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革を発掘しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

motown

ひとつお知らせです。 先日アップしたラストワンプラン(30)ですが、お客様の都合でキャンセルになりましたので引き続き受け付けを継続中です。 とってもキレイな深いワイン色の革なので、ぜひご検討ください。 さて、先日倉庫の中でラストワンプランに使う革を探していたら、いろいろと懐かしい革が出てきまして、その中でも今回ご紹介する革はとっても味があるというか個性的というか、とにかくとっても興味深いものです。 それがこちら。 一見すると普通の黒い革なのですが、じつは全然普通の黒い革ではなく、牧歌的というかのどかというか、ちょっと力が抜けているような革です。 写真だと伝わりにくいのが残念なのですが、きっと皆さんも実物をご覧になると納得していただけるのではないかと思います。 たとえば、 断面は芯通ししていないので生地の色が見えるのですが、その生地の色がいわゆるクロム鞣しの白っぽいグレーっぽい色ではなく、段ボールのようないかにものタンニン鞣しの色で、革の表面にもこのザックリな雰囲気がにじみ出ているのです。 普段はこうやってシワの入り方を確認していただいていますが、今日の場合はシワの入り方よりも光の反射の加減で質感を確認していただくのが目的です。 ちょっとおもしろいですよね。 そもそも、この革はそれ細ツヤが出ていないので、靴になった場合でもツヤの出ないクリームを使うとこの独特のゆるーい雰囲気を維持することができ、黒い靴なのに全然フォーマルじゃなくて、なんとなくいい感じの変化を遂げていくのではないかと思います。 なので、この革に適しているデザインはプレーンのギブソンブーツやチャッカブーツ、フルブローグのブーツ、モンキーブーツなど、フォーマルにしたくないデザインなら何でもOKです。 とってもステキな靴になりそうです。 今のところ、革は3足分ほどありますので、ぜひこの革で靴を作ってみたいという方はその旨ご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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