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靴ヒモの締め具合

カテゴリー: Message:伝えたいこと


靴ヒモがついている靴は、脱ぎ履きのたびに靴ヒモをほどき、さらに靴ヒモを緩めて脱ぎ履きをしていただくようにお願いしています。

お願いすること自体がちょっと変かもしれませんが、本来そうするものです。

そうしないと、履き口に無理がかかって脱ぎ履きのたびに靴が傷んでしまい、そのうちいくら靴ヒモを締めても締まらないということになりかねません。

まぁ、靴ヒモを緩めて脱ぎ履きするということに関しては、皆さんちゃんとやってくださっていると思いますので、特別なにもありません。

それよりも、なかなか難しいのが靴ヒモの締め具合です。

どれくらいの強さで締めたらよいのか、何ニュートンとか何キロとか、数値で表現することがなかなか難しいので、

ザックリな伝え方になってしまいます。

それでも、できる限りで伝えるなら、

まずしっかりとカカトを合わせて、そのうえで靴ヒモをややきつめに締めます。

ややきつめというのは、履いていて痛いとか不快と感じない程度にきつくしめること。

言い方を変えれば、履いていて靴の中で足が動かないようにヒモで締めるということです。

それって、文部科学省が奨励するどこかの高校の校則のようにもとれるかもしれませんが、決してそういうわけではなく、

靴はしっかりとホールドされていて、足が靴の中で動かないことが快適に靴を履くために必要な条件なのです。

街を歩いていると、靴ヒモをユルユルにしていてそのまま脱ぎ履きができるような履き方をしている方を見かけることがありますが、

あの履き方は脱ぎ履きの時は確かに楽かもしれませんが、実際に靴を履いて歩くときには非常に歩きにくいのです。

時間にして考えてみると、脱ぎ履きにかかる時間はほんの数十秒くらいなのに対し、靴を履いて歩くのはそれよりもはるかに長い時間です。

ちょっと考えれば、どっちが良いのかすぐにわかるでしょう。

靴の中で足が動かなければ、足が動いてその摩擦熱で靴の中が厚くなることを極力抑えることができますし、

さらに足が動くことで感じるストレスのために、足がより汗をかくことも抑えることができます。

その締め具合って、実際にどれくらいなの?という場合には、ぜひ私たちのイベントにお越しください。

今度の土日は大阪のRifare大阪店さんにてイベントを開催しますし、その翌週の11月17日(日)には、自由が丘のRifare自由が丘店さんにて開催します。

簡単なようでなかなかコツをつかむのって難しいのかもしれません。

私がこれくらいの締め具合ですというのを実際にお客様の靴でやってごらんに入れますので、興味のある方はぜひお越しください。

皆様のお越しをお待ちしております。

お知らせ

【 お知らせ 1 】

11月9日(土)と10日(日)に、Rifare大阪店さんにて恒例のイベントを開催いたします。

Rifare大阪店さんがグランフロントに移転して2回目のイベントとなります。

梅田駅からすぐですので、ぜひお立ち寄りください。

詳細に関しましては、後日改めましてお知らせいたします。


【 お知らせ 2 】

11月17日(日)に、Rifare自由が丘店さんにて恒例のイベントを開催する予定です。

今回も、お客様の足の計測をさせていただき、靴選びのアドバイスをさせていただいたり、どうして靴が合わないのかを計測結果から究明いたします。

また、ご希望があればシューリパブリックのオーダーメイド靴のご注文も承ります。

詳細に関しましては、後日お知らせいたします。


【 お知らせ 3 】

12月6日(金)と7日(土)に長野市のIVY PRODUCTSさんでイベントを開催する予定です。

前回に引き続き、今回もちょっとしたミーティングができたらいいなぁって思いながら、計画を立てていただいています。

詳細が決まりましたら、また改めてお知らせいたします。


【 お知らせ 4 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。



私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

 



 
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