明日、クルマを修理に持って行く予定です。
先日もお伝えしました通り、メーターの何らかにおいてエラーがあったようで、エラーメッセージが表示されています。
幸いなことに、保証期間内なので無償で修理していただけるとのこと。
最近は保証期間があるのが当たり前ですが、とりあえずは保証期間内で良かったです。
私の場合、有償ですが5年間の保証サポートに入っているので、よほどじゃない限り5年までは安心なのですが、やっぱりクルマは機械ですので壊れないと言い切れません。
壊れないと言えば、我々日本人は機械は壊れないモノという認識が当たり前のようにありますよね。
身近なところで言えば、スマホは壊れないのが当たり前、冷蔵庫や洗濯機も、テレビもラジオも壊れないのが当たり前だと思っています。
だいたい、クルマのボンネットを開けて頭を抱えている人を見なくなりました。
壊れないので、何も気にしないでそのまま使い続けています。
さらに言えば、メンテナンスフリーといわれるものも多くなっていて、とにかくメンテナンスをする必要がありません。
それくらい精度が上がっているということなのでしょう。
でも、そのようなものに囲まれて生活をしていると、何でもかんでもメンテナンスフリーが当たり前だと思ってしまいますが、
これ、間違っています。
機械式の腕時計は、目安としては4年に1度はオーバーホールをしてもらう必要があります。
クォーツ式の腕時計だって、4年とは言いませんが何年かに一度はメンテナンスをしてもらう必要があります。
クルマは、勝手にユーザーがメンテナンスフリーだと思っているかもしれませんが、機械である以上定期的なメンテナンスが必要です。
ましてや、これから暑くなってエアコン多用でバッテリーに負担がかかることだって考えられますから、バッテリーの状態をしっかりと確認してもらったり、
タイヤの空気圧やエンジンオイルをはじめとする各オイル類を確認する必要があります。
確かに、機械の精度が上がってメンテナンスを多少さぼっていても壊れにくくなっていることは良いことかもしれませんが、
壊れないのが当たり前だから、何かを維持するのに費用が掛かるということに対して抵抗があるというケースもあるかもしれません。
私が気にし過ぎなのかもしれませんが、(またクルマの話で申し訳ありません)高級車のタイヤが交換時期をかなりすぎていて溝が完全になくなっていて危ないようなケースとか、
靴のカカトが極端にすり減っていて、それはちょっと足にも良くないんじゃないの?と思えてしまうくらいの靴など、
最低限かかる費用というものがあって、それを惜しんでいるようなケースを見ると、ちょっと違うと思ってしまいます。
機械だって靴だって、使っていれば摩耗してきてオーバーホールや修理が必要になるのは当然のこと。
すべてがメンテナンスフリーではなく、
すべてが維持費がフリーではなく、
修理をしながら愛着を持って永く大切に付き合っていくものもあるということを、もちろんご存知だと思いますが今一度認識してほしいと思います。
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