最近はお伝えしたいことがたくさんあって、本題の前にちょっとだけ書かせていただいています。
今日のお伝えしたいことは、こちらのスプーンに関係することです。
このスプーンは、金物で有名な新潟県の燕市の小中学校の給食で使われているモノ(シルフ給食スプーン)です。
子供たちが使いやすいような重さや形状で、口に入れたときに違和感がないようにしっかりと面をとってある作りになっています。
普通にホームセンターなどで売っているスプーンやフォークだってちゃんと面をとってあるはずでケガをするようなことはありませんが、
使う人を小中学生と限定して彼らが最も使いやすいようにと考えて、ベストな形状に作り上げているところが興味深いです。
ちなみに、重さに関しては給食当番がクラス全員の数十人分を運ぶ際に、負担にならない重さということを考慮したそうです。
実際に我が家でも家族3人で使ってみたところ、確かに重さはやや軽めでしたが口当たりが非常に良くて、持った時の持ち易さも素晴らしく、小学生の娘は早速気に入っていました。
このようなスプーンやフォークにかかわらず、日々使うモノはもっとこだわって気に入ったものやストレスなく使えるモノを追求しても良いと思います。
探してみると、重さや形状がたくさんあって、きっと自分好みのモノを見つけることができるはずです。
フォークやスプーンに関しては、実際に身体に触れるモノですから、一度気に入ったものを探し出して使ってみるとその良さを実感できるはずです。
そのほかにも、日々着るTシャツだって、素材や形状がたくさんありますから、中途半端なものをムダにたくさん買うよりも、気に入ったものを必要なだけ買うというのが良いのでしょうね。
下着だって、靴下だって、然りです。
ただ、靴はなかなかそういう訳にいきません。
人間の足は驚くくらい形や大きさがマチマチで、形状とサイズだけ見てもちゃんと足に合っているものを見つけ出すのはかなり困難です。
そこにデザインや色、素材という要素が加わってくると、納得のいく靴に出逢えるのは天文学的な可能性となってしまうかもしれません。
そう考えると、足に合わせて作るオーダーメイドの靴は、少なくともストレスなく履いていただくという点だけをとってみても、十分にメリットがあると言えるでしょう。
さて、本題に進みます。
先日、このブログでご紹介しました青紫の革ですが、たくさんお問い合わせをいただきまして、再度掲載させていただくことにしました。
最も多かったご質問が、「どんな色?」といったような内容でした。
PCのディスプレイによって、色の見え方が全く異なってしまいますから、難しいですよね。
今回は、これまで何度か登場している革と一緒に写真を撮ることで、何となくイメージをつかんでいただこうと考えました。
今回ご紹介する青紫の革の上に、右からBugatti(黒)、ELBAMATT(ネイビー)、ヴァケッタ800(ネイビー)を置いてみました。
ELBAMATTのネイビーは、暗いところで見ると黒に見えてしまうくらい濃い色で、それに比べるとヴァケッタ800のネイビーはやや明るめです。
いかがでしょうか、イメージが掴めましたか?
ちなみに、今回ご紹介している青紫の革は、シュリンクの革です。
シュリンクの革は、やや柔らかめのものが多く、この革もやや柔らかめの仕上がりとなています。
ですが、決してクタクタのコシがないようなソフトレザーとは違って、しっかりとした靴になる革です。
みなさん、とっても興味を持ってくださっているようで、この革でどんな靴が出来上がるのか私も楽しみです。
ぜひ、実物をご覧になってみてください。
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