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コバ削り

スニーカーや多くの既製品のように、出来上がったソールをアッパーと貼り合わせるような、セメンテッドの靴は別として、 いわゆるウェルテッドと名の付く靴のソールは、削って形を決めていきます。 たぶん、なかなかイメージができないのではないでしょうか? これが、削る機械です。 グラインダーとかフィニッシャーなどと呼ばれています。 ウェルテッドの靴の場合、ウェルトをかけた状態のアッパーにちょっと大きめのソールを貼り付けて、余分な部分をトリミングしてからソールのコバを削ります。 こんな感じで。 今はだし縫いをする前の状態で、粗削りをしています。 だし縫いを終えてからも同じような作業を行うのですが、この作業はどのように削れば良いというゲージも設計図もないので、コバのラインはまさに削る人のセンスにゆだねられます。 粗削りの状態ですが、私はこんな感じのラインが好きです。 あまりこれでもかというような極端なメリハリは出さずに、あくまでも自然体であって、でもパッと見てキレイだと感じていただけるようなライン。 コバのラインにも、作り手のこだわりや個性が出てくるものなのです。 ★★★お知らせ★★★ #SRF×オックスフォードは、オーダー受付中です(数量限定)。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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