明日から開催するイベントの準備のため、前日入りで一宮に来ています。 今朝、3時半に家を出て、かなりたくさん時間をかけて来ました。 途中、諏訪湖SAで日の出を見て、明るくなり始めた諏訪湖の景色を撮ってきました。 5年くらい前だったか、家族旅行で御神渡りの時期に諏訪湖に来たことがあり、そこそこ遠かったような印象がありましたが、 今回は1回目の休憩が諏訪湖で、ちょっと変な感じ。 諏訪湖SAでは、何をするでもなくただ写真を撮って出発。 その後、ちょっと大きなサービスエリアがあると仮眠をとり、結局はトータルの時間の3分の1くらいは寝ている時間でしたが、 予定よりもちょっと早めに一宮に到着しました。 そうそう、「一宮」のアクセントですが、私は「三宮」と同じアクセントだと思っていたところ、 会う人会う人すべての方が「ち」と「の」にアクセントがあって、 例えるなら「千代の富士」とか「カキツバタ」と同じだったので、これが正しいのかもしれません。 明日とあさって、一宮にお越しいただき方がたくさんいらっしゃると思いますので、正しいアクセントで地元の人っぽく発音してみましょう。 そんな一宮で、予定よりもちょっと早めに会場に行って、荷物を下ろしたりブースのコマ割りなどをし、 その後は一宮商工会議所のMさんにお会いして一宮のことを教えていただいたり、今後のことを打ち合わせして、 とりあえず今日の予定は終了です。 当初の予定では、駅の前でチラシを配ろうと思っていたのですが、駅前で演説している人がいたり、思っていたよりも早く日が落ちてしまって、チラシ配りはできませんでした(残念)。 暗くなってから、一宮の西口を散策してきました。 ちょっと離れたスーパーに行ってみたのですが、高々その数十分でこの土地の方々のことが少しだけわかりました。 というのも、例えば道を歩いていて誰かの邪魔になってしまったようなとき、東京だったら何も言わずによけるか、もしくはちょっと会釈をする程度だと思うのですが、 一宮ではみんながみんな「ごめんなさい」という感じではっきりと声に出して伝えていたのです。 私は歩くのが結構早いので、やたらと頻繁にそういう境遇になって、毎回毎回そうだったので間違いないでしょう。 さらに、消防署の前を歩いていたときには、署員の方が・・・、 「こんにちは~。」 って声をかけてくれて、これは間違いなくちゃんと声を出してコミュニケーションを取る土地柄なのだと思います。 皆さん、郷に入りては郷に従って、気持ちよくコミュニケーションが取れるように積極的に声を出してみましょう。 さて、明日は9時に会場に入って準備をし、12時オープンです。 お天気も大丈夫そうなので、ぜひ皆さんイベントにお越しください。 場所は、一宮商工会議所の建物の向かいにあるレトロなビル「Re-TAiL」です。 お気をつけてお越しください。 そうそう、クルマでいらっしゃる方は愛知県に入ったらZIP FMを聴いてみてください。 周波数は、77.8MHzです。 8時5分くらいからの番組で、このイベントを紹介して頂く予定になっています。 マイカさん、よろしくお願いします。 ★★★お知らせ★★★ 11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、 クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。 一宮はモーニングサービスの発祥の地です。 イベントにお越しいただく方は、ぜひこちらをご覧ください。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む余談なのですが、先日東京モーターショーが幕を閉じました。 昔は、モーターショーといえば世の中がこぞってその情報を伝えたものでしたが、最近のモーターショーは何となく寂しい感じがします。 流れの中心はEVやら自動運転やらで、それらがドライバーにとってワクワクすることではないからかもしれません。 クルマに乗る楽しみは、少しでも運転が上手になることや、クルマに乗ってどこか遠くに行くことだったと思いますが、 前者はすでに感じることができなくなっています。 いやいや、私の運転が上手くなったのではなく、クルマがそつなくこなしてくれるので、うまくなる必要がないというか、うまくなる余地がないというか、 このオートマが中心の世の中で荷重移動だのトラクションだの言ったところで、そんなことはすべてクルマがやってくれることですから要らない情報です。 それに、どんなクルマでも必要以上に速いです。 つまり、運転が上手になる必要もないし、ほとんどのことをクルマがやってくれるのなら、クルマを運転する楽しみがなくなってしまうのも当然と言えます。 例えるなら、自動で制御してくれるスノボやスキーがあって、それに乗っているだけで上手にもならない、誰でも早く滑ろうとすればいとも簡単に滑れてしまうというようなものです。 魅力ないですよね。 なので、私のクルマの楽しみは、どこか遠くへ行くときの景色と、行った先で食べるその土地のモノです。 クルマである必要があると言えば、荷物が多少多くても大丈夫ということと、駅じゃなくてもどこでも止まれることくらいですね。 みんな、マニュアルのクルマに乗ればよいのにって思います。 ブレーキとアクセルを踏み間違えることもないでしょうし。 元気なうちに、マニュアルのクルマに乗っておきたいと思います。 それも、ちっちゃくてちょっとダメなくらいのヤツが良いです。 さて、今日は革のご案内です。 今週末に愛知県の一宮市でイベントを開催するのですが、その準備として持って行く革のチェックをしていたところ、 すっかり忘れていた革が出てきました。 「Brazil」という革です。 タンナーさんの名前を聞いていなかったのですが、IncasとかConceria800とか、そのあたりのトスカーナにあるタンニンなめしを得意とするところだったはずです。 黒の革で、多少シボがあるのですがVacchetta800ほど強いシボではなく、かと言ってスムースとも違います。 ただ、靴になった時にはつま先のシボはほとんどなくなってしまうので、雰囲気的に見ればスムースの方が近いかもしれません。 この革の特徴として、黒い革ですがフォーマルではなくカジュアルの服に適した革であること、 そして生地がとってもしっかりしていること、 さらに革自体の雰囲気がとっても素晴らしいことが挙げられます。 以前からお勧めしているような、服の雰囲気は黒系なのに、黒いスムースの靴を履くと全体的に重々しくなってしまうような時に、ぜひ履いていただきたいと思います。 なので、この革でプレーンのチャッカブーツやプレーンのギブソンブーツなどを作って、カジュアルな要素を含みつつもブリティッシュの雰囲気というスタイルになります。 裏もキレイです。 そんな革ですが、残念ながらあと1足分しかありません。 冬の間はメルトンのコートやツイードのジャケットを着るという方、もしくは春から夏にかけてはスーツは着ないけれどあまりだらしない恰好はしたくないという方、 ぜひこんな革で作ってみてください。 ご希望の方は、お早めにメールでご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ 11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、 クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。 一宮はモーニングサービスの発祥の地です。 イベントにお越しいただく方は、ぜひこちらをご覧ください。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読むこの数日間、来週末の一宮でのイベントに持って行く革小物の製作をしていて、メインの靴製作の作業が思いのほか進みませんでしたが、やっと片付きました。 キーホルダーやらパスケースやらとりあえず必要な数が完成して、やっと明日から通常の作業に戻れます。 とはいっても、いつもと違うことをしていると、なんとなく遊んでいるみたいで罪悪感があるものの、ちょっと楽しかったです。 あとは、出発の前日に荷物をまとめてクルマに積み込めば完了です。 さて、今日のお客様は、東京都にお住いのNUさんです。 ご注文を頂いていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 NUさんは、今回の靴が2足目になります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、黒のシュリンクの革を使ったギブソンブーツです。 「ブーツはもしかしたら履いた時に違和感があるかもしれない・・・。」 とおっしゃっていましたが、実際に履いて歩いていただいたところ、 「大丈夫そうです。」 とのことでした。 まだまだ履き初めで、靴自体も馴染んでいないため、結論を出すのはちょっと早いかもしれませんが、見た感じでは大丈夫ではないかと思いました。 以前は、ちゃんと足に合う靴に出逢えなかったために、スニーカーの方が履きやすいと思っていらっしゃったそうですが、 前回納品したこのオックスフォードを履くようになってから、考え方がガラリと変わったそうです。 「革靴は、スーツを着たときのみ履くものだと思っていました。でも、こうして履いているとスニーカーよりも履きやすいですし、履く頻度がとても高くなりましたよ。」 とおっしゃっていました。 ともあれ、ギブソンブーツはこれから履き込んでいただくととっても足に優しい履き心地に成長していきます。 足首をしっかりとホールドしてくれて、その安定感が病みつきになるかもしれません。 ぜひ、たくさん履いてあげてください。 今日はありがとうございました。 靴のスペック デザイン:ギブソンブーツ レザー: シュリンク ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド ★★★お知らせ★★★ 11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、 クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。 一宮はモーニングサービスの発祥の地です。 イベントにお越しいただく方は、ぜひこちらをご覧ください。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日のお客様は、栃木県にお住いのSさんご夫妻です。 ご注文を頂いていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 Sさんご夫妻は、これまでにもすでにたくさんの靴をご注文いただいています。 特に、ご主人が大変気に入ってくださっていて、いつも熱くシューリパブリックの靴のご感想をお話してくださいます。 今回完成したのは、ご主人がフルブローグのギリーシューズで、 こんな感じでてんこ盛りです。 いろいろ検討されているときに、以前から気になっていた靴+ギリーシューズということで、こうなりました。 結果、とっても格好良いと思います。 これは、目を引きますよ。 重厚感があって、とってもステキです。 そして、奥様は、 プレーンのオックスフォードです。 こちらは、シューリパブリックでは珍しくカーフが入荷したのでそちらを使い、カーフの質感を生かしてつま先はプレーンになりました。 色は、黒じゃないですよ、ネイビーです。 ちゃんとストッキングも色を合わせてくださっています。 Sさんご夫妻は、これまでにご注文いただいた靴を見ていると、ご主人は比較的ベーシックなものが多く、 奥様は結構攻めています。 お二人が今日履いていらっしゃった靴がこちら。 ご主人のギブソンブーツと、 奥様のギリーシューズ(グリーン)です。 女性は、ストッキングやスカートとあわせてアヴァンギャルドな色の靴も履けますから、そんなところがいいなぁって思います。 Sさん、我々も派手に行きますか。 来週、一宮でお待ちしております。 お気をつけてお越しください。 靴のスペック(ご主人) デザイン:フルブローグギリーシューズ レザー: キップ(型押し) ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 靴のスペック(奥様) デザイン:オックスフォード レザー: カーフ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRLA+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド ★★★お知らせ★★★ 11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、 クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。 一宮はモーニングサービスの発祥の地です。 イベントにお越しいただく方は、ぜひこちらをご覧ください。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読むここのところ、一宮のイベントの話ばかり書いているような気がしています。 もう、イベントは来週末に迫っていまして、おおよその作業は完了しましたが、あと少しだげちょっとした革小物の製作をしなくてはいけないといったところです。 そして、今日のこりのグッドイヤーウェルテッドのギブソンシューズが完成しました。 Vacchetta 800を使って製作したネイビーのギブソンシューズです。 そうそう、この革に関して1点訂正です。 このVacchetta 800はTempestiの製品だとばかり思っていましたが、確認したところ同じイタリアのConceria 800社のものでした。 すみません。 とにかく、そのVacchetta 800を使ったギブソンシューズは、まぁなかなかの雰囲気に仕上がっています。 靴を作っていると、「木を見て森を見ず」という言葉を思い出します。 既製品の靴を見ると、本当にキレイに仕上がっていて、先日ちょっと立ち寄ったある靴メーカーのアウトレットショップでは、ほんの少しだけ革に問題があるからということでB品になっていました。 もちろん、作り手はできる限り良いモノを作ることは必要ですが、天然由来の素材を使って製作するうえでちょっとしたトラ(仔牛の身体にあるスジ状の柄)まで検品ではじかれる要因となっています。 その程度があまりにもひどいモノは確かに検品ではじかれてしまいますが、それをはじいていたら靴を作れなくなってしまうと思うような印象も受けました。 かつて聞いた話では、日本の靴の企画では、革の味と言えるようなまだらな部分も検品ではじかれてしまうために、それを嫌ってまだらにならないようなベッタリと顔料を塗った革を使うようになったらしいです。 昔の話ですが・・・。 裁断する前の革を見ていただくと、部位によって色味が全く違うモノもあったり、シュリンクの質感が全く違っていたりということはザラです。 そういう条件の中で見栄えばかりを優先してモノづくりをしていては、良いモノなんてできません。 靴は天然由来の素材を使っているからこそ履きやすいということを理解して、全体の雰囲気を見ていただきたいと思います。 そんな基準で見ると、なかなかの雰囲気に仕上がっているギブソンシューズです。 こまかい部分はザックリですが、つくりの部分や仕様においてはけっこう良いと思います。 もう、イベントに持って行く予定の16足は、みんな靴箱に入りました。 このほかに、ハンドソーンウェルテッドの靴のサンプルを10足ほど、そしてイベントで使うテーブルやイス、ポップやパネルを立てるイーゼル、その他こまごましたものを持って行かなくてはいけないので、 全部クルマに積めるのかがかなり心配です。 そんな心配は積み込みの時にすればよいとして、 今回のグッドイヤーウェルテッドの靴は、いわゆる普通の既製品とは違う、オーダーメイド靴屋が作った既製品です。 ラストの形状もかなり複雑ですし、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴と同じ素材をたくさん使っています。 オーダーメイドの世界へ足を踏み入れるステップとしても良いですし、普通の既製品ではちょっと物足りない方にも良いと思います。 サイズ表記がUKサイズですのでちょっと迷ってしまうかもしれませんから、なるべくお客様の足を計測して最も良さそうなサイズのモノをお渡しできるようにしたいと考えています。 シューリパブリックの靴の特徴は、優しい履き心地、真夏でも蒸れにくいつくり、長時間履いていても疲れにくいといったところでしょうか。 皆様のお越しをお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ 11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、 クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。 一宮はモーニングサービスの発祥の地です。 イベントにお越しいただく方は、ぜひこちらをご覧ください。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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