今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。
今日も先週に引き続き、クルマに縁のあった一日でした。
というのも、昨日も書きました通り、クルマのメーターにエラーメッセージが出まして、それがECUのエラーのためユニット交換となってけっこう時間もかかるらしく、お預かり修理になるとのこと。
そんなわけで、午前中にクルマをディーラーさんに届け、代車をお借りして戻ってきました。
代車をお借りするのは久しぶりです。
前のクルマの時は、何かとトラブルが多かったので頻繁に借りていましたが、今のクルマに乗り換えてからは初めてです。
どんなクルマをお借りするのか楽しみにしていたところ、
こちらを用意していてくれました。
真っ赤なゴルフヴァリアント コンフォートライン です。
自動車好きな方ならご存知かもしれませんが、ゴルフでコンフォートラインといえば、いわゆるベーシックグレードです。
エンジンの排気量は上のグレードの1.4リッターに対してこちらは1.2リッター。
馬力は1.4リッターの140に対してこちらは105ほど。
あとは、リヤサスペンションの構造が違っていたり、タイヤのサイズも違うなど、まさにベーシックグレードにふさわしい仕様です。
ただ、今回お借りしたクルマは、ナビやオートエアコンなどがあり、装備的には十分豪華な仕様でした。
そんなコンフォートラインですが、たぶん多くの人たちが「ベーシックグレードでしょう?」的な見方をしているのではないかと思います。
私も何かの記事を読んだ時に、そんなことが書いてあったのでどんな風に違うのかといつか乗ってみたいと思う程度でしたが、
なかなかどうして、よく走ります。
少なくとも、一般道を走る分にはトルク不足を感じることはありませんでしたし、走っていてとっても快適でした。
エンジンの排気量が小さい分、こちらの方が燃費も良さそうです。
エンジンは大きい方が良いとか、サスペンションは複雑なほうが良いなんてマニアの間では当たり前のように言われていることですが、実際に乗ってみるとノーズが軽くて走りが軽快で、全く何の不満もありません。
いかに私たちがこれまでスペックやイメージに振り回されていたのかを実感しました。
もちろん、すべてがベストではなく、こんなふうに走るのなら違う仕様に変えた方が良いという部分もあるかとは思いますが、選択肢から外すようなものではないことは間違いありません。
たぶん、靴においても同じようなことが言えて、とにかくハンドソーンやグッドイヤーウェルテッドじゃないとだめだとか、セメンテッドは良くないなどという、
もしくは、このブランドはちゃんと作っていてこの知らないメーカーのものはダメだという、変な先入観をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、
製法の前にその靴がどれくらいちゃんと作られているか、どんなコンセプトで作られているのか、これらはあまり数値で表されることではありませんが、実際にもっと深い部分を知っていただきたいと思います。
ぜひ実際に使ってみて、良かったとか悪かったという評価をしてください。
ディーラーさんで世間話をしているときに、こんなものを勧められました。
ワーゲンでも今月から売り出した発煙筒だそうで、クルマが何かのトラブルに遭遇してガラスを割らなくてはいけない時に、この端っこの黒部分がハンマーの代わりになろうとのこと。
へぇ~ということで買ってみました。
でも、いざという時にはクルマのヘッドレストを引っこ抜いて、軸の部分をハンマー代わりにすることができますから(イギリスの友人が教えてくれました)、この発煙筒は要らないって言えば要らないのですが。
車検の時に結構高いお金を払って買わされることもあるので、車検が近い方は事前に使用期限の長いものに変えておくと良いでしょう。
★★★お知らせ★★★
【お知らせ1】
11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。
【お知らせ2】
Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。
恵比寿店は、 7月23日(日) 11時~20時
大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時
名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時
となります。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。