今日は空気が澄んでいて、とっても良い天気でした。
これは、浅草の隅田公園で撮ったものです。
4月の初めころにはまだ桜の花が咲いていたのが、今ではこのような新緑でいっぱいです。
さて、今日はちょっと雰囲気のある素敵な革が入荷しました。
こちらの革です。
通常、私たちが使うのは主にキップという、生後だいたい1年くらいの牛の革が多いのですが、こちらはそのような分け方ではなく、もう少し成長した牛のお腹周りの革で、ベリーと言われる部分です。
ベリーは、一般的にはあまり良い部分ではないのですが、今回入荷したものはおそらく専用のなめし、もしくは仕上げをしていて、生地もしっかりしていて、なかなかクオリティの高そうな革でした。
このような模様の型押しの革で、写真で伝わるかちょっと心配ですが、実際に触ってみると結構質感が良いです。
ベリーは、先ほども書きました通りお腹周りの部分ですので、このような細長い形をしています。
革の特性の都合で、どうしてもわきの下の部分はちょっとクタクタになりやすい為靴には使いませんが、それ以外の部分は本当に質感が高いですよ。
厚さを測ってみたところ、1.5mmでした。
感覚的には、ELBAMATTと同じくらいと思っていただければ良いと思います。
じつは、私はこの革を見つけた時にはてっきり黒だと思っておりまして、クロムの影響でやや緑がかているのだろうくらいに考えていたのですが、持ち帰って黒のBugattiと比べてみたら・・・、
なんとこれはグリーンの革でした。
それも、かなり濃い目のグリーンですので、ちょっと面白い靴が作れるのではないかと思っております。
今回入荷したのはこの1枚のみ、大きさは2足分です。
チャッカブーツのようなちょっと革の雰囲気を前面に押し出すようなデザインも良いですし、フルブローグのようなゴチャゴチャ感を出すようなデザインも良いでしょう。
私も個人的にこの革を大変気に入っています。
ご興味のある方、ぜひ実物をご覧になってください。
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