少し前にこの革と一緒に入荷したヤツはご紹介したのですが、こちらはすっかり忘れていました。
以前にご紹介したのは、これと同じELBAMATTのやまぶき色の型押しバージョンでさらに手もみ加工を施したものでしたが、今回ご紹介するのはELBANMATTのやまぶき色の型押しバージョンですが、手もみ加工を施していない素のバージョンです。
色味をできるだけ正しく表現しようと思いまして、カメラをいろいろと調整して、まぁだいたい近い色になっています。
型押しではないELBAMATTに比べると、オイルを多く含んでいる革は型押し加工の際に色がやや濃く変化するためやまぶき色でも少し落ち着いた感じになっています。
型押しなのでシワの入り方はシボに沿った感じで入ります。
また、明るい色の革は型押し加工で多少焼けるのでシボの部分がくっきりと出ます。
ただこれも靴になった時にはつま先やカカトの部分は薄くなってしまい、グラデーションのシボになります。
革の厚さは、元々の2.2㎜のものに型押し加工を施して0.3㎜ほど潰れて1.9㎜の仕上がりです。
でも実際にはかなりしっかりしているのでもう少し厚く感じます。
いつもながらELBAMATTは生地がしっかりしているので裏側もとってもキレイです。
この革は、入荷した時点でそもそもが小さいモノだったので、この革からとれる足数は1足のみ。
やまぶき色と言えどもなかなか落ち着いていて深みのある色なので、一年を通して履いていただけそうです。
そして、この革に合いそうなデザインは、私ならプレーンのチャッカブーツとか、もしくはフルブローグのブーツとか、モンキーブーツとか、何でも合いそうですね。
この革を使って何か作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。
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