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靴は、履いていれば多かれ少なかれ傷がついてしまいます。 仕方ないですよね。 私は、ちょっとしたキズを直すとき(本当は目立たなくするだけ)には、サンドペーパーを使っています。 革によってきれいに直るものとなかなか簡単には直らないものとあるのですが、黒い革であればある程度はごまかして目立たなくすること可能です。 ちなみに、私が使っているサンドペーパーは、粗いほうが320番で、細かいほうが500番と1000番です。 これらを上手に使い分けて目立たなくします。 サンドペーパーを使うときには、初めから目の粗いモノを使うのではなく、目の細かい方から様子を見ながらやっていったほうが大事故になりにくいです。 革は、表面と内部と全く違うもので、表面はツルツルしていますが奥の方は繊維が絡み合ったような状態であって、 表面を削っていって内部の繊維状のものが出てきてしまうと、もうあのツルツルには戻せませんので、手加減してちょっとずつやっていきます。 こんな感じで、ちょっとしたすり傷くらいならなんとかなりますが、あまり深刻なキズに関しては、プロに任せたほうが安心です。 そんな事を考えていたら、モノタロウでこんなものを発見しました。 ゴム状のサンドペーパーのようなものです。 ネットで調べてみたら、革靴の汚れ落としにも使えるようなことが書いてあったので試してみました。 結果、240番ではちょっと粗すぎるようで、お勧めしません。 さらに、すごい勢いで削るので、もし使うのなら本当に注意深く使ったほうが良さそうです。 感覚的に、サンドペーパーの500番くらいの感じでした。 もう少し目の細かいものがあったら使えるのかもしれませんが、ゴムでこするのは加減が難しいので、改めてオススメは目の細かいサンドペーパーですね。 1000番くらいが良いです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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先日、私のシングルスピードの自転車のブレーキを交換しまして、制動力に余裕があって安心だったので、 普段通勤に使っているternというメーカーの自転車のほうもシマノの105というシリーズのブレーキに交換してみたところ、 リアのほうが3ミリほどリーチが足りず、キャリパーはとりあえずフロントだけ交換した状態で乗っています。 リアのほうはシューだけ交換しまして、以前に比べればブレーキの性能が上がっていて安心なのですが、フロントがカッチリと効くのに対してリアはややモッサリ感があり、どうしたものかと考えています。 ロングアーチのキャリパーだと、やっぱり制動力が若干落ちるようなので、それならキャリパーを交換する必要がありません。 ブレーキシューをオフセットさせて取り付けるパーツもあるようなのですが、結構いい値段していて、それを使うのは何となく負けを認めたようであまり乗り気ではありません。 どうしたものかと思いにふける今日この頃です。 さて、タイトルの通り、11月納品予定の靴たちがもうすぐ完成です。 今回も9足のグループで製作しています。 一番下の段の右側の靴は、サンプルの靴で完成はもう少し先になります。 今回のグループでは、初めてご注文いただいたお客様が4名もいらっしゃって、皆さんとっても楽しみにしていらっしゃるようなのでしっかりと製作を進めます。 今、ヒールの接着が終わったところで、この後ヒールを留めるくぎを打ち(片足につき10本なのでなかなかの作業です)、ヒールを削り、 そのあとはコバにインクを塗ったりコバを磨いたり、アッパーの仕上げをしたり、インソックを作って貼ったり、靴ヒモを通したりして、完成になります。 調子よく進めば、明日の午後には完成するかもしれません。 明日中に完成すればOKくらいで進める予定です。 みなさん、もう少しなので楽しみにお待ちくださいね。 完成したら、連絡させていただきます。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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まず、お知らせをひとつ。 ここ最近は、積極的にyouTube動画をアップするようにしています。 このブログでは、十分に伝わらないようなことを、動画でお伝えするためです。 今日も、1本アップいたしました。 お時間のある時に、ぜひご覧ください。 私たちシューリパブリックのチャンネルはこちらです。 さて、ここのところ、急に寒くなりましたね。 ちょっと前は、Tシャツ1枚で全然大丈夫だったのに、もう上に何か羽織らないと寒くて厳しいです(寒がりなので・・・)。 寒くなれば、これです。 ブーツの季節です。 夏の間は、暑そうに見えるという理由で敬遠していた方も、これからは足首を冷やさないようにという理由で、ブーツがお勧めです。 実際には、夏でも全く問題ないのですが、周りから暑そうに見えると言われることが多いようで、 ちょっと夏の間は履かないという方もいらっしゃると聞きますが、 短パンにブーツという組み合わせをされている方もいらっしゃるくらいなので、上手に使えば夏でも大丈夫です。 ですが、服に合わせやすいということなら、やっぱりこれからの季節ですよね。 ぜひ、格好良く履きこなしていただきたいと思います。 ちなみに、この写真のブーツは、ギブソンブーツというモデルになります。 外羽のブーツという意味ですが、私たちが製作するギブソンブーツは、標準サイズの筒の高さが5インチで、 脱ぎ履きしやすく、それでいて足首をしっかりとホールドしてくれます。 ただ足に合ったサイズというだけではなく、足に合ったセッティングで製作させていただきますので、特別な履き心地を体験していただくことができます。 皆さんに一度は履いていただきたいブーツです。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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革の部位のこと

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

先日、私達のYouTubeチャンネルのアフレコをやっていまして、その動画のテーマがクリッキング(革の裁断)だったのですが、 もう少し革に関してお伝えしたいと思いまして、今日は革の部位によるクオリティの違いに関してお伝えいたします。 これは、半裁のキップの革です。 奥のほうが首で手前がお尻、そして向かって右がお腹で左が背中という位置関係になります。 そして、部位のランク分けとして下から行きますと、 もっともクオリティが良くないとされるのが、足の近くの「脇の下に相当する部分」 ついで「腹回り」、次に「首周り」、その次が「それ以外の首に違い部分」 そして、最も良いとされるのが「お尻と背中のお尻に近い部分」という順番になります。 脇の下に相当する部分がどうして良くないのかといいますと、牛が生活する中で伸びたり縮んだりしていて、革が薄く柔らかくなってしまっているため、 靴を作るためのパリッとしたクオリティが得られないからです。 このあたりなのですが、引っ張ってみると簡単に伸びてしまい、 革の裏側を見ても、こんな感じでボソボソして毛羽立ってしまっています。 これは、革自体が薄いために均一の厚さにスライスした際に、繊維が粗い深層部にまで達していることを意味しています。 では、反対に背中に近い部分の裏側を見てみると、 こんな感じで、毛足が短く揃っていて、キレイな状態になっています。 このように、一枚の革でも部位によってクオリティの違いがあって、この部分は靴を作る際に使えるとか、 もしくは、この部分はちょっと使えないという部位に分かれます。 また、パーツによってこのパーツならこの部位でも使えるというのがありまして、 具体的にいうと、ベロなら腹回りでも使えます。 その理由は、ベロはそもそもの存在理由が、靴ヒモを締めたときに甲が痛くならないためのもので、柔らかいとか繊維が揃っていなくても全く問題なく、 むしろ少しくらい柔らかいほうが都合が良いとも言えます。 その他のパーツは、脇の下、腹回り、首周りを覗いた部位で裁断します。 ということは、一枚の革でも靴に使える部分は思いの外少なく、またパーツとパーツの間の部分もどうしてもゴミになってしまうので、 実際に一枚の革のうち靴に使う部分というのは、私が使っているキップでは3分の2、もしくは5分の3程度で、カーフになるともっと少なくなることもあります。 もったいないです。 そんな事情があるということも、ぜひ皆さんに知っておいていただきたいです。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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だし縫いの技術

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今、11月完成予定の靴たちがだし縫いを縫ってもらうために、だし縫いの職人さんのところに行っています。 いつもお伝えしていることですが、私たちシューリパブリックではだし縫いのみその専門の方に縫っていただいています。 ちなみに、だし縫いとはウェルトとソールを縫い合わせるステッチのことです。 シューリパブリックの靴は、ソールが合成ゴムであるため、手縫いで縫うことが非常に困難なのですが、 もし手縫いで縫えたとしても機械で縫ったほうが圧倒的にキレイで正確で合理的なので、私は間違いなく機械縫いを選択していると思います。 このだし縫いは、今縫っていただいている方がとても上手で、何の心配もなくお願いできるのでとっても助かっています。 たとえば・・・、 こんな感じで、下糸を少しめり込ませて縫ってくださっていて、これは地面に擦れても糸が切れにくいようにという意味があります。 ただ、どうしても靴は履いていればだし縫いの糸は切れてしまうものなのですが、 これも良く考えられていて、下糸が切れても上糸とロックステッチで縫ってあるため、ロックがかかっていて簡単にソールがパッカリと開くこともなく、 思っているよりははるかに丈夫です。 私たちシューリパブリックでは、修理のことを考えてソールを貼る接着剤は仮どめ用の比較的弱いモノを使っていますから、 糸が完全に切れて抜けてしまえば、ソールが外れてしまいます。 なので、つま先が削れやすい方は、ちょっと気を付けていただくか、製作の前にお伝えください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 朝早くから家の用事を片付けて、ちょっと軽く自転車で走ってきました。 少し前に私の自転車を紹介させていただきましたが、タイヤを交換してからグリップが良くなったせいかブレーキの甘さを感じるようになり、 やっぱりブレーキは大切だということで、ちょっと奮発してブレーキをアップグレードしてみました。 今回取り付けてみたのは、シマノのアルテグラというモデルです。 じつは私は昔からブレーキが大好きで、小学生のころに買ってもらった自転車がディスクブレーキだったことをきっかけに、 ブレーキにどんどんはまっていきました。 社会人になって始めて就職したのも、ブレーキの会社です。 今も、本当はディスクブレーキの自転車に乗りたいと思っているのですが、なかなか希望を突き詰めていくと思ったようなモデルがなく、 今乗っているモデルも決して大きな不満があるわけではないので、まぁ良しとしています。 そんなわけで、今回選んだブレーキは、シマノの中でも上の方のモデルであり、制動力に関してはなかなか評価が高いようです。 昨日の夜にコツコツと組みまして、さっそく今日の朝から走ってみましたが、まぁ確かに以前のキャリパー+ブレーキシューに比べれば剛性感があって良いのですが、 感動的な制動力というほどではなかったです。 これから少しずつ調整を重ねて、様子を見て行きたいと思っています。 今回組んだブレーキです。 加須市内は多くの用水路が流れていまして、用水路沿いには自転車で走ったらちょうど良さそうな道が走っています。 今日はある用水路沿いの道を西の方へ走って行ってみました。 私の住む加須市からお隣の羽生市に向かうと、それまでの間がものすごい農村地帯で、遠くに来たなぁと実感するような景色が続きます。 道は結構キレイなので、走っていてなかなか楽しいです。 私の自転車はシングルスピードと言って、変速機がついていないので、そんなにスピードは出ませんが、軽くて気軽に乗れるところが良いのです。 今日の目的地はこちらです。 羽生市の市街地にあるあま太郎という大判焼きのお店。 なんと1つ50円(税込み)という素晴らしい価格と、昔から変わらないちょっと甘めのあんこが魅力です。 大判焼きを10個ほど買って、帰路につきました。 帰り道も用水路の横を走って帰りました。 もう、途中はほとんどこんな景色なので、遠くに行かなくても開放感が味わえます。 私の家からあま太郎まで、片道だいたい10キロちょっとで、往復1時間10分くらいでした。 ゆっくり走って、なかなか良い運動になりました。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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私は、イベントなどでお客様の足の計測をさせていただくことが多いのですが、お客様に計測をご案内すると、 「足が臭いので申し訳なくて・・・。」 と、まじめにおっしゃる方がいらっしゃいます。 また、私の知人で以前から足がとても臭いと言っている人がいまして、 彼が私たちシューリパブリックの靴を履くと、なぜかその日は足が臭くならないのだけど、どうしてなのかとしきりに訊いてきたことがありました。 足が臭い原因はいくつかに分かれるのですが、靴で解決できることもありますのでお伝えいたします。 たとえば、靴を履くと汗をかいてそれが臭くなるということがあります。 人間なのですから、汗をかくのは当然のことです。 では、どのような場合はどうすればよいかと言いますと、ポイントは3つありまして、 まず、靴ヒモがついている靴ならしっかりとヒモを締めて、靴の中で足が動かないようにすることです。 靴の中で足が動いてしまうと、その摩擦で熱が発生し、そのことで余計に汗をかいてしまします。 また、靴の中で足が動いてしまうと、足がストレスを感じて余計に汗をかいてしまいます。 なので、ひとつ目は靴の中で足が動かないようにするために、しっかりとヒモを締めるということです。 2つめは、多少汗をかいても靴がしっかりと吸収してくれるような素材の靴を履くことです。 靴のインソールやライニングが合皮などでは、汗をかいても吸収してくれなくて、靴の中が蒸れてしまいます。 汗をかいてもしっかりと吸収してくれる革なら、夕方でもサラッとしているので蒸れたりしませんので、臭くなりにくいです。 3つめは、靴は数足を交代で履くことです。 どんなに良い靴でも、毎日履いていると臭くなってきます。 最低でも3足、できれば5足くらいを交代で履くことで、臭くなりにくいです。 と、こうして挙げてみるとじつは全然得越なことではなく、普通に言われていることばかりなのです。 靴のためにも、履く方のためにも、正しく靴を履くことが良い結果につながります。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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放置します

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

しっかりと靴を作るには、時間がかかります。 どんなに頑張っても、2週間くらいはかかってしまいます。 その時間の殆どは、放置している時間です。 靴は、ラスティングが終わってからラストを抜くまでの間は、しばらく放置する必要があるのです。 いま、この靴も放置されています。 一枚の革は、皆さんも存ご知の通りペラペラでクタクタですが、靴になったときにはしっかりとした形を保っています。 これって、靴の見えない部分の全面に接着剤を塗って固めているのではなく(たしかにつま先とカカトに入っている芯には接着剤が塗ってありますが)、 革を引っ張って固定するラスティングで保形しているのです。 革は、ある力で引っ張ってその状態を保っていると形作られるという性質があります。 ラスティングがそれです。 引く力は、強ければ良いというわけではなく、これくらいというところがあって、強すぎても弱すぎても良くないのです。 そんなベストの状態で引いて、釘で仮どめをし、そのまましばらく放置することで、型くずれしないしっかりとした靴になります。 じつは、まだその先があって、型くずれしなければ良いというのは比較的低いレベルの話で、履きやすさを求めると型くずれしない上に、履いたときに優しい履き心地も必要になってきます。 そうなると、型くずれしないベストな力加減よりもちょっと手前にしておいて、その分長くラストを入れておいて保形する必要が出てきます。 そんなわけで、しばらく放置するのです。 放置するのは、ながければ長いほどよいというわけではなく、意味もなく5年も10年も放置しても時間のムダなだけで、 私は目安として、だいたい2週間くらいラストを入れたままにしています。 2週間くらい放置しておけば、ほぼ問題なくらいに出来上がります。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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いかにも偉そうに語っているタイトルになってしまいましたが、今日は靴ヒモをしっかりと締めたほうが良い理由をお伝えしたいと思います。 全然偉そうなことを言うつもりはありませんので、気楽にお付き合いください。 まず、靴ヒモをしっかりと締めていないとどんなデメリットが有るかということをお伝えします。 靴ヒモをしっかりと締めていないと、靴の中で足が動いてしまい、その摩擦によって熱が発生したり、そのストレスで足が余計に汗をかいてしまうそうです。 また、靴の中で足の親指や小指が当たることで外反母趾や内反小趾の原因にもなってしまいます。 男性でも外反母趾になってしまっている方がいるのは、これと関係していまして、特に足の幅が細い方だと靴の中で足が動いて歩くたびに当たってしまい、 少しずつ外反母趾が悪くなってしまうというメカニズムがあるようです。 その他、歩くたびに靴がズレてしまわないように、足をひねって歩く癖がついたり、前に進もうとしている力がロスしてしまうということもあるようです。 さらに、これは靴の方のデメリットなのですが、本来は足がしっかりとホールドされていることでインソールが足の形に沈んだり、靴のほうが足の形を覚えるという靴の成長がありますが、 靴ヒモをしっかりと締めていないと、靴の中で足が動いてしまうため、足に合った靴に成長しないということもあります。 また、靴の中で足が動いてしまうことによる、靴の内部の摩耗というデメリットも考えられます。 時々、靴ヒモをちゃんと締めていない方にその理由を聞いてみると、締められるのが好きじゃないという意見と、暑いからという意見が多く見受けられます。 締められるのが好きじゃないという、好き嫌いに関しては何も口をだすことができませんが、 暑いということに関しては、一度試しにしっかりとヒモを締めて履いてみていただいて、ヒモを締めても実は暑くないということを実感していただきたいと思います。 では、靴ヒモをしっかりと締めるとどうなるのかというと、靴ヒモをしっかりと締めていないときのデメリットの真逆で、実はとってもメリットが多いのです。 私達が学生の頃は、真面目にちゃんと靴ヒモを締めて履いているのがダサいみたいな風潮もありましたが、 靴に携わる仕事をして、やっぱり靴ヒモはしっかりと締めるべきだということを改めて実感しました。 いつでも脱ぎ履きができるようにヒモを緩めに締めているというケースもあるようですが、 脱ぎ履きはほんの一瞬なのに対し、靴を履いて歩く時間はそれよりもずっと長いはず。 どちらを優先するかは、自ずとわかってくるでしょう。 靴屋からの提言として、ぜひ靴ヒモはしっかりと締めて靴を履いてください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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今日は、仕事を終えて工房から帰ってくる途中で、どこからともなくキンモクセイの匂いがしました。 今年の夏は暑いって言っていたのに、もうそんな季節になったのですね。 キンモクセイと言えば、私はきのこ帝国の「金木犀の夜」という曲を思い出します。 2年くらい前の曲ですが、なんとなく秋を感じる曲で、いまだに時々聴きたくなります。 さて、今日はカカトの仕様とラストの関係についてのお話です。 靴に詳しい方ならご存知かもしれませんね。 これは、シングルヒールという仕様です。 特徴は、ウェルトとソールを縫っているステッチがカカトの周りになく、カカトがやや小さくなっています。 カカトが小さいので、シュッとして見えます。 それに対して・・・、 こちらは、ダブルヒールという仕様になります。 こちらが私たちシューリパブリックの標準的な仕様で、ウェルトをぐるりと一周させており、ウェルトとソールを縫っているステッチがカカトの周りにもあります。 シングルヒールに比べてカカトの大きさが少し大きくなりますので、見方によってはやや野暮ったいとかカジュアルっぽいというように見られることもあります。 シングルヒールがカカト周りを釘でとめているのに対し、ダブルヒールはインソールにウェルトを縫い付け、さらにウェルトとソールを縫っているので、 しっかり感においてダブルヒールのほうが勝っており、さらに構造の関係で衝撃吸収などの機能面でもダブルのほうが勝っています。 でも、ほんのちょっとだけですけど。 シングルもダブルも、それぞれにメリットとデメリットがありまして、それぞれ目的に合わせた仕様を選んでいただくのが良いのですが、 その前にひとつ気を付けていただきたいことがあります。 それは、ラストとヒールの仕様の関係です。 シングルヒール仕様にするには、製作上の都合でラストの底面に鉄板が打ってあるある必要があります。 こんなかんじです。 これは、私たちシューリパブリックの場合、ラストのモデルによって鉄板の有り無しが決まります。 打ってあるのは、現行のものでは「SRD」と「SRF」、それと女性用の「SRLA」で、そのほかの「SRC」と「SRE」と今は新規のご注文を受けていない「MRT」には鉄板はありません。 というのも、「SRD」と「SRF」はビジネス用の靴を作ることを想定しているラストなであるため、あらかじめ鉄板が打ってあります。 それなら、初めから全部に鉄板を打っておけば良いのではと思われるかもしれませんが、 カカト周りのラスティングのことを考えると、鉄板がないほうが仮どめのクギを打ちやすいというメリットがあるため、 作業性を考えると鉄板がないほうが好ましいのです。 そんな仕様になっていますので、お客様の中で鉄板の無いラストをお持ちの方は、ダブルヒールとなりますのでご了承ください。 また、これからご注文を考えていらっしゃる方は、鉄板のことも参考にラストをご検討ください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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