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ダブルモンク

余談ですが、来週後半には長野出張があるので今のうちにクルマのタイヤを交換してしまいました。 でも、私は毎年12月の初めころにはスタッドレスに履き替えているものの、雪が降ったことなんてほとんどなく、実際には保険のようなものになっています。 毎年月頃に長野に行っていますし、時には旅行で北の方へ行くこともあるのですが、それを含めても殆ど雪道を走った記憶がありません。 そのうち雪すら降らなくなってしまうんじゃないかと思っているものの、そう言っていると突然に凄い大雪になったりすることあって、なかなか思うとおりに行かないものです。 今回のタイヤ交換は、ボルトの取り外しの際にインパクトドライバーを使ってみたため、作業時間がトータルで15分くらい短縮したように感じました。 十字レンチでボルトを1本1本回すのと比べて、そんなに圧倒的な短縮になるような気はしませんが、なんとなく一瞬でボルトが外れてくれるのは気持ちの良いものです。 加えてタイヤ交換のあとには空気を規定値まで入れますが、今回はSUNの店主さんに教わった電動の空気入れを使ったので、これもあっという間でした。 気持ち的にはじっくり手作業でやりたいところですが、時間がない時には機械に頼ってしまうのも良いかもしれませんね。 さて、今日は納品待ちのWさんの靴をご紹介します。 レンガ色のカーフレザーで作ったダブルモンクストラップです。 カーフレザーは仔牛の革なので革のキメはとっても細かくてキレイなのですが、厚さが1㎜ちょっとほどなので、力のかかるストラップ部分にはしっかりと補強を入れています。 ダブルモンクストラップのデザインは、作り手によってストラップの角度が違ったりして結構個性が出ますよね。 私の場合、つま先側のストラップのバックルは固定なのに対して、足首側のバックルはビラゴムというゴムで止めているため、まっすぐに引っ張るとさすがに足の力に負けて伸びてしまいます。 そうなると、歩くたびにカカトが浮いてしまうので、少しでも角度をつけて簡単にのびないようにし、なおかつ内側のストラップが付いているハネと外側のハネを少しでも多く重ねるようにして摩擦の抵抗を大きくしてカカトが浮かないようにしています。 効果はわずかかもしれませんが、できることはしっかりとやって快適に履いていただけるように設計しています。 Wさんはしばらくお忙しいそうで、お越しいただけるのが年内ギリギリになってしまうかもとおっしゃっていました。 履いていただけるのを楽しみにしています。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリック20周年記念モデル第3弾は、完売いたしました。 ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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