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革×叩く

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

縫い割り

靴を作るときに、何かと使うのがハンマー。 靴の学校に通っている頃に、つり込んだ靴をハンマーで整形をする光景を見た時には、かなりの衝撃でした。 その他にも、ハンマーで叩く作業がたくさんあります。 例えば、コレ。 靴のカカト周りのパーツですが、縫い割りと言って表の面同士を合わせて縫い、この後に開くという手法です。 縫っただけでは、こんな状態なのですが・・・、 専用の台に乗せてハンマーで叩くと・・・、 ちょっと叩いただけでも、丸みを帯びてきました。 これをもっとちゃんと叩いてあげて、専用のテープを貼ってあげれば、かなりキレイな立体になります。 いったい誰がこんなことを思いついたのでしょう? イギリスでは、日本に比べるとこれほど叩きません。 それでも、時々キレイな形にするために叩くことはあります。 いわゆる先人の知恵ってヤツなのでしょう。 ちなみに、ミシンをかける工程で使うハンマーと、ラスティングの工程で使うハンマーでは、ヘッドの大きさが違います。 どちらも叩くだけなのに、微妙に使い方が異なるためだと思います。   10月までのイベント情報: 9月4日(日) Rifare自由が丘店さんにて、恒例の計測&オーダー会開催 (無理言ってスケジュールを変えていただきました。すみません) 9月9日(金)~11日(日) コージ製靴新潟工場さんの、ファミリーセールに出品します。 久しぶりのコージ製靴さんですが、今回はグッドイヤーウェルテッドのチャッカブーツ(黒)を出品する予定です。隠し球もあります。「ブログ観たよ」とお申し出ください。 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、早い者勝ちです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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