余談ですが、今年の夏はとっても暑かったこともあって毎日エアコンの効いている部屋の中にいて、なんとなくだるい日々が続いています。
決して体調が悪いわけではないのですが、なんとなくだるいっていうのは困ったものです。
やっぱり運動不足なども関係しているのだろうと思いつつ、こんなに毎日暑いと外で運動するのもちょっと心配になってしまったりして、なかなか運動ができません。
もう少し涼しくなったら、出勤は歩いて行くのも良さそうですし、ちょっとした移動でも心がけて歩いてみようと思っています。
また後日詳しくご紹介する予定ですが、人間は歩くことによって単なる運動不足の解消だけではなく、様々なメリットを得られるそうで、体内時計を制御している自律神経の安定化などをはじめとする不調の改善に効果があるのだとか。
体調を良い状態に保つために、毎日薬を飲むのも悪いわけではありませんが、これが歩くことでこれに近い効果を得られるのだとしたらやってみる価値があるかもしれません。
私もやっぱり体調は良い状態を保ちたいので、今年の秋は心がけて歩いてみようと思います。
併せて、それに適した歩いて健康になるための靴もちょっと考えてみたいと思っています。
さて、昨日は私たちシューリパブリックの20周年記念モデルのお知らせをいたしましたが、少しずつですがご興味を持ってくださる方がいらっしゃって、本当にありがとうございます。
今日はその中でも、ちょっとエッヂの効いている方に響きそうなこちらの革について詳しくご案内したいと思います。
昨日はこちらの革の色名を「やまぶき色」とお伝えしましたが、じつはこの色にもイタリア語の色名がありまして、#cuoioと言います。
日本語で言うと「革」という意味なのですが、いわゆる天然の革の色を意味しているのだと思います。
ですが、それに反して実際の色は間違いなくやまぶき色。
なので、色名は#cuoioでもやまぶき色でもどちらでも構いません。
基本的にこのAvancorpi Krustという革は1.6㎜という厚さに対して生地がかなりしっかりしていて、ですがなめしの関係でゴワゴワした感じではなく革そのものは比較的柔らかめです。
例えるのなら、以前に使っていたスコッチスウェードのような感じでしょうか?
しなやかなのにしっかりしているという点で、似ているかもしれません。
こうして見てみると、決して薄いという感じではありませんね。
革の裏側はこんな感じで、毛足が大変短くキメがそろっています。
では、この革でどんなデザインの靴を作りましょうかということですが、お客様にうかがったところで一番多かったのが、トリッカーズのカントリーラインのようなフルブローグやセミブローグのブーツだそうです。
Lストームのウェルトを使ってソール周りにボリュームを出し、カジュアルテイストを前面に出した仕様といったところです。
もしくは、敢えてブーツではなくフルブローグやセミブローグのシューズも格好良いかもしれません。
もちろんモンキーブーツやモンキーシューズも格好良く仕上がりそうです。
この革はこの春の展示会用のサンプルで、おそらく追加で買おうとしても買えないと思いますので、各色3足分で終了になります。
なかなか貴重な馬革で、それもしっとりとした大変雰囲気の良い革なので、ぜひ格好良いデザインの靴を作っていただけると嬉しいです。
★★★お知らせ★★★
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。