんですよね。 でも、やっぱりむき出しで商品を受け取るよりも、箱に入っていてそれを開けて、ほんの一瞬だけど感動がある、そのための箱は絶対に必要だと思っています。 じつはこの箱屋さん、もう結構永いお付き合いで、元々は生命保険のセミナーか何かで紹介していただいて、お話をうかがったら私の高校の後輩だったのですが、それはそれでいつもとっても良くしていただいて、大変お世話になっています。 今回20周年記念モデルをご注文いただいたお客様には、こんな感じでお渡しする予定です。 みなさま、お楽しみにお待ちください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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