私はここ2年くらいガラケーを使っています。
その理由は、以前に使っていたスマホがちゃんと反応しなかったり、電話機としてイマイチな部分が多かったり、バッテリーがすぐになくなったり、とにかく使っていてストレスが多かったためです。
2年前にガラケーに変えてからは、月々の費用は安いし、電話はちゃんとかけられるし、バッテリーは半月くらい持つし、良いことばかりです。
でも、最近になって時々用が足りないと感じることも起こるようになりました。
たとえば、出張に出たときに電車の乗り換えを確認するときや、ちょっと写真を撮っておきたいと思ったとき、さらには知らないところへ地図を見ながら行く時などです。
メールのチェックなども、やっぱり手軽にできた方が良いですよね。
とりあえず、小さめのタブレットを持ち歩いてはいるのですが、さすがにリュックからタブレットを取り出すのはちょっと面倒です。
ましてや電車が混んでいたり、もしくは運よく座れた時などはゴソゴソと荷物をいじるのも周りの方に迷惑になるような気がして、こんな時にスマホがあったらすぐにポケットから取り出して使えるのにと思ってしまいます。
だったら買ってしまえばよいのにと思うのですが、使うのが主に電車で出張に出たときでして、頻度としては年に10回くらい。
そう考えると、無くても良いかなぁって思ってしまいます。
と言いつつ、世の中がスマホありきになっているので、やっぱり必要なのでしょうかねぇ・・・?
あまり使わないとわかっていながら、モノが増えるのはあまり好ましいことではありません。
それだけ持ち物が増えるわけですし、生活の中で気にしなくてはいけないものも増えてしまいます。
煩わしいです。
煩わしいつながりで、私はとにかくモノが壊れるのが嫌で、ついつい丈夫なモノを選んでしまいます。
ひとことで言えば、かなりのオーバークオリティ。
最近、キャリーカートがだいぶ弱ってきたので買い替えたのですが、それがまたとっても丈夫そうなヤツで、
マグナカートというモノなのですが、その中でもアルミ素材を使っていない、重くて丈夫そうなモデルにしました。
こういう摺動部分もかなりしっかりできていて、写真で見た以上に丈夫そうです。
おまけに、たたんで小さくなるという機能もあって、
私はこの機能はナシでもっと丈夫に作ってもらえたらと思いましたが、それでも十分な強度がありそうです。
そんな考えでモノづくりをしているくらいですから、基本的に私が作る靴のコンセプトには「丈夫」というキーワードが入っています。
どうして丈夫である必要があるのかと言えば、理由のひとつとして上で書きました通り壊れると煩わしいからです。
大人はただでさえ忙しいのに、そのほかに靴が壊れたからと時間を作って足に合った靴を探さなくてはいけないというのは、大変なことです。
新しい靴を買うのが好きという方は別として、靴はいつまでも壊れないで履けて欲しいと思っています。
そしてもうひとつ、履き込んで足に馴染んできた靴は、とにかくとても履きやすいのですが、
それが壊れてしまっては、また新しい靴を最初から育てなくてはいけません。
なので、私が考える靴は「快適に永く履けること」ということを大切にしています。
また、靴の壊れやすい部分はだいたい決まっていますから、簡単に修理ができるようになっていれば、修理をしてまた快適に履くことができます。
そんなつくりも、永く履くうえでとても大切なことです。
こちらの靴は、昨年ご注文を受け付けた「雨の日&出張用のチャッカブーツ」の試作品です。
私がテスト用として履いてから製品化したのですが、この靴もとっても丈夫で壊れる気配がありません。
ハンドソーンウェルテッドの靴も、基本部分はとても丈夫な作りにしていまして、耐久性を重視しつつ壊れたときにはしっかりと修理ができるような作りになっています。
やっぱり多少荒っぽく履いても問題ないくらいのモノが良いですよね。
日々の中で、煩わしいことは極力少なくありたいと思っています。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
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