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手作業のラスティング

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


10年後に無くなる仕事とか、AIの普及で仕事がなくなるなどと言われていますが、

靴を作る仕事もAIを装備した機械にとってかわるのかということを考えてみたところで、先のことはわかりません。

でも、少なくとも今現在の技術では、ラスティングに関して言えば手作業の方が圧倒的に良いものが上がります。

私もかつてトゥラスター(つり込みの機械)を使って靴を作る仕事をしていた経験がありますが、機械の構造や動きから見ても、履き心地や型崩れの少なさにおいては手作業で正確に作ったほうの圧勝だと思います。

仕方ないと言えば仕方ないわけで、トゥラスターはあくまでも大量生産を前提としているわけですから、1足の靴の革の状態を確認して正確にということは難しくなります。

個体差のある革を、いかにシワを出さないでキレイに上げるかという機能はついていても、履き心地とか型崩れしにくいということに関しては、手作業にかないません。

ラスティング

履き心地がよくて型崩れしにくい靴を作るには、ラスティングの際に引く方向と引く力が重要になります。

引く方向においては、トゥラスターとはちょっと異なります。

そんな細かいことを言ったところで、履いている人にはわからないんじゃないの?

と思うかもしれませんが、30分も履いていただければ足をホールドする感覚が機械でラスティングしたものと全く違うということを感じていただけるはずです。

将来的にはAIに抜かされてしまうかもしれませんが、今はまだ圧倒的に人間の勝ちです。

 

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