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ミシンで縫った糸が切れたときには

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


靴の履き口などの糸は、履き方にもよりますが擦れて切れてしまうことがあります。

糸

工房の中を探してみましたが、あいにく糸が切れそうな靴がなかったので、この履き口の部分が切れそうという仮定で進めましょう。

糸

靴のアッパーを縫っている糸は基本的にポリエステル糸で、下糸はビニロン糸です。

どちらも熱で溶ける性質のものです。

上糸でも下糸でも、糸が切れかかっているときの対処法はと言いますと、

糸

それ以上傷口が広がらないように、ライターの火を近づけて切れている糸の先を溶かし、固めてあげるというのが一般的な方法です。

そのまま放置していると、どんどんほつれていってしまうこともあります。

このような処置は、専門家じゃなくとも簡単にできることですので、ぜひ覚えておいてください。

ポイントは、ライターの火を近づけて溶かすのであって、糸を燃やしてはいけません。

小ネタをたくさん覚えて、簡単な修理であればご自身でやっていただけると良いでしょう。

 

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